マルチカラーソートのレア6枚が
《カマキリの乗り手/Mantis Rider(KTK)》
《ラクシャーサの死与え/Rakshasa Deathdealer(KTK)》
《象牙牙の城塞/Ivorytusk Fortress(KTK)》
《ティムールの隆盛/Temur Ascendancy(KTK)》
《本質捕らえ/Trap Essence(KTK)》
《死者の王、ケルゥ/Kheru Lich Lord(KTK)》
というゴミプールを引いた挙句、構築ミスって3-3ドロップ。
正しく組めば(それでも青鹿2枚から始まる青白ビートときつめではあるが)ワンチャン7-2できるプールではあった。ヘタクソ。
とりあえず今度シールド出るときは絶対英語版のパックにしよう。ソートひどすぎ。
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Today’s tune
初音ミク「↓→↑」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24944017
モダン8構ソウルシスターズ。
『ソウルシスターズ』
4 《セラの高位僧/Serra Ascendant(M11)》
4 《魂の管理人/Soul Warden(EXO)》
3 《魂の従者/Soul’s Attendant(ROE)》
4 《砂の殉教者/Martyr of Sands(CSP)》
2 《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》
4 《オーリオックのチャンピオン/Auriok Champion(5DN)》
4 《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
4 《幽体の行列/Spectral Procession(SHM)》
3 《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》
4 《流刑への道/Path to Exile(CON)》
4 《清浄の名誉/Honor of the Pure(M11)》
17 《平地/Plains(M14)》
3 《風立ての高地/Windbrisk Heights(LRW)》
3 《無視/Pay No Heed(M14)》
3 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage(DKA)》
2 《石のような静寂/Stony Silence(ISD)》
2 《隔離する成長/Sundering Growth(RTR)》
2 《引き裂く突風/Fracturing Gust(SHM)》
1 《四肢切断/Dismember(NPH)》
1 《損ない/Unmake(EVE)》
1 《戦列への復帰/Return to the Ranks(M15)》
R1 ×× トリココン
うん、メタ的に勝てなくなったのでしばらく封印しよう。レシピの完成度は高いので、またいつか使う日も来るでしょう。多分サイドは《安らかなる眠り/Rest in Peace(RTR)》とった方がいいな。
◇
午前1時半からのスタンダードMOPTQP。デッキはジェスカイ。
『Jeskai Midrange』
3 《道の探求者/Seeker of the Way(KTK)》
4 《カマキリの乗り手/Mantis Rider(KTK)》
4 《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster(M15)》
2 《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix(KTK)》
2 《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker(KTK)》
4 《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》
4 《マグマの噴流/Magma Jet(THS)》
2 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke(KTK)》
4 《ジェスカイの魔除け/Jeskai Charm(KTK)》
4 《かき立てる炎/Stoke the Flames(M15)》
2 《神秘の僧院/Mystic Monastery(KTK)》
4 《天啓の神殿/Temple of Epiphany(JOU)》
4 《凱旋の神殿/Temple of Triumph(THS)》
3 《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(10E)》
3 《シヴの浅瀬/Shivan Reef(M15)》
3 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》
2 《平地/Plains(M14)》
2 《島/Island(M14)》
1 《山/Mountain(M14)》
3 《停止の場/Suspension Field(KTK)》
2 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke(KTK)》
2 《否認/Negate(M14)》
2 《神々の憤怒/Anger of the Gods(THS)》
2 《消去/Erase(KTK)》
2 《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx(THS)》
1 《マグマのしぶき/Magma Spray(ALA)》
1 《悟った達人、ナーセット/Narset, Enlightened Master(KTK)》
73人参加、5回戦。5-0まで駆け抜ける!
R1 〇×〇 青白英雄的
R2 ×× マルドゥアグロ
R3 ×× マルドゥミッドレンジ
R4 ×× 緑単信心
DE4-0してたから信じたのに……もうジェスカイなんて2度と(ry
◇
午前3時半からのシールドMOPTQP。
128人参加、5回戦。5-0まで駆け抜ける!
R1 〇〇 白黒タッチ緑
R2 〇×× 青赤タッチ白
R3 〇〇 青緑タッチ赤
R4 〇〇 青白赤タッチ黒
R5 ×〇〇 アブザン(G3トップデッキで勝ち)
よっしゃ抜けた!1発はツイてる。
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Today’s tune
初音ミク「未来景イノセンス」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24905365
MOPTQ(スタンダード)
2014年11月1日 音楽現在のスタンダードは非常に健全な環境で、5つの氏族を中心とした様々なミッドレンジがひしめき合っており、それらはほとんど拮抗したデッキパワーを持っているが、氏族間のわずかな相性差によってそのいずれかが勝ったり勝たなかったりするという感じになっている。
Tier1
アブザンミッドレンジ
ジェスカイミッドレンジ
Tier2
マルドゥミッドレンジ
緑黒信心
シディシウィップ
ティムールミッドレンジ
このような状況ではどのミッドレンジを選んでも「当たり運ゲー」になりやすい。ジェスカイを使えばアブザンをいかに踏まないか、アブザンを使えば緑信心系をいかに踏まないか、といった具合に。
そして「当たり運ゲー」は、長丁場でしかも決勝ラウンドにおいては一切の敗北が許されないPTQという場においてはとても見過ごせるものではない。
だから俺はここにきてずっと使っていたジェスカイミッドレンジを放棄し、新たな道を模索することにした。
求められたのは、「全てに勝てるデッキ」。
相手が誰であろうとどの氏族であろうと、関係なく勝利をもぎ取れるようなデッキ。
それがスタンダードにおける親和。
赤単だ。
『赤単』
4 《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen(M15)》
4 《僧院の速槍/Monastery Swiftspear(KTK)》
4 《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》
4 《火飲みのサテュロス/Firedrinker Satyr(THS)》
3 《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(M15)》
4 《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster(M15)》
4 《タイタンの力/Titan’s Strength(THS)》
4 《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》
4 《槌手/Hammerhand(M15)》
1 《統率の取れた突撃/Coordinated Assault(THS)》
2 《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》
4 《かき立てる炎/Stoke the Flames(M15)》
18 《山/Mountain(M14)》
4 《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel(JOU)》
4 《灼熱の血/Searing Blood(BNG)》
3 《マグマのしぶき/Magma Spray(ALA)》
2 《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》
1 《統率の取れた突撃/Coordinated Assault(THS)》
1 《力による操縦/Harness by Force(JOU)》
とはいえ、実際はこの赤単に親和と呼べるほどの強さはさすがにない。
ただマークが薄いときに使えば、勝ちきれるだけのポテンシャルはあると考えた。
そこで赤単を使い込んでいる友人にレシピとサイドインアウトを教えてもらい、ぶっつけで使ってみることにしたのだ。
◇
午前1時からスタンダードのMOPTQ。
参加者93名、7回戦。
7-0まで駆け抜ける!
R1 ×〇× マルドゥミッドレンジ
R2 ×〇× ジェスカイミッドレンジ
R3 ×〇× アブザンミッドレンジ
R4 ×〇〇 赤単
R5 ×× マルドゥミッドレンジ
初戦マルドゥだけは踏んでほしくなかった……
ていうか「全部に勝てる」はさすがに妄想で、2スロット以上の2マナ以下単除去積んでるデッキ相手には不利で、でも「どちらかといえば緑が多いだろう」読みで赤単で出てるんだけど、そういうときに限って緑踏まないんだよな……
ていうか赤単を攻略してないミッドレンジとか存在しないかさすがに。脳内すぎた。
0-3ラインで同型踏んで「あっ……(察し)」ってなった。5-2か良くて4-3するだけで24パックもらえるイベントなのに……
ミッドレンジ使いたくないならジェスカイコンボにすればよかったな。選択肢を思いつかなかった。
それかミッドレンジ使うならマルドゥだったな。あるいは普通にDE完コピのジェスカイの方がまだマシだった。衝動に身を委ねてはいけない。反省。
◇
癒しのモダンDE。デッキはソウルシスターズ。
R1 ×× 呪禁オーラ(笑)
R2 〇〇 トリココン
R3 〇〇 バーン
R4 〇〇 親和
似たようなこと(「URデルバーとバーン殺せばいいんでしょ」)考えてるやつが増え始めてるっぽい。マジで呪禁オーラ以外に負けてないので、オーラはさすがにサイド取るか。殺しにいこう。
◇
もう1回モダンDE。
『ソウルシスターズ』
4 《セラの高位僧/Serra Ascendant(M11)》
3 《魂の管理人/Soul Warden(EXO)》
3 《魂の従者/Soul’s Attendant(ROE)》
3 《砂の殉教者/Martyr of Sands(CSP)》
4 《オーリオックのチャンピオン/Auriok Champion(5DN)》
4 《アジャニの群れ仲間/Ajani’s Pridemate(M15)》
4 《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
4 《幽体の行列/Spectral Procession(SHM)》
3 《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》
4 《流刑への道/Path to Exile(CON)》
4 《清浄の名誉/Honor of the Pure(M11)》
16 《平地/Plains(M14)》
4 《風立ての高地/Windbrisk Heights(LRW)》
4 《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》
3 《石のような静寂/Stony Silence(ISD)》
3 《隔離する成長/Sundering Growth(RTR)》
3 《貴族階級の嘲笑/Patrician’s Scorn(FUT)》
2 《戦列への復帰/Return to the Ranks(M15)》
サイドだけ少しいじった。MOのメタゲームはかなり偏ってるので、
・バーン・URデルバー
・親和
・オーラ
あたりを許さない構造。特にバーンは4回戦やったら1回は当たるので殺しにいく。コンボは知らん。
R1 〇〇 URデルバー
R2 〇〇 赤青ゴブリン
R3 ×× 出産の殻
R4 ×× URデルバー
このデッキだと殻は勝てない。あとデルバーには事故→《電謀/Electrickery(RTR)》連打で負け。
ついでに8構にも参加。
R1 〇×〇 レコナー13点コンボ
R2 ×〇〇 双子
R3 〇〇 双子
双子は相性以前に相手のクリック回数が多すぎていつでも時間切れが狙えるというクソゲー。当然容赦なく拾いにいくわけだが。
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Today’s tune
初音ミク「Strangers」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18307409
夜0時半からのスタンMOPTQP。デッキはジェスカイ。レシピは変わらず。
参加者71人、5回戦。5-0まで駆け抜ける!
R1 〇×× 緑黒信心(G3カマキリもラブルも引けないまま超絶フラッドして負け)
R2 〇×〇 RGモンスター
R3 〇×〇 アブザンミッドレンジ
R4 ×〇〇 シディシウィップ(3本目相手ダブマリ)
R5 〇〇 ティムール
何とか耐えた!ようやく苦行から脱出した。
でも最近緑系ばっかで赤単ほとんどいないし《急報/Raise the Alarm(M15)》が弱い。本戦はどうしようかな……ワンチャンメインからカウンターとか?
◇
スタン1回戦負けたストレス解消にモダン8構(PTQP進行中にDEは負担が大きいことに気づいた)。デッキはソウルシスターズ。
R1 〇×〇 RGヴァラクート+裂け目の突破
R2 〇〇 バーン
R3 〇〇 親和
モダンは癒し。
◇
夜2時半からのシールドMOPTQP。
参加者128人、5回戦。5-0まで駆け抜ける!
R1 〇×〇 ティムールタッチ白(sandydogmtg)
R2 〇〇 スゥルタイタッチ白
R3 〇〇 スゥルタイタッチ白
R4 〇〇 ティムールタッチ黒
R5 〇×× アブザン(3本目先手土地2ストップ負け)
シールドも4-1で突破。カードプールもかなり強かったが、ようやくシールドのコツがわかってきた気がする。
しかし今日はツイてたな。対戦相手がよくダブマリした。
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Today’s tune
IA「The Embedded Blue」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17031196
MOPTQP……ではない
2014年10月19日 音楽モダン神カバレージ後、夜2時半からのシールドPTQP→ご飯食べて1時間だけ仮眠ーと思ったら寝落ち
朝7時半からのシールドPTQP→最速0-2でやる気なくなってドロップ
今週はノーPTQでフィニッシュです。
◇
昼の12時半からの64人ドラフト。
1st WB 3-0
http://www.raredraft.com/watch?d=gawvj
卓全体で2マナ域の生物が極端に出てない苦しいドラフト。
とりあえず白ガメしたはいいけど赤は混んでるし、返しのアンコ戦士から強引に白黒へ。でも結局0/4長久や頭蓋狩りを見ないまま、ほぼ白単に近いデッキに。
単体のカードパワーは低いが、7チケのDigを流してまで取ったりした軍族長3枚のおかげでオール+2を引きさえすれば勝てるデッキになっている。
基本的には毎ゲーム+2を撃って3-0。
Final WBr 0-1
http://www.raredraft.com/watch?d=gdhgs
初手ソリンから白黒まっしぐら。卓人数的には厳しいながらもまとまった白黒戦士・トークンが組みあがり、まあ1没はせんだろと思ったら対戦相手のデッキがめちゃめちゃ完成度が高い《秘密の計画/Secret Plans(KTK)》変異デッキで完璧にコントロールされた。まあしゃーなし。
◇
22時からの64人ドラフトに参加。
1st RGu 2-1
http://www.raredraft.com/watch?d=gdhgt
接死→プロテク→悩むがアンコ土地→4手目ピンポンパンでさすがに緑軸に。2マナ域が安かった赤を抑えてレアなRGベースのティムールになる。2マナゴリ押しからのピンポンパン2枚が魅力。5/5モーフが3枚あるので何もなくても割と突破できる。あと獰猛アンブロがきちんと取れたのが大きい。
結構強いデッキだったが決勝が青緑ベースのティムールで飛行の差で負け。
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Today’s tune
Tia「ハートリアライズ」
https://www.youtube.com/watch?v=SYXRG_7y-v0
PPTQ #1(水曜夜午前2時~)
《女王スズメバチ/Hornet Queen(M15)》はいるけど2マナ域が各色に散ってて低マナ域の不足をどうやっても埋められないプールで0-2ドロップ。
PPTQ #2(木曜夜午前2時~)
まあまあの赤白ビートが組めるプールで最後No Showというツキもあって4-1。
◇
日曜23時からMOPTQ本戦。
1 《魂癒し人/Soulmender(M15)》
1 《無私の聖戦士/Selfless Cathar(M15)》
1 《アジャニの群れ仲間/Ajani’s Pridemate(M15)》
1 《急報/Raise the Alarm(M15)》
2 《不屈の河川司令官/Dauntless River Marshal(M15)》
1 《キンズベイルの散兵/Kinsbaile Skirmisher(LRW)》
1 《天空のアジサシ/Welkin Tern(M15)》
2 《深夜の護衛/Midnight Guard(M15)》
1 《ヘリオッドの巡礼者/Heliod’s Pilgrim(M15)》
1 《原野の霊/Geist of the Moors(M15)》
2 《ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinel(M15)》
1 《窮地の主/Master of Predicaments(M15)》
1 《束縛スリヴァー/Constricting Sliver(M15)》
1 《熱いスープ/Hot Soup(M15)》
1 《神聖なる好意/Divine Favor(M15)》
1 《現実からの剥離/Peel from Reality(M15)》
1 《貪る光/Devouring Light(M15)》
1 《真面目な捧げ物/Solemn Offering(M15)》
1 《名誉の印/Marked by Honor(M15)》
1 《ギルドパクトの体現者、ジェイス/Jace, the Living Guildpact(M15)》
10 《平地/Plains(M14)》
7 《島/Island(M14)》
(サイド)
2 《研究助手/Research Assistant(M15)》
1 《オレスコスの速爪/Oreskos Swiftclaw(JOU)》
1 《現実からの剥離/Peel from Reality(M15)》
1 《硬化/Encrust(M15)》
1 《ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinel(M15)》
1 《雲散霧消/Dissipate(ISD)》
1 《嵐潮のリバイアサン/Stormtide Leviathan(M15)》
白だけで17枚くらいカードがあって、《不屈の河川司令官/Dauntless River Marshal(M15)》が2枚あるのとレアがあることもあり相方は青に。
一番難しいのがスペルの取捨選択。
今回は青が2色目なのにダブルシンボルが多めで事故が怖かったので、入れるカードは最小限に絞った。《ヘリオッドの巡礼者/Heliod’s Pilgrim(M15)》もあって《硬化/Encrust(M15)》は欲しいが、何よりも事故りたくない。
また、基本的に生物至上主義な環境なので速爪をアウトするのは迷ったが、2マナ域は足りているし急報や三つぞろいの魂にシャクられやすいのでサイドへ。2枚目のPeelはこのカラーだとバウンスが弱いのと他に十分場に触るカードはあるのでこちらもサイド。3枚目のガーゴイルも、さすがに起動してる暇なさそうなのでやはりサイドへ。リバイアサン(笑)(←まあ、サイドインはよくするんだけど)
スペルとクリーチャーのバランス、マナカーブの綺麗さ、場に触るカードの量、事故りにくさといった観点から、75点くらいはあるデッキだと思う。足りないのは《三つぞろいの霊魂/Triplicate Spirits(M15)》と《テーロスの魂/Soul of Theros(M15)》くらい。
184名参加、スイスドロー8回戦。
8-0まで駆け抜ける!
R1 〇〇 RB
R2 〇〇 WGu
R3 ×× WB(《ギルドパクトの体現者、ジェイス/Jace, the Living Guildpact(M15)》でマウントとったと思ったら《彼方の管理人/Warden of the Beyond(M15)》と《光の柱/Pillar of Light(M15)》のコンボでハマって負け→除去使わせて《嵐潮のリバイアサン/Stormtide Leviathan(M15)》、けどあとワンパンのところで《光の柱/Pillar of Light(M15)》トップされて負け。サイドプランミスった。こっちも白黒にするのが正解だったな)
R4 〇〇 GW
R5 〇〇 GB→RB
R6 ×× WB(ペガサス護法印でディッチャ引けず→先手島島島でキープしてドローが島島で負け。マジで何のために平地10枚にしてると……キレそう)
R7 〇×× GW(3本目また護法印で負け。相手のドロー完璧すぎた)
R8 -- 相手来ず。一応24パックかかってるんだが……
5-3の26位で24パックゲット。
R6は交通事故にしても、R3はちょっとプレイがヌルかった。R7G3は序盤で3/3を交換してれば防げた展開ではある。ミスで1.5マッチ落としていては勝てない。
それにしても護法印はクソゲーすぎるな。
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Today’s tune
初音ミク「ナイーヴィティ」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9254448
モダンという環境には、俺にとって少なからぬ因縁があった。
2年ぶりのプロツアーで欠片の双子にだけ3回負けたフィラデルフィア11・・・・・・最強の「無色トロン」を誰よりも先んじて使用しておきながら抜けられなかった2012年のPTQバレンシアシーズン・・・・・・メタを読みきったライブラリアウトで辛くもバブル負けした昨年のMOCS・・・・・・
モダンが競技フォーマットとして正式に採用されてから今に至るまで、俺はモダンで悔しい思いをし続けてきた。
だからだろう、今回のグランプリ神戸に出る気になったのは。
◇
出場が決まった以上、デッキを選ばなければならない。
そしてこのデッキ選択こそが、モダンにおいて最も難易度が高い部分でもある。
「グランプリにいかなるデッキを持ち込むべきか」
この難攻不落の課題に、俺は延々と悩まされ続けていた。
その証拠に、今回のPTQ「タルキール覇王譚」シーズンでのデッキ使用遍歴をまとめてみた。
0621 大阪 5-2ドロップ 欠片の双子
0629 土浦 2-2ドロップ BGジャンク
0721 千葉 3-2ドロップ 親和
0810 板橋 1-2ドロップ Radical Good Speed
0817 新宿 6-2 欠片の双子
迷走に次ぐ迷走。挙句の果てに一度もトップ8にすら残れていない有り様。
その原因の多くは慣れないデッキを使用したことによるサイドミスやプレイミスではあったのだが、そもそも使い込みたくなるほどの愛着をどのデッキに対しても持てなかった、というのがプロツアー「神々の軍勢」から続く大きな課題だった。
それでも「欠片の双子」だけは幾分マシかな、という感想を得たのは、上記の成績からすれば自然な成り行きであろう。
『Pure Twin』
4 《呪文滑り/Spellskite(NPH)》
4 《やっかい児/Pestermite(LRW)》
4 《詐欺師の総督/Deceiver Exarch(NPH)》
2 《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CHK)》
4 《血清の幻視/Serum Visions(5DN)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
3 《よじれた映像/Twisted Image(SOM)》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
2 《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
1 《払拭/Dispel(WWK)》
1 《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》
2 《血染めの月/Blood Moon(9ED)》
4 《欠片の双子/Splinter Twin(ROE)》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
3 《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
3 《蒸気孔/Steam Vents(RTR)》
1 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》
5 《島/Island(M14)》
1 《山/Mountain(M14)》
3 《硫黄の滝/Sulfur Falls(ISD)》
1 《滝の断崖/Cascade Bluffs(EVE)》
2 《僻地の灯台/Desolate Lighthouse(AVR)》
2 《古えの遺恨/Ancient Grudge(ISD)》
2 《移し変え/Redirect(M13)》
2 《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite(M13)》
2 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》
2 《神々の憤怒/Anger of the Gods(THS)》
1 《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
1 《焼却/Combust(M11)》
1 《血染めの月/Blood Moon(9ED)》
このシーズンのPTQを大阪・福山と2回抜けている純正型。
BGに対しては《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》の当てどころを散らせないためにより厳しくなるが、その他のデッキに対しては有利になる形だ。
メイン《よじれた映像/Twisted Image(SOM)》は、瀬畑くんと同様の思想で採用に至った。
(参考:http://www.bigmagic.net/news/0183.html)
この形を選択したのは、純粋にメタゲーム上の理由である。
今回のGPでは、「BGが負け組になる」という形だけは予想ができた。
BGジャンク・親和
↑合理性のレイヤー1
BGwジャンク・Splicer トリコ
↑合理性のレイヤー2
トロン・バーン・マーフォークなど
↑合理性のレイヤー3
双子
その結果、BG以外のすべてに有利な双子は、グランプリが雑多なデッキと当たりやすい大会であるという事実と相まって、かなり有力な選択肢に思えた。
そして、BG以外に対する限りでは、純正の方がより簡単に勝てる。
そう思って臨んだ。
結果は。
Day1
R1 Bye
R2 ×○○ メリーラポッド
R3 ○×○ バーン
R4 ×○× BGwジャンク
R5 ○○ 呪禁バント
R6 ○○ ジャンド
R7 ×○○ メガハンデス
R8 ×× 親和
R9 ×○○ トリコ
7-2で初日通過。
Day2
R10 ○○ 欠片の双子
R11 ○○ メリーラポッド
R12 ×× 蔵の開放
R13 ×× BGジャンク
R14 ×× BGwジャンク
2日目までは行けたが、マンモス開放を踏んで敗北し、BGゾーンに落ちて結局2-3ドロップ。
誤算は、あえて言えば「ない」。
このデッキを使う時点でBGには勝てないと思っていたし、上位から落ちればBGの海に入るであろうことも予想がついていた。
ただ、瀬畑くんの「メイン嵌め3枚、サイド誘惑蒔き4枚」にはBGに対する殺意が感じられて、自分もそうすれば良かったと思うばかりだった。
◇
それにしても、これほどまでに「なぜ自分でデッキを作らなかったんだろう」と後悔したグランプリもない。
2日目の上位に残っていたデッキはどれも、その使用者の名前を冠したデッキといって過言ではないくらい、オリジナリティに溢れるものばかりだった。
ヤソのテゼレット。
遊生さんのハサミタルモ親和バーン。
瀬畑くんのBGへの殺意に溢れた双子。
バンジュンの英知。
つかちゃんのグリセルシュート。
「スタン神」キハラ君の呪禁ビート。
もっちー&ひとみのトリコデルバー。
マンモスさんの蔵の解放etc...
グランプリで見かけた他人のデッキは、そのどれもが自分のデッキよりも光り輝いて見えた。
彼らは彼ら自身という名のローグとしてこのグランプリに参加していたからだ。
対して俺は、所詮コピーの延長線上で遊んでいただけだった。
現代マジックで勝つためには、高度に共有された情報ラインのその「一歩先を行く」ことが常に求められる。
そのラインに踏みとどまっているうちは、何回やっても勝てない。
ラインをあえて踏み越えることが、勝利への布石になるのだ。
「モダンは自己表現」と揶揄した友人がいたが、それは本当の意味で正しい。
個人の人格の唯一無二性。それを込められたデッキこそがモダンの真の勝者だった。
勝ちたければデッキに自分の名前がつけられるくらい、1スロットを変え2スロットを変え、サイドボードに1枚1枚悩み、あらん限りの時間をかけて、75枚を組み上げるべきだった。
だから、今回の教訓はこれだ。
魂よ、ローグたれ。
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Today’s tune
初音ミク「リララリア*」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24288256
PTQマジック2015 in 町田
2014年5月31日 音楽 コメント (3)今回のプールはもらった瞬間、勝利を確信した。
http://gyazo.com/030e20bec82b37979815bdd0f4c3ae7f
(裏向きは《アショクの心酔者/Ashiok’s Adept(BNG)》)
すごい。こんなに黒のボムで固まったプール、今までもらったことない。
3枚くらい構築ミスしたけど、まあ大して変わらないでしょ。
優勝はもらった!
1-2ドロップだよバーカバーカ!!(泣
死にたい。
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Today’s tune
GUMI「新宿シック」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23566939
プロツアー神々の軍勢(簡易更新)
2014年2月23日 音楽
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信じる それだけで越えられないものはない
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なんかFFに出てきそうな建造物でやってたプロツアーに出てきた。
http://gyazo.com/b33921565640eab9d9a58e6f3eedb33e
モダンは理論上最強デッキ。
◇
1stドラフト。
1-1 《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
1-2 《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
で、「この環境は絶対に決め打たない」と事前に強く意識していたにも関わらず、空護衛2枚取れた嬉しさのあまりに白を強行してしまい、クソデッキができあがる。
http://gyazo.com/a3f61a762f42bf8a81633041144d9daa
スペルは超強いが生物が足りてない白赤。
第1回戦 VS Timothee Simonot(青赤)
1戦目 捌かれて負けそうだったけど、相手がプレイングミスって勝ち。
2戦目 後手トリマリして負け。
3戦目 相手が山しか引けてなくて勝ち。
〇×〇
第2回戦 VS Marcelino Freeman(白赤)
1戦目 レイコマ×2で押し込んで勝ち。
2戦目 軽い白赤と勘違いして受けるカードいっぱいサイドインしたら2/4とか3/5とか重いところ連打されて負け。
3戦目 《神聖なる評決/Divine Verdict(THS)》をケアしたら、そこから4/6飛行のレア出されて、レイコマでパクってあと1パンまで追い込むも、そこから何も引かないまま4/6飛行だけに撲殺される。
〇××
第3回戦 VS Conley Woods(青白)
1戦目 《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》からのドブンで勝ち。
2戦目 7マナのラス2発撃たれて負け。
3戦目 《パーフォロスの試練/Ordeal of Purphoros(THS)》でクソゲーして勝ち。
〇×〇
◇
ここからモダン5回戦。
第4回戦 VS Matthias Kopietz(メリーラ殻)
1戦目 何も引かずに負け。
2戦目 《全ては塵/All Is Dust(ROE)》からの《隔離するタイタン/Sundering Titan(DST)》で吹き飛ばして勝ち。
3戦目 《隔離するタイタン/Sundering Titan(DST)》で勝ち。
×〇〇
第5回戦 VS Eliott Boussaud(リビングエンド)
1戦目 相手がサイクリングを始めた瞬間に絶望した。
2戦目 先手T3カーンだったけどT2に《大爆発の魔道士/Fulminator Mage(SHM)》されて負け。キレそう。
××
第6回戦 VS Alexander Hayne(双子)
1戦目 相手が《白金の天使/Platinum Angel(M11)》の処理をミスって勝ち。
2戦目 エラー(*1)で負け。
3戦目 普通にコンボ揃われて負け。
〇××
第7回戦 VS Bradley Robinson(メリーラ殻)
1戦目 まあ物理的に勝ち。
2戦目 同上。
〇〇
第8回戦 VS Saul Aguado(オーラ)
1戦目 相手が先手4キル。
2戦目 エラー(*2)で負け。
××
◇
……という残飯ミスのせいで初日は4-4。リビングエンドを踏んでしまう不運もあるも、ミスなかったら5-3か、良ければ6-2だよ!
初日は抜けたものの自分のクソっぷりにやる気がなくなっていた。
◇
2ndドラフト。トップ25入りには3-0縛りなので、半ば赤白決め打ち。
が、似たような考えの奴がいてまたもクソデッキに。
http://gyazo.com/9bf89b3167273429eda3591bd2986457
さっきよりクリーチャーは強くなったけどスペルがゴミに。
第9回戦 VS Kevin Anctil(緑タッチ白)
《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion(THS)》×2、《ナイレアの弓/Bow of Nylea(THS)》、《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt(THS)》って持ってる神デッキ。
1戦目 技術的なプレイミス(*3)で1点足りず負け。
2戦目 《密集軍の指揮者/Phalanx Leader(THS)》でハメて勝ち。
3戦目 まあ普通に負け。
×〇×
第10回戦 VS Todd Anderson(白赤)
1戦目 《クラグマの解体者/Kragma Butcher(BNG)》に《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》ついて一瞬で投了。
2戦目 相手が超絶フラッドして勝ち。
3戦目 同上。
×〇〇
第11回戦 VS Martin Goldman-Kirst(青黒)
1戦目 普通に盤面固められて負け。
2戦目 飛行で押し込んで勝ち。
3戦目 《豚の呪い/Curse of the Swine(THS)》の対象間違えてる上に相手が殴りすぎてくれて押し込んで勝ち。
×〇〇
◇
割と希望のない2日目のモダン。
第12回戦 VS Ted McCluskie(トリコロール)
1戦目 悪いが負ける要素がない。
2戦目 同上。
〇〇
第13回戦 VS Robert Victory(トロン同型)
1戦目 こちらダブマリ、相手後手3ターン目カーンで負け。
2戦目 相手ダブマリしたけどこっちの引きが超絶ヌルくて先に揃えられちゃって負け。
××
第14回戦 VS Adam Jansen(ジャンド)
1戦目 5マリして負け。
2戦目 まあ普通に勝ち。
3戦目 エラー(*4)で負け。
×〇×
◇
というわけで7-7(ドラフト4-2、モダン3-5)で賞金目なしになったのでドロップ。
デッキ選択はともかく、プレイングがクソすぎた。
久しぶりのプロツアーだったが、やはり日常的にマジックしてない分のツケが回ってきた。プロツアーに出るというのに真剣味が足りてなかった。
そりゃ勝てんわ。
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Today’s tune
GUMI「レプリカント」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22388630
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信じる それだけで越えられないものはない
◇
なんかFFに出てきそうな建造物でやってたプロツアーに出てきた。
http://gyazo.com/b33921565640eab9d9a58e6f3eedb33e
『プラチナ』
4 《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble(CSP)》
4 《彩色の星/Chromatic Star(10E)》
4 《彩色の宝球/Chromatic Sphere(INV)》
4 《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》
4 《古きものの活性/Ancient Stirrings(ROE)》
4 《森の占術/Sylvan Scrying(10E)》
3 《呪文滑り/Spellskite(NPH)》
3 《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》
3 《白金の天使/Platinum Angel(M11)》
3 《全ては塵/All Is Dust(ROE)》
3 《忘却石/Oblivion Stone(MRD)》
2 《隔離するタイタン/Sundering Titan(DST)》
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》
1 《ウギンの目/Eye of Ugin(WWK)》
1 《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》
1 《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》
1 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FUT)》
1 《森/Forest(M14)》
4 《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(5ED)》
4 《ウルザの塔/Urza’s Tower(5ED)》
4 《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(5ED)》
1 《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》
1 《隔離するタイタン/Sundering Titan(DST)》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(10E)》
1 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage(DKA)》
1 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
2 《はらわた撃ち/Gut Shot(NPH)》
1 《四肢切断/Dismember(NPH)》
2 《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》
1 《呪文滑り/Spellskite(NPH)》
1 《白金の天使/Platinum Angel(M11)》
3 《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》
モダンは理論上最強デッキ。
◇
1stドラフト。
1-1 《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
1-2 《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
で、「この環境は絶対に決め打たない」と事前に強く意識していたにも関わらず、空護衛2枚取れた嬉しさのあまりに白を強行してしまい、クソデッキができあがる。
3 《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》
1 《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》
2 《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
1 《性急な太陽追い/Impetuous Sunchaser(BNG)》
1 《青銅の黒貂/Bronze Sable(THS)》
1 《旅する哲人/Traveling Philosopher(THS)》
1 《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》
1 《双頭のケルベロス/Two-Headed Cerberus(THS)》
1 《目ざといアルセイド/Observant Alseid(THS)》
1 《ヘリオッドの使者/Heliod’s Emissary(THS)》
1 《野蛮な祝賀者/Wild Celebrants(THS)》
2 《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》
2 《タイタンの力/Titan’s Strength(THS)》
1 《定命の者の熱意/Mortal’s Ardor(BNG)》
1 《パーフォロスの試練/Ordeal of Purphoros(THS)》
1 《難題への挑戦/Rise to the Challenge(BNG)》
1 《灼熱の血/Searing Blood(BNG)》
2 《裏切りの先触れ/Portent of Betrayal(THS)》
8 《平地/Plains(M14)》
8 《山/Mountain(M14)》
http://gyazo.com/a3f61a762f42bf8a81633041144d9daa
スペルは超強いが生物が足りてない白赤。
第1回戦 VS Timothee Simonot(青赤)
1戦目 捌かれて負けそうだったけど、相手がプレイングミスって勝ち。
2戦目 後手トリマリして負け。
3戦目 相手が山しか引けてなくて勝ち。
〇×〇
第2回戦 VS Marcelino Freeman(白赤)
1戦目 レイコマ×2で押し込んで勝ち。
2戦目 軽い白赤と勘違いして受けるカードいっぱいサイドインしたら2/4とか3/5とか重いところ連打されて負け。
3戦目 《神聖なる評決/Divine Verdict(THS)》をケアしたら、そこから4/6飛行のレア出されて、レイコマでパクってあと1パンまで追い込むも、そこから何も引かないまま4/6飛行だけに撲殺される。
〇××
第3回戦 VS Conley Woods(青白)
1戦目 《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》からのドブンで勝ち。
2戦目 7マナのラス2発撃たれて負け。
3戦目 《パーフォロスの試練/Ordeal of Purphoros(THS)》でクソゲーして勝ち。
〇×〇
◇
ここからモダン5回戦。
第4回戦 VS Matthias Kopietz(メリーラ殻)
1戦目 何も引かずに負け。
2戦目 《全ては塵/All Is Dust(ROE)》からの《隔離するタイタン/Sundering Titan(DST)》で吹き飛ばして勝ち。
3戦目 《隔離するタイタン/Sundering Titan(DST)》で勝ち。
×〇〇
第5回戦 VS Eliott Boussaud(リビングエンド)
1戦目 相手がサイクリングを始めた瞬間に絶望した。
2戦目 先手T3カーンだったけどT2に《大爆発の魔道士/Fulminator Mage(SHM)》されて負け。キレそう。
××
第6回戦 VS Alexander Hayne(双子)
1戦目 相手が《白金の天使/Platinum Angel(M11)》の処理をミスって勝ち。
2戦目 エラー(*1)で負け。
3戦目 普通にコンボ揃われて負け。
〇××
第7回戦 VS Bradley Robinson(メリーラ殻)
1戦目 まあ物理的に勝ち。
2戦目 同上。
〇〇
第8回戦 VS Saul Aguado(オーラ)
1戦目 相手が先手4キル。
2戦目 エラー(*2)で負け。
××
*1 《やっかい児/Pestermite(LRW)》からの《欠片の双子/Splinter Twin(ROE)》を《はらわた撃ち/Gut Shot(NPH)》でドヤ顔でかわした返し。《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble(CSP)》をエンド前に起動すると《血染めの月/Blood Moon(CHR)》が見えており、相手の墓地には《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》。土地は島、島、青赤、赤緑とか。
こちらの土地は魔力炉、魔力炉、鉱山で、手札には《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》と《忘却石/Oblivion Stone(MRD)》。ここで俺は考えた。「どうせ《古えの遺恨/Ancient Grudge(ISD)》で割られるから、ダイレクトに2枚目の《忘却石/Oblivion Stone(MRD)》引いたときのラグをなくすために先に出しておくか」そしてフラッシュバックで割られる《忘却石/Oblivion Stone(MRD)》。置かれる《血染めの月/Blood Moon(CHR)》。なくなる緑マナ。あれ?
そう、《血染めの月/Blood Moon(CHR)》環境下では《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》がフラッシュバックできるはずもなかった。
そのまま《血染めの月/Blood Moon(CHR)》環境下で長期戦になって、相手に先にコンボを揃いなおされて負け。
*2 《林間隠れの斥候/Gladecover Scout(M14)》に《怨恨/Rancor(M13)》と《蜘蛛の陰影/Spider Umbra(ROE)》がついた状態で殴られていたが、なんとか《白金の天使/Platinum Angel(M11)》と《呪文滑り/Spellskite(NPH)》までつなげ、《ウギンの目/Eye of Ugin(WWK)》もあってこのゲームはおおよそ勝ち確。やることもないので《白金の天使/Platinum Angel(M11)》で殴っていた。
そんな折、《林間隠れの斥候/Gladecover Scout(M14)》に《夜明けの宝冠/Daybreak Coronet(FUT)》がついた。はあ、ライフリンク。これで《全ては塵/All Is Dust(ROE)》を引くまで《白金の天使/Platinum Angel(M11)》を並べる作業が始まるのか。ダルいなーと思いつつ、返しで前のターン同様に《白金の天使/Platinum Angel(M11)》で殴った。
"I block."
え?
《蜘蛛の陰影/Spider Umbra(ROE)》を指さす対戦相手。
あ、「到達」……
《夜明けの宝冠/Daybreak Coronet(FUT)》の「警戒」で状況が変わったのに気づけなかったのだ。
ライフは-6だったので負け。
◇
……という残飯ミスのせいで初日は4-4。リビングエンドを踏んでしまう不運もあるも、ミスなかったら5-3か、良ければ6-2だよ!
初日は抜けたものの自分のクソっぷりにやる気がなくなっていた。
◇
2ndドラフト。トップ25入りには3-0縛りなので、半ば赤白決め打ち。
が、似たような考えの奴がいてまたもクソデッキに。
1 《忠実なペガサス/Loyal Pegasus(BNG)》
1 《恩寵の重装歩兵/Favored Hoplite(THS)》
3 《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》
2 《闘技場の競技者/Arena Athlete(THS)》
1 《アクロスの重装歩兵/Akroan Hoplite(THS)》
1 《性急な太陽追い/Impetuous Sunchaser(BNG)》
1 《密集軍の指揮者/Phalanx Leader(THS)》
2 《乗騎ペガサス/Cavalry Pegasus(THS)》
1 《神に寵愛された将軍/God-Favored General(BNG)》
1 《クラグマの解体者/Kragma Butcher(BNG)》
1 《目ざといアルセイド/Observant Alseid(THS)》
1 《エファラの管理人/Ephara’s Warden(THS)》
1 《モーギスの狂信者/Fanatic of Mogis(THS)》
1 《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》
1 《タイタンの力/Titan’s Strength(THS)》
1 《定命の者の熱意/Mortal’s Ardor(BNG)》
1 《難題への挑戦/Rise to the Challenge(BNG)》
1 《槌の一撃/Fall of the Hammer(BNG)》
1 《裏切りの先触れ/Portent of Betrayal(THS)》
1 《稲妻の流弾/Lightning Volley(BNG)》
8 《平地/Plains(M14)》
8 《山/Mountain(M14)》
http://gyazo.com/9bf89b3167273429eda3591bd2986457
さっきよりクリーチャーは強くなったけどスペルがゴミに。
第9回戦 VS Kevin Anctil(緑タッチ白)
《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion(THS)》×2、《ナイレアの弓/Bow of Nylea(THS)》、《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt(THS)》って持ってる神デッキ。
1戦目 技術的なプレイミス(*3)で1点足りず負け。
2戦目 《密集軍の指揮者/Phalanx Leader(THS)》でハメて勝ち。
3戦目 まあ普通に負け。
×〇×
第10回戦 VS Todd Anderson(白赤)
1戦目 《クラグマの解体者/Kragma Butcher(BNG)》に《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》ついて一瞬で投了。
2戦目 相手が超絶フラッドして勝ち。
3戦目 同上。
×〇〇
第11回戦 VS Martin Goldman-Kirst(青黒)
1戦目 普通に盤面固められて負け。
2戦目 飛行で押し込んで勝ち。
3戦目 《豚の呪い/Curse of the Swine(THS)》の対象間違えてる上に相手が殴りすぎてくれて押し込んで勝ち。
×〇〇
*3 盤面に山山平地平地平地、こちらには《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》のついた《忠実なペガサス/Loyal Pegasus(BNG)》がいて、相手の場には《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion(THS)》、手札には《槌の一撃/Fall of the Hammer(BNG)》が。
《忠実なペガサス/Loyal Pegasus(BNG)》で(脇の何かと一緒に)殴った際、「怪物化」を牽制するために1点もパンプせずにダメージ解決したけど、相手からしたら《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》かもしれないので、どのみちメインで怪物化はできないだろうから、ここは1点パンプできるところだった。その段階でまだ相手のライフが10点近くあったから無意識に安全側をとったけど、1点取れるタイミングを見逃してしまった。
◇
割と希望のない2日目のモダン。
第12回戦 VS Ted McCluskie(トリコロール)
1戦目 悪いが負ける要素がない。
2戦目 同上。
〇〇
第13回戦 VS Robert Victory(トロン同型)
1戦目 こちらダブマリ、相手後手3ターン目カーンで負け。
2戦目 相手ダブマリしたけどこっちの引きが超絶ヌルくて先に揃えられちゃって負け。
××
第14回戦 VS Adam Jansen(ジャンド)
1戦目 5マリして負け。
2戦目 まあ普通に勝ち。
3戦目 エラー(*4)で負け。
×〇×
*4 後手、トロン1種と《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》でキープ。ハンデスが飛んでこず、2ターン目《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》が相手の初動。
ここで後手2ターン目になぜか(1ターン目にも置かなかった)《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》を置いてしまい、《古えの遺恨/Ancient Grudge(ISD)》で割られて延々と揃わなくて負け。脳が沸いてる。
◇
というわけで7-7(ドラフト4-2、モダン3-5)で賞金目なしになったのでドロップ。
デッキ選択はともかく、プレイングがクソすぎた。
久しぶりのプロツアーだったが、やはり日常的にマジックしてない分のツケが回ってきた。プロツアーに出るというのに真剣味が足りてなかった。
そりゃ勝てんわ。
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Today’s tune
GUMI「レプリカント」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22388630
◆グランプリ前日(金曜日)
らっしゅがここまでチームシールドを何回か練習してきた感想として、「3個目のデッキをいかに強く作るか?」がカギだ、という話を始める。
青白英雄的、緑タッチX、黒系の何かという構成にすると、大抵は黒デッキがお荷物になる。黒単色に近づけると守備的な黒いカードがコンセプトに関わらずカードパワーの高さゆえにデッキに優先して採用されてしまい、結果として「守備的な黒」になってしまうからだ。
この環境の守備的なデッキは弱い。にも関わらず黒の強いカードの使いどころがなくなるため、今までは何も考えずに3つ目のデッキの軸として適当に放り込んでいた。
しかし、それでは2トップだけで戦っているのと大して変わりがない。
そこで、守備的な黒のパーツはいっそ緑と合わせてしまい、青白、緑黒、そして(バウンスをフル投入した)青黒か青赤のミッドレンジで3個目を作る。これが3つのデッキの総合力をなるべく落とさずに組めるやり方なのではないか……それをらっしゅが言いだしたのが出発前日。
そんなわけで前日サイドイベントのチームシールド4回戦でその戦略を試してみることに。
それに、これまで俺たちはチームシールドで「明確に弱いパック」を引いたことがなかった。「このままでは本番で弱いパックを引かされてしまう」と直感的に感じた俺たちは、その1回分を一足早く消化してしまうために、一回でも多くチームシールドの練習をしておきたかったのだった。
……しかし、もらったプールが普通に強く、うっかりこれまでのセオリーどおりに緑赤タッチ青/青白英雄的/黒白コンで組んでしまう。まあこれでもプールが強くて3-0-1はできたのだが、「3個目のデッキをいかに強く作るか?」という課題は置き去りとなってしまった。
何せ『神ブラ』の3人で出たチームシールドはこれまで3回で5-0、4-1、3-0-1。
もらったプールがこれまで取り立てて化け物というレベルではなかったことを考えると、今まで通りのレベルのプールがもらえれば絶対に勝てる、何せこの環境は圧倒的に練習ゲーであるにも関わらずまともに練習していない、あるいは戦略を立てていないチームが多い。したがって俺たちの優勝、最低でもトップ4は確実。
そんなふうに考えていたからだ。
◆グランプリ一日目(土曜日)
チェックパックは今までの練習と同じくらいのパックで、「まあこれくらいもらえれば十分だよね」「これなら全然勝てるね」と話していた。
ところが対面と交換したパックをチェックしてみると、『英雄的』の強いカードも《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》もなく、「これは弱いね」「うん、もらいたくない」ということで意見が一致した。
まさかそれがそのまま使用パックになるとはね。
「それがあなたたちが今日使うパックです」と宣言された瞬間の俺たちの表情といったら。たっぷり30秒はあまりの絶望的な事態に固まっていた。
No Heroic and No Asp.
文字にすると大したことはないように見える。
しかしこれがどれほど終わっているパックなのかは、1回でもチームシールドを練習したことがある人ならばわかるだろう。
これが京都の呪いか。
俺とらっしゅが青白GAPPOでマジックの神を冒涜してしまった(http://www.happymtg.com/column/atsushi_ito/11629/)からなのか。
いずれにせよ俺たちは、確率の分散の最低値を見事に引き当ててしまったのだ。
それでも、隣で「このパック結構強いね」「でもボム引かなかったよね」とか言いながら俺たちのパックを使って構築していた3人を《暴行+殴打/Assault+Battery(INV)》したい衝動に駆られながら、何とかデッキ構築を始めようとした。
だが、この緊急事態に俺たちは混乱し、あるいはここまで弱いレベルのパックを引いたことがないということもあって、構築は迷走した。
最終的に時間ギリギリで緑黒タッチ白青/青赤/青黒という形を見出しはしたが、らっしゅの使う予定の緑多色の細部が詰め切れなかったのはもちろん、本来なら全てらっしゅに渡す予定のサイドカードを登録時間の関係上らっしゅに渡せなかったのは痛恨の極みだった。
はたして結果は、
△〇×〇〇〇〇〇×
の6-2-1、バブルマッチに負けて初日落ち。
初戦でらっしゅが黒同型を踏み、相性は良いのだが一回戦ということもあって誰も時間管理できてなくて引き分けてしまい、そこからは引き分けになるようなレア満載デッキが含まれたチームを踏み続けた。
個人成績は5-4だが、4ターン目ポルクラノス×2と、エルズペス+嵐の息吹と、こっち青黒飛行ビートに対して相手緑単タッチ赤でナイレアの弓+ゼナゴスと、プールの全ての緑と青を結集させたデッキにそれぞれ負けたので、まあそこは概ねしょうがない。
らっしゅが最終戦、チームの勝敗が掛かった3本目にクアドラプルマリガンしたことも、誰の責任でもない話だ。
『英雄的』の組みようがないプールでテンパったのも敗因の一端ではあるだろう。
だが、それでも。
俺たちは神を恨まずにはいられなかった。
これだけ練習して、どうして本番でこんなパックを掴まされるのか。
知り合いのチームは大体2日目に残っていた。それはすなわち、この環境が少々のプール差ごときでは勝敗が左右されない、3つのデッキの組み方とリミテッドのゲームセンスだけでほとんど勝負が決まる圧倒的な練習ゲー実力ゲーであったことを示している。
だからこそ俺たちは確信していたのだ。「普通のプールさえもらえれば、絶対に勝てる」と。
「普通のプールさえもらえれば」。
それは過ぎた願いだったのだろうか。
いずれにせよ俺たちのグランプリ京都はこの日で終わった。
宿に帰ると、3人が3人ともやり切れぬ思いを抱えたまま布団にもぐった。
行き場を失った熱量は、長い長い3つのため息となって天井の闇に吸い込まれていった。
◆グランプリ二日目(日曜日)
このままではさすがに気が収まらないので、スーパーサンデーシリーズ予選のシールド部門に出場。
128人7回戦で、スイスラウンドの上位4人が決勝ドラフトへ進める。
2 《前兆語り/Omenspeaker(THS)》
1 《蒸気の精/Vaporkin(THS)》
1 《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》
1 《乳白色の一角獣/Opaline Unicorn(THS)》
1 《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》
1 《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》
1 《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》
1 《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》
1 《タッサの使者/Thassa’s Emissary(THS)》
1 《セテッサの英雄、アンソーザ/Anthousa, Setessan Hero(THS)》
1 《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》
2 《先見のキマイラ/Prescient Chimera(THS)》
1 《定命の者の宿敵/Nemesis of Mortals(THS)》
1 《旅行者の護符/Traveler’s Amulet(THS)》
1 《ナイレアの存在/Nylea’s Presence(THS)》
1 《阻まれた希望/Stymied Hopes(THS)》
1 《こそ泥の兜/Prowler’s Helm(THS)》
1 《解消の光/Ray of Dissolution(THS)》
1 《食餌の時間/Time to Feed(THS)》
1 《捕海/Griptide(THS)》
1 《職工の悲しみ/Artisan’s Sorrow(THS)》
1 《神聖なる評決/Divine Verdict(THS)》
7 《森/Forest(M14)》
6 《島/Island(M14)》
1 《欺瞞の神殿/Temple of Deceit(THS)》
1 《静寂の神殿/Temple of Silence(THS)》
1 《平地/Plains(M14)》
まあ普通レベルのデッキ。サイドに《反論/Gainsay(PLS)》《無効/Annul(MRD)》《記憶の壁/Mnemonic Wall(THS)》《異端の輝き/Glare of Heresy(THS)》《今わの際/Last Breath(THS)》とか。
結果は、
〇〇〇〇×〇×
で最終戦勝てば半分くらいトップ4残れるというところでまたしてもバブル負け。
6回戦まではサイドボードを駆使してうまく立ち回ったが、最終戦の相手は誤魔化しのきかないレベルの普通に強い青緑で、《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》《地平線のキマイラ/Horizon Chimera(THS)》《海神の復讐/Sea God’s Revenge(THS)》の差で綺麗に負けた。
まあそれ自体はデッキパワーの限界もあり何も後悔するところはないのだが、初日がバブル負けだったこともあって、あと一歩症候群が精神的に堪えた。
総じて徒労なグランプリだったけど、プロツアーは頑張ろう。
------------------------------
Today’s tune
重音テト「S.A.S」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21344576
PTQ神々の軍勢@千葉
2013年11月9日 音楽 コメント (16)
何もかも諦めて生きていくつもりは無い
◇
プロツアーに焦がれて。
あの輝かしきフィーチャーテーブルに憧れて、今までトーナメントマジックを続けてきた。
そう思っていた。
しかし、「やまけんやあんちゃんの活躍に刺激を受けてPTQに再び出ることを決意した」と書いたときに、そうではなかったのかもしれないと気づいた。
プロツアーへつながるほぼ唯一の道とはいえ、PTQはn分の1の勝者にとってしか価値がない。
そんなPTQに出ることそれ自体にさえ、何らかの強烈なモチベーションが生まれている。
そうだとすれば、それはプロツアーの権利だけが目的とは言えないのではないか。
そう、プロツアーかどうかというのは単なる場の設定に過ぎない。
俺が本当に求めているのは、つまり。
彼らのように、真剣になれること。
限られたルールの中、研ぎ澄まされた思考で、相手の一歩先をゆく論理で、薄氷の勝利をつかみとる。
その生き様にこそ、俺は魅せられていた。
たかがゲームであっても、何の意味もなくても、本気を出して、自分の持てる全てでもって、物事に立ち向かえる。
そういう格好良い人間に、俺はなりたかったのだ。
◇
チェックパックを終えて、もらったプールは以下。
こ、これは……?
エルズペスktkr!!!
しかも《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》もあって千葉への電車代は軽くペイできそうな内容。
だが、ペスを引いておいてお持ち帰りで済ませるつもりはもちろんない。ここはベストな構築を探し当ててトップ8を狙いにいく。
では、このプールではたしてどのようなデッキを組むべきだろうか?
◇
さて、まずはメインカラーを決めなければならない。
幸いにして環境最弱色である赤は枚数が少なく使いたいカードが《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》くらいしかないため、早々に切れる。
逆に《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion(THS)》擁する白は生物も一応いて《神聖なる評決/Divine Verdict(M13)》や《神々の思し召し/Gods Willing(THS)》《解消の光/Ray of Dissolution(THS)》など痒いところに手が届くパーツが揃っており、ほぼメインカラーで確定だろう。
となると、あとは白の相方を選ぶ必要がある。
まず、白青だけはなさそうだ、という印象を抱く。二線級の生物を数多く採用しないと頭数が確保できないからだ。それに最も使いたい《航海の終わり/Voyage’s End(THS)》と《捕海/Griptide(THS)》はいずれもタッチで運用できる。
そうすると白黒と白緑の2択だが、黒のメリットは《一口の草毒/Sip of Hemlock(THS)》2枚と《強欲なハーピー/Insatiable Harpy(THS)》だけなのに対し、緑はディッチャ、《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》、《食餌の時間/Time to Feed(THS)》、《ナイレアの存在/Nylea’s Presence(THS)》からのマナベース補助、《英雄の記録者/Chronicler of Heroes(THS)》が使用可能になることによる基本サイズの底上げなど、メリットが多い(《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》は白黒の方が運用しやすいが、《ナイレアの存在/Nylea’s Presence(THS)》《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》《乳白色の一角獣/Opaline Unicorn(THS)》《未知の岸/Unknown Shores(THS)》とあるので緑白でも運用は可能)。
というわけでメインカラーは白緑に決定。続いて個々のカードの取捨選択に移る。
《恩寵の重装歩兵/Favored Hoplite(THS)》と《ヘリオッドの試練/Ordeal of Heliod(THS)》のパッケージを入れること、《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior(THS)》のようなシナジーカードはできれば抜くこと、メインボードにディッチャを2枚入れること、といった点に気をつけてカードを並べると、ほとんど選択肢はなかった。
最後まで悩んだのは2枚目の《ヘリオッドの選抜/Chosen by Heliod(THS)》だが、スペルの中では一番弱いのでやむなし。
こうして以下のデッキが完成した。
http://gyazo.com/4d40553b6d36120da4496d307b60fe4f
ただし構築ミスが一点あって、なぜか《解消の光/Ray of Dissolution(THS)》ではなく《古代への衰退/Fade into Antiquity(THS)》をメインボードに入れていること。インスタントである点とライフ維持の観点でほぼ完全に上位互換。頭が寝ていた。
ちなみに、上記の思考をするにあたっては、happymtgにて、
『How do you build?』
http://www.happymtg.com/column/ito_sealed/14594/
『rizer’s answer』
http://www.happymtg.com/column/ishimura_sealed/14958/
という記事を書かせていただいている経験がとても役に立っている。
特にrizerへのインタビューは、以前はとりたててシールドにロジックを持っていなかった俺に明確に変革をもたらした。
なかでも、掲載予定のrizer’s answer Part2の内容にも関わる部分だが、適切な速度感覚を持てたのが非常に大きい。
可能ならばここで掲載を中止して秘密にしておきたいくらいだ(しないけど)。
rizer先生、この場を借りてお礼を申し上げます。インタビューにご協力いただき、本当にありがとうございました。
◇
先々週に広島まで行って2-2ドロップだったのはなかなか堪えた。
そういえば俺はリミテッドのPTQで抜けたことがない(双頭巨人戦リミテッドならあるが)。
長年マジックをやっていて、構築はノホシ君から、ドラフトはミンスさんからレベルアップの契機をいただいた。
だが、シールドだけは。
10年強もマジックをやってきていまだ技術を言語化できていない、いやそもそも技術すらない、いわば赤子のような状態だったのだ。
それ故に、ああこのPTQシーズンは抜けられないかもな、と半ば諦め気味に考えていた。
しかし、rizerへのインタビューが全てを変えた。
シールドに対する苦手意識を鮮やかに塗り替えたのだ。
とすれば、今の俺に弱点はない。
もとより、回数を重ねたところで誰もが引けるわけではない最強神話レア《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion(THS)》までもらっておいて、負けは許されない。
必ず勝つ。
参加者96名、スイスドロー7回戦。7-0まで駆け抜ける!!
◇
第一回戦 VS青赤タッチ白
一戦目 ダブマリしたけど相手の土地が詰まり気味で何とかまくって勝ち。
二戦目 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion(THS)》出して勝ち。
〇〇
第二回戦 VS青緑タッチ白赤
一戦目 《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior(THS)》に《液態化/Aqueous Form(THS)》つけたのを《捕海/Griptide(THS)》でシャクって、《食餌の時間/Time to Feed(THS)》を《神々の思し召し/Gods Willing(THS)》でかわして勝ち。
二戦目 相手がダブマリしてやりたい放題やって勝ち。
〇〇
第三回戦 VS白黒タッチ青
一戦目 相手ワンマリ、こっちがビートハンドで相手の初動がT3《骨読み/Read the Bones(THS)》だったので殴りきって勝ち。
二戦目 消耗戦になるが《ケンタウルスの戦上手/Centaur Battlemaster(THS)》が無双して勝ち。
〇〇
第四回戦 VS青緑黒
一戦目 ビートからの《職工の悲しみ/Artisan’s Sorrow(THS)》がぶっ刺さって勝ち。
二戦目 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion(THS)》で勝ち。
〇〇
第五回戦 VS青白(トモハル)
一戦目 相手ダブマリ、こちら《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》→《ヘリオッドの使者/Heliod’s Emissary(THS)》→《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》→《捕海/Griptide(THS)》という超ドブンで勝ち。
二戦目 こちら序盤事故気味ながら《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》のおかげで相手のクロックを抑えられて、しかも相手が土地祭ってて消耗戦になる。後半から相手が占術連打からの強呪文ループに入るが、ディッチャ祭りがかみ合って相手にクロック作らせずに勝ち。
〇〇
第六回戦 VS青黒タッチ緑(イカ彦)
全勝3人で俺だけ下当たり。『神様へのブラフ』の絆でしょうがないからトスしといてやった。
××
第七回戦 VS青白(くそげーまー)
IDできるラインだったのでID。
--
◇
5-1-1で無事6位通過。
トップ8ドラフトの席順は、
1:知らない人
2:知らない人
3:KAKAO
4:くそげーまー
5:俺
6:知らない人
7:イカ彦
8:知らない人
さて、この席順を見てあなたならどういうピック指針を立てるだろうか?
◇
「質問の意味がわからない」と思われるかもしれない。
何せ1パック目を開封する前の段階である。
判断するには、一見情報が足りない。
だが、ブースタードラフトにおいては。
たとえプロツアーレベルであっても「人メタ」が存在する。
もしあなたがPaul Rietzlの下家に座っていたら、白や赤をピックするのには若干の抵抗があるだろう。
それと同様に。
この段階でも、俺にとっては十分な情報がある。
まず上上家のKAKAOは、合宿での経験からかなりの「青緑スキー」で、それが自身の勝ちパターンでもあるため、青と緑のカードの点数をかなり引き上げてピックする可能性が高い。
続いて上家のくそげーまーだが、彼については過去3回カバレージを取らせていただいた経験と、IDの際に見せてもらったシールドデッキ(試練3枚の青白英雄的だった)からして、俺と傾向が近い「ビートダウンスキー」である。したがって、決勝ドラフトでも1パック目で《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》や白のアンコを1枚見れば白に参入する可能性が著しく高い。
加えて、俺の6位通過という成績では決勝まで先手を取れる可能性は著しく低い。となると、先手後手差が大きい白や赤メインのドラフトをしたくはない(ここで8位通過者であるくそげーまーが白をやりたがるという推測とは矛盾が生じるが、くそげーまーはIDの際にオポネント計算が出来なかったことから、まだメタ的なトーナメント戦略思考に不慣れと思われるという前提がある。したがって依然上家は白傾向が強いという仮定は成立しうる)。
以上の情報から、俺が入るべきは黒という結論を得た。
そして相方はできれば、先手後手差をひっくり返せるバウンス擁する青がいい。
1-1 《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》
1-2 《捕海/Griptide(THS)》
1-3 《強欲なハーピー/Insatiable Harpy(THS)》
1-4 《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》(《肉餓えの馬/Fleshmad Steed(THS)》と悩んだ)
1-5 《トリトンの戦術/Triton Tactics(THS)》
1-6 《エレボスの加護/Boon of Erebos(THS)》
2-1 《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》
2-2 《破壊的な享楽/Destructive Revelry(THS)》カット(青と黒のカードが1枚もなかった)
2-3 《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》
2-4 《血集りのハーピー/Blood-Toll Harpy(THS)》
2-12 《災いの印/Scourgemark(THS)》(ラッキー!)
3-1 《形見持ちのゴルゴン/Keepsake Gorgon(THS)》あとは流れで。
3-5くらいで《運命の工作員/Agent of the Fates(THS)》が流れてきて勝利を確信。
http://gyazo.com/ce76c949b505666618973bcf2a00ef49
組んだ瞬間に「これは勝った」と思える会心の出来だった。
1:白緑
2:赤緑
3:青緑(KAKAO)
4:青白(くそげーまー)
5:黒タッチ青(俺)
6:白赤
7:青黒(イカ彦)
8:青白
卓で黒をやっていたのは俺と下下家のイカ彦のみ。上5人が黒をやっていないというスーパーグッドポジションだった。
◇
準々決勝 VS白緑
一戦目 後手《苛まれし英雄/Tormented Hero(THS)》《エレボスの試練/Ordeal of Erebos(THS)》《エレボスの加護/Boon of Erebos(THS)》だが土地が《沼/Swamp(M14)》1枚のみ。意を決してキープすると、相手の初動が3ターン目かつ2ドロー目が《島/Island(M14)》。かみ合って勝ち。
二戦目 土地5《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》《血集りのハーピー/Blood-Toll Harpy(THS)》というハンドを悩んでキープ。対赤や対緑は《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》がマッチのキーになる可能性が高い。が、相手が《菅草の蠍/Sedge Scorpion(THS)》→《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion(THS)》というドブンに加えてドローが土地多めで普通に負け。
三戦目 相手の土地が《森/Forest(M14)》3枚で詰まる。対してこちらはストレートに5マナ目引けて《モーギスの匪賊/Mogis’s Marauder(THS)》に《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》『授与』できて、あとは《捕海/Griptide(THS)》で追い打ちをかけて勝ち。
〇×〇
準決勝 VS青緑(KAKAO)
イカ彦を倒したレア3枚(《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea(THS)》《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix(THS)》《船壊しのクラーケン/Shipbreaker Kraken(THS)》)デッキ。
一戦目 後手だが《苛まれし英雄/Tormented Hero(THS)》スタート、さらに《モーギスの匪賊/Mogis’s Marauder(THS)》2枚引いてダメージ稼いでからの《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》で勝ち。
二戦目 割といい回りだったけどバウンス連打からの《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix(THS)》で完璧にまくられて負け。
三戦目 相手ワンマリから弱いところしか引いてなくて、《エレボスの試練/Ordeal of Erebos(THS)》でハメ勝ち。
〇×〇
◇
PTQ決勝に進んだのは、フィラデルフィア予選(http://60486.diarynote.jp/201108021002412586/)以来2年ぶりだ。
そもそも1年ほどはまともにPTQに出てすらいなかった。
俺のプレイングと集中力は、多分全盛期の半分くらいに衰えているだろう。
だがその代わり、この2年間で磨かれたものもあった。
言語化だ。
技術を言語にできること。
普段は感覚で処理している、トータルなバランシングを、要素に分解し、優先順位をつけて、他者に説明できるレベルにまで具体化すること。
それは天才ではない者が経験的に1つ1つ悪手を減らしていくために、なくてはならないものだと俺は考えている。
こうしてトーナメントでの思考とその理由を密度濃く一貫性を持って記せること、それ自体が俺の成長の証だ。
だから。
ただ情熱だけを抱えてがむしゃらにぶつかる時期は過ぎ去った。
今の俺には根拠がある。確信には理由がある。
集中しろ。
あとはただ、
本気を出して、自分の持てる全てでもって、
立ち向かうだけだ。
◇
決勝 VS赤緑
一戦目 後手、《島/Island(M14)》2枚に《苛まれし英雄/Tormented Hero(THS)》《エレボスの試練/Ordeal of Erebos(THS)》。沼10枚なのでキープするが引けたのが4ドロー目でしかも相手が2→3→4の動き(しかも《都市国家の破壊者/Polis Crusher(THS)》)で微妙に遅くて負け。
二戦目 再び《島/Island(M14)》2枚に《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》という手札。一戦目のトラウマが蘇るが、トリトンがマッチのキーなのでキープ。3ターン目のドローが《沼/Swamp(M14)》で九死に一生を得る。《エレボスの試練/Ordeal of Erebos(THS)》と《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》つけて相手のクロック封じながら殴って勝ち。
三戦目 《沼/Swamp(M14)》《島/Island(M14)》《苛まれし英雄/Tormented Hero(THS)》《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》《モーギスの匪賊/Mogis’s Marauder(THS)》《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》あと何かみたいな完璧な初手。無事《沼/Swamp(M14)》も引けて相手の初動を咎めた後、《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》だけケアしながら動いてダメージを刻み、《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》で一気にライフ詰めた後、最後は《エレボスの使者/Erebos’s Emissary(THS)》を『授与』して勝ち。
×〇〇
◇
というわけでPTQ抜けました。
スイスの3回戦目くらいから体調激悪で、明らかに風邪を引いていた。
それでもゲーム中や決勝ドラフトのピックは今までになく集中できたし、ドラフトは読み勝ちできた。
何より、こうして形になるものがあったのだ。
シールドパックの強さやドラフト戦略の的中という、運による部分が大きいにせよ。
少しは誇ってもいいのかな、とそう考えている。
-----------------------------
Today’s tune
UVERworld「Fight for Liberty」
http://www.youtube.com/watch?v=uap5DiPM0vY
◇
プロツアーに焦がれて。
あの輝かしきフィーチャーテーブルに憧れて、今までトーナメントマジックを続けてきた。
そう思っていた。
しかし、「やまけんやあんちゃんの活躍に刺激を受けてPTQに再び出ることを決意した」と書いたときに、そうではなかったのかもしれないと気づいた。
プロツアーへつながるほぼ唯一の道とはいえ、PTQはn分の1の勝者にとってしか価値がない。
そんなPTQに出ることそれ自体にさえ、何らかの強烈なモチベーションが生まれている。
そうだとすれば、それはプロツアーの権利だけが目的とは言えないのではないか。
そう、プロツアーかどうかというのは単なる場の設定に過ぎない。
俺が本当に求めているのは、つまり。
彼らのように、真剣になれること。
限られたルールの中、研ぎ澄まされた思考で、相手の一歩先をゆく論理で、薄氷の勝利をつかみとる。
その生き様にこそ、俺は魅せられていた。
たかがゲームであっても、何の意味もなくても、本気を出して、自分の持てる全てでもって、物事に立ち向かえる。
そういう格好良い人間に、俺はなりたかったのだ。
◇
チェックパックを終えて、もらったプールは以下。
<白>×17
1 《恩寵の重装歩兵/Favored Hoplite(THS)》
1 《乗騎ペガサス/Cavalry Pegasus(THS)》
1 《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》
1 《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》
1 《ヘリオッドの使者/Heliod’s Emissary(THS)》
1 《セテッサのグリフィン/Setessan Griffin(THS)》
1 《神々の思し召し/Gods Willing(THS)》
1 《異端の輝き/Glare of Heresy(THS)》
2 《ヘリオッドの選抜/Chosen by Heliod(THS)》
1 《ヘリオッドの試練/Ordeal of Heliod(THS)》
1 《今わの際/Last Breath(THS)》
1 《不屈の猛攻/Dauntless Onslaught(THS)》
1 《解消の光/Ray of Dissolution(THS)》
1 《不死の贈り物/Gift of Immortality(THS)》
1 《神聖なる評決/Divine Verdict(M13)》
1 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion(THS)》
<青>×18
1 《前兆語り/Omenspeaker(THS)》
2 《はじけるトリトン/Crackling Triton(THS)》
1 《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》
1 《水跳ねの海馬/Breaching Hippocamp(THS)》
1 《先見のキマイラ/Prescient Chimera(THS)》
1 《水底の巨人/Benthic Giant(THS)》
2 《無効/Annul(MRD)》
1 《液態化/Aqueous Form(THS)》
1 《白鳥の歌/Swan Song(THS)》
1 《航海の終わり/Voyage’s End(THS)》
1 《反論/Gainsay(PLS)》
1 《解消/Dissolve(THS)》
1 《捕海/Griptide(THS)》
1 《タッサの二叉槍/Bident of Thassa(THS)》
2 《タッサの褒賞/Thassa’s Bounty(THS)》
<黒>×18
1 《肉餓えの馬/Fleshmad Steed(THS)》
1 《蘇りし者の密集軍/Returned Phalanx(THS)》
1 《悪魔の皮のミノタウルス/Felhide Minotaur(THS)》
1 《血集りのハーピー/Blood-Toll Harpy(THS)》
1 《強欲なハーピー/Insatiable Harpy(THS)》
1 《洞窟のランパード/Cavern Lampad(THS)》
1 《蘇りしケンタウルス/Returned Centaur(THS)》
1 《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》
1 《毒々しいカトブレパス/Loathsome Catoblepas(THS)》
2 《エレボスの加護/Boon of Erebos(THS)》
1 《毒蛇座の口づけ/Viper’s Kiss(THS)》
1 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
1 《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》
1 《殺し屋の行動/Cutthroat Maneuver(THS)》
1 《死の国からの救出/Rescue from the Underworld(THS)》
2 《一口の草毒/Sip of Hemlock(THS)》
<赤>×9
1 《イロアスの神官/Priest of Iroas(THS)》
1 《死呻きの略奪者/Deathbellow Raider(THS)》
1 《槍先のオリアード/Spearpoint Oread(THS)》
1 《国境地帯のミノタウルス/Borderland Minotaur(THS)》
1 《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》
1 《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》
1 《峰の噴火/Peak Eruption(THS)》
1 《裏切りの先触れ/Portent of Betrayal(THS)》
1 《落岩/Boulderfall(THS)》
<緑>×13
1 《菅草の蠍/Sedge Scorpion(THS)》
1 《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》
1 《ネシアンの狩猟者/Nessian Courser(THS)》
1 《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior(THS)》
1 《ケンタウルスの戦上手/Centaur Battlemaster(THS)》
1 《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》
1 《ナイレアの存在/Nylea’s Presence(THS)》
1 《蛮族の血気/Savage Surge(THS)》
1 《切り裂く風/Shredding Winds(THS)》
2 《古代への衰退/Fade into Antiquity(THS)》
1 《食餌の時間/Time to Feed(THS)》
1 《職工の悲しみ/Artisan’s Sorrow(THS)》
<その他>×9
1 《アクロスの重装歩兵/Akroan Hoplite(THS)》
1 《難破船の歌い手/Shipwreck Singer(THS)》
1 《英雄の記録者/Chronicler of Heroes(THS)》
1 《乳白色の一角獣/Opaline Unicorn(THS)》
1 《メレティスの守護者/Guardians of Meletis(THS)》
2 《こそ泥の兜/Prowler’s Helm(THS)》
1 《速羽根のサンダル/Fleetfeather Sandals(THS)》
1 《未知の岸/Unknown Shores(THS)》
こ、これは……?
エルズペスktkr!!!
しかも《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》もあって千葉への電車代は軽くペイできそうな内容。
だが、ペスを引いておいてお持ち帰りで済ませるつもりはもちろんない。ここはベストな構築を探し当ててトップ8を狙いにいく。
では、このプールではたしてどのようなデッキを組むべきだろうか?
◇
さて、まずはメインカラーを決めなければならない。
幸いにして環境最弱色である赤は枚数が少なく使いたいカードが《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》くらいしかないため、早々に切れる。
逆に《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion(THS)》擁する白は生物も一応いて《神聖なる評決/Divine Verdict(M13)》や《神々の思し召し/Gods Willing(THS)》《解消の光/Ray of Dissolution(THS)》など痒いところに手が届くパーツが揃っており、ほぼメインカラーで確定だろう。
となると、あとは白の相方を選ぶ必要がある。
まず、白青だけはなさそうだ、という印象を抱く。二線級の生物を数多く採用しないと頭数が確保できないからだ。それに最も使いたい《航海の終わり/Voyage’s End(THS)》と《捕海/Griptide(THS)》はいずれもタッチで運用できる。
そうすると白黒と白緑の2択だが、黒のメリットは《一口の草毒/Sip of Hemlock(THS)》2枚と《強欲なハーピー/Insatiable Harpy(THS)》だけなのに対し、緑はディッチャ、《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》、《食餌の時間/Time to Feed(THS)》、《ナイレアの存在/Nylea’s Presence(THS)》からのマナベース補助、《英雄の記録者/Chronicler of Heroes(THS)》が使用可能になることによる基本サイズの底上げなど、メリットが多い(《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》は白黒の方が運用しやすいが、《ナイレアの存在/Nylea’s Presence(THS)》《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》《乳白色の一角獣/Opaline Unicorn(THS)》《未知の岸/Unknown Shores(THS)》とあるので緑白でも運用は可能)。
というわけでメインカラーは白緑に決定。続いて個々のカードの取捨選択に移る。
《恩寵の重装歩兵/Favored Hoplite(THS)》と《ヘリオッドの試練/Ordeal of Heliod(THS)》のパッケージを入れること、《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior(THS)》のようなシナジーカードはできれば抜くこと、メインボードにディッチャを2枚入れること、といった点に気をつけてカードを並べると、ほとんど選択肢はなかった。
最後まで悩んだのは2枚目の《ヘリオッドの選抜/Chosen by Heliod(THS)》だが、スペルの中では一番弱いのでやむなし。
こうして以下のデッキが完成した。
『緑白タッチ青』
1 《菅草の蠍/Sedge Scorpion(THS)》
1 《恩寵の重装歩兵/Favored Hoplite(THS)》
1 《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》
1 《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》
1 《ネシアンの狩猟者/Nessian Courser(THS)》
1 《英雄の記録者/Chronicler of Heroes(THS)》
1 《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》
1 《乳白色の一角獣/Opaline Unicorn(THS)》
1 《ヘリオッドの使者/Heliod’s Emissary(THS)》
1 《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》
1 《ケンタウルスの戦上手/Centaur Battlemaster(THS)》
1 《セテッサのグリフィン/Setessan Griffin(THS)》
1 《神々の思し召し/Gods Willing(THS)》
1 《今わの際/Last Breath(THS)》
1 《ナイレアの存在/Nylea’s Presence(THS)》
1 《ヘリオッドの試練/Ordeal of Heliod(THS)》
1 《ヘリオッドの選抜/Chosen by Heliod(THS)》
1 《航海の終わり/Voyage’s End(THS)》
1 《古代への衰退/Fade into Antiquity(THS)》
1 《食餌の時間/Time to Feed(THS)》
1 《職工の悲しみ/Artisan’s Sorrow(THS)》
1 《神聖なる評決/Divine Verdict(M13)》
1 《捕海/Griptide(THS)》
1 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion(THS)》
8 《平地/Plains(M14)》
7 《森/Forest(M14)》
1 《未知の岸/Unknown Shores(THS)》
http://gyazo.com/4d40553b6d36120da4496d307b60fe4f
ただし構築ミスが一点あって、なぜか《解消の光/Ray of Dissolution(THS)》ではなく《古代への衰退/Fade into Antiquity(THS)》をメインボードに入れていること。インスタントである点とライフ維持の観点でほぼ完全に上位互換。頭が寝ていた。
ちなみに、上記の思考をするにあたっては、happymtgにて、
『How do you build?』
http://www.happymtg.com/column/ito_sealed/14594/
『rizer’s answer』
http://www.happymtg.com/column/ishimura_sealed/14958/
という記事を書かせていただいている経験がとても役に立っている。
特にrizerへのインタビューは、以前はとりたててシールドにロジックを持っていなかった俺に明確に変革をもたらした。
なかでも、掲載予定のrizer’s answer Part2の内容にも関わる部分だが、適切な速度感覚を持てたのが非常に大きい。
可能ならばここで掲載を中止して秘密にしておきたいくらいだ(しないけど)。
rizer先生、この場を借りてお礼を申し上げます。インタビューにご協力いただき、本当にありがとうございました。
◇
先々週に広島まで行って2-2ドロップだったのはなかなか堪えた。
そういえば俺はリミテッドのPTQで抜けたことがない(双頭巨人戦リミテッドならあるが)。
長年マジックをやっていて、構築はノホシ君から、ドラフトはミンスさんからレベルアップの契機をいただいた。
だが、シールドだけは。
10年強もマジックをやってきていまだ技術を言語化できていない、いやそもそも技術すらない、いわば赤子のような状態だったのだ。
それ故に、ああこのPTQシーズンは抜けられないかもな、と半ば諦め気味に考えていた。
しかし、rizerへのインタビューが全てを変えた。
シールドに対する苦手意識を鮮やかに塗り替えたのだ。
とすれば、今の俺に弱点はない。
もとより、回数を重ねたところで誰もが引けるわけではない最強神話レア《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion(THS)》までもらっておいて、負けは許されない。
必ず勝つ。
参加者96名、スイスドロー7回戦。7-0まで駆け抜ける!!
◇
第一回戦 VS青赤タッチ白
一戦目 ダブマリしたけど相手の土地が詰まり気味で何とかまくって勝ち。
二戦目 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion(THS)》出して勝ち。
〇〇
第二回戦 VS青緑タッチ白赤
一戦目 《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior(THS)》に《液態化/Aqueous Form(THS)》つけたのを《捕海/Griptide(THS)》でシャクって、《食餌の時間/Time to Feed(THS)》を《神々の思し召し/Gods Willing(THS)》でかわして勝ち。
二戦目 相手がダブマリしてやりたい放題やって勝ち。
〇〇
第三回戦 VS白黒タッチ青
一戦目 相手ワンマリ、こっちがビートハンドで相手の初動がT3《骨読み/Read the Bones(THS)》だったので殴りきって勝ち。
二戦目 消耗戦になるが《ケンタウルスの戦上手/Centaur Battlemaster(THS)》が無双して勝ち。
〇〇
第四回戦 VS青緑黒
一戦目 ビートからの《職工の悲しみ/Artisan’s Sorrow(THS)》がぶっ刺さって勝ち。
二戦目 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion(THS)》で勝ち。
〇〇
第五回戦 VS青白(トモハル)
一戦目 相手ダブマリ、こちら《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》→《ヘリオッドの使者/Heliod’s Emissary(THS)》→《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》→《捕海/Griptide(THS)》という超ドブンで勝ち。
二戦目 こちら序盤事故気味ながら《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》のおかげで相手のクロックを抑えられて、しかも相手が土地祭ってて消耗戦になる。後半から相手が占術連打からの強呪文ループに入るが、ディッチャ祭りがかみ合って相手にクロック作らせずに勝ち。
〇〇
第六回戦 VS青黒タッチ緑(イカ彦)
全勝3人で俺だけ下当たり。『神様へのブラフ』の絆でしょうがないからトスしといてやった。
××
第七回戦 VS青白(くそげーまー)
IDできるラインだったのでID。
--
◇
5-1-1で無事6位通過。
トップ8ドラフトの席順は、
1:知らない人
2:知らない人
3:KAKAO
4:くそげーまー
5:俺
6:知らない人
7:イカ彦
8:知らない人
さて、この席順を見てあなたならどういうピック指針を立てるだろうか?
◇
「質問の意味がわからない」と思われるかもしれない。
何せ1パック目を開封する前の段階である。
判断するには、一見情報が足りない。
だが、ブースタードラフトにおいては。
たとえプロツアーレベルであっても「人メタ」が存在する。
もしあなたがPaul Rietzlの下家に座っていたら、白や赤をピックするのには若干の抵抗があるだろう。
それと同様に。
この段階でも、俺にとっては十分な情報がある。
まず上上家のKAKAOは、合宿での経験からかなりの「青緑スキー」で、それが自身の勝ちパターンでもあるため、青と緑のカードの点数をかなり引き上げてピックする可能性が高い。
続いて上家のくそげーまーだが、彼については過去3回カバレージを取らせていただいた経験と、IDの際に見せてもらったシールドデッキ(試練3枚の青白英雄的だった)からして、俺と傾向が近い「ビートダウンスキー」である。したがって、決勝ドラフトでも1パック目で《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》や白のアンコを1枚見れば白に参入する可能性が著しく高い。
加えて、俺の6位通過という成績では決勝まで先手を取れる可能性は著しく低い。となると、先手後手差が大きい白や赤メインのドラフトをしたくはない(ここで8位通過者であるくそげーまーが白をやりたがるという推測とは矛盾が生じるが、くそげーまーはIDの際にオポネント計算が出来なかったことから、まだメタ的なトーナメント戦略思考に不慣れと思われるという前提がある。したがって依然上家は白傾向が強いという仮定は成立しうる)。
以上の情報から、俺が入るべきは黒という結論を得た。
そして相方はできれば、先手後手差をひっくり返せるバウンス擁する青がいい。
1-1 《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》
1-2 《捕海/Griptide(THS)》
1-3 《強欲なハーピー/Insatiable Harpy(THS)》
1-4 《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》(《肉餓えの馬/Fleshmad Steed(THS)》と悩んだ)
1-5 《トリトンの戦術/Triton Tactics(THS)》
1-6 《エレボスの加護/Boon of Erebos(THS)》
2-1 《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》
2-2 《破壊的な享楽/Destructive Revelry(THS)》カット(青と黒のカードが1枚もなかった)
2-3 《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》
2-4 《血集りのハーピー/Blood-Toll Harpy(THS)》
2-12 《災いの印/Scourgemark(THS)》(ラッキー!)
3-1 《形見持ちのゴルゴン/Keepsake Gorgon(THS)》あとは流れで。
3-5くらいで《運命の工作員/Agent of the Fates(THS)》が流れてきて勝利を確信。
1 《苛まれし英雄/Tormented Hero(THS)》
1 《蘇りし者の密集軍/Returned Phalanx(THS)》
1 《肉餓えの馬/Fleshmad Steed(THS)》
1 《蒸気の精/Vaporkin(THS)》
1 《荒廃の工作員/Blighted Agent(NPH)》
1 《血集りのハーピー/Blood-Toll Harpy(THS)》
2 《モーギスの匪賊/Mogis’s Marauder(THS)》
1 《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》
2 《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》
1 《エレボスの使者/Erebos’s Emissary(THS)》
1 《フィナックスの信奉者/Disciple of Phenax(THS)》
1 《強欲なハーピー/Insatiable Harpy(THS)》
1 《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》
1 《形見持ちのゴルゴン/Keepsake Gorgon(THS)》
1 《トリトンの戦術/Triton Tactics(THS)》
2 《エレボスの加護/Boon of Erebos(THS)》
2 《災いの印/Scourgemark(THS)》
1 《エレボスの試練/Ordeal of Erebos(THS)》
1 《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》
1 《捕海/Griptide(THS)》
10 《沼/Swamp(M14)》
6 《島/Island(M14)》
http://gyazo.com/ce76c949b505666618973bcf2a00ef49
組んだ瞬間に「これは勝った」と思える会心の出来だった。
1:白緑
2:赤緑
3:青緑(KAKAO)
4:青白(くそげーまー)
5:黒タッチ青(俺)
6:白赤
7:青黒(イカ彦)
8:青白
卓で黒をやっていたのは俺と下下家のイカ彦のみ。上5人が黒をやっていないというスーパーグッドポジションだった。
◇
準々決勝 VS白緑
一戦目 後手《苛まれし英雄/Tormented Hero(THS)》《エレボスの試練/Ordeal of Erebos(THS)》《エレボスの加護/Boon of Erebos(THS)》だが土地が《沼/Swamp(M14)》1枚のみ。意を決してキープすると、相手の初動が3ターン目かつ2ドロー目が《島/Island(M14)》。かみ合って勝ち。
二戦目 土地5《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》《血集りのハーピー/Blood-Toll Harpy(THS)》というハンドを悩んでキープ。対赤や対緑は《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》がマッチのキーになる可能性が高い。が、相手が《菅草の蠍/Sedge Scorpion(THS)》→《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion(THS)》というドブンに加えてドローが土地多めで普通に負け。
三戦目 相手の土地が《森/Forest(M14)》3枚で詰まる。対してこちらはストレートに5マナ目引けて《モーギスの匪賊/Mogis’s Marauder(THS)》に《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》『授与』できて、あとは《捕海/Griptide(THS)》で追い打ちをかけて勝ち。
〇×〇
準決勝 VS青緑(KAKAO)
イカ彦を倒したレア3枚(《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea(THS)》《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix(THS)》《船壊しのクラーケン/Shipbreaker Kraken(THS)》)デッキ。
一戦目 後手だが《苛まれし英雄/Tormented Hero(THS)》スタート、さらに《モーギスの匪賊/Mogis’s Marauder(THS)》2枚引いてダメージ稼いでからの《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》で勝ち。
二戦目 割といい回りだったけどバウンス連打からの《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix(THS)》で完璧にまくられて負け。
三戦目 相手ワンマリから弱いところしか引いてなくて、《エレボスの試練/Ordeal of Erebos(THS)》でハメ勝ち。
〇×〇
◇
PTQ決勝に進んだのは、フィラデルフィア予選(http://60486.diarynote.jp/201108021002412586/)以来2年ぶりだ。
そもそも1年ほどはまともにPTQに出てすらいなかった。
俺のプレイングと集中力は、多分全盛期の半分くらいに衰えているだろう。
だがその代わり、この2年間で磨かれたものもあった。
言語化だ。
技術を言語にできること。
普段は感覚で処理している、トータルなバランシングを、要素に分解し、優先順位をつけて、他者に説明できるレベルにまで具体化すること。
それは天才ではない者が経験的に1つ1つ悪手を減らしていくために、なくてはならないものだと俺は考えている。
こうしてトーナメントでの思考とその理由を密度濃く一貫性を持って記せること、それ自体が俺の成長の証だ。
だから。
ただ情熱だけを抱えてがむしゃらにぶつかる時期は過ぎ去った。
今の俺には根拠がある。確信には理由がある。
集中しろ。
あとはただ、
本気を出して、自分の持てる全てでもって、
立ち向かうだけだ。
◇
決勝 VS赤緑
一戦目 後手、《島/Island(M14)》2枚に《苛まれし英雄/Tormented Hero(THS)》《エレボスの試練/Ordeal of Erebos(THS)》。沼10枚なのでキープするが引けたのが4ドロー目でしかも相手が2→3→4の動き(しかも《都市国家の破壊者/Polis Crusher(THS)》)で微妙に遅くて負け。
二戦目 再び《島/Island(M14)》2枚に《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》という手札。一戦目のトラウマが蘇るが、トリトンがマッチのキーなのでキープ。3ターン目のドローが《沼/Swamp(M14)》で九死に一生を得る。《エレボスの試練/Ordeal of Erebos(THS)》と《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》つけて相手のクロック封じながら殴って勝ち。
三戦目 《沼/Swamp(M14)》《島/Island(M14)》《苛まれし英雄/Tormented Hero(THS)》《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》《モーギスの匪賊/Mogis’s Marauder(THS)》《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》あと何かみたいな完璧な初手。無事《沼/Swamp(M14)》も引けて相手の初動を咎めた後、《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》だけケアしながら動いてダメージを刻み、《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》で一気にライフ詰めた後、最後は《エレボスの使者/Erebos’s Emissary(THS)》を『授与』して勝ち。
×〇〇
◇
というわけでPTQ抜けました。
スイスの3回戦目くらいから体調激悪で、明らかに風邪を引いていた。
それでもゲーム中や決勝ドラフトのピックは今までになく集中できたし、ドラフトは読み勝ちできた。
何より、こうして形になるものがあったのだ。
シールドパックの強さやドラフト戦略の的中という、運による部分が大きいにせよ。
少しは誇ってもいいのかな、とそう考えている。
-----------------------------
Today’s tune
UVERworld「Fight for Liberty」
http://www.youtube.com/watch?v=uap5DiPM0vY
PTQ神々の軍勢@福山
2013年10月27日 音楽 コメント (2)
ついてこい 夢の果て
◇
プロツアー・テーロスでは、やまけんがついにトップ8に入り。
グランプリ・香港では、あんちゃんがトップ4に入賞して再びプロツアーの権利を獲得した。
かつてともにプロツアーを目指し、そして参加した友人たち。
そんな彼らが、最近立て続けに成果を残すのを見て。
血が滾らないわけがない。
滾らないとしたら、もう勝負師としては終わってしまっている。
だから。
俺はまだ勝負師でありたい、ということなのだろう。
仮にこの熱が一週間後には冷めてしまうとしても。
「広島のPTQに行こう。そしてプロツアーの権利を取ろう」と決意したこの瞬間の熱量は、間違いなく本物なのだから。
◇
というわけで、あんちゃんの香港トップ4にあてられて木曜くらいに突発的に福山行きを決意して行ってきましたPTQ。
夜行バスは初めての3列で、今まで利用した夜行バスの中で最も快適だった。ていうか今までの4列がブタ箱に思える。情弱乙。「エトワールセト」号ありがとう。
関東からは他にイカ彦、豪腕、ギルスが遠征。久しぶりに遠征したが、野育ちさんとロックはじめ関西勢という見慣れた光景に安心する。そして(既に抜けたので)SUKEさんがいないことに一抹の寂しさを覚える。いや、別に覚えないけど言いたかっただけ。
あ、bunさんは最初顔忘れててそっけない態度とってすみません。
で、パックチェックして構築へ。
今回のプールはこちら。
◇
◇
こ、これは!!(お約束)
《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》が4枚。
まさか神が俺の日頃の行いをご覧になっていたとは。
さらに《密集軍の指揮者/Phalanx Leader(THS)》、《天界の執政官/Celestial Archon(THS)》まである。ていうか神本体もいる。
最強の白。これはもろうた!!
……と、思ったのも束の間。
この環境、『相手のマウントクリーチャーをどうやって捌くか』が1つの肝だと思うのだけれど。
その点、このカードプールは、
・接死がない
・バウンスがない
・エンチャント割れない
≒相手のマウントクリーチャーを捌けそうなのが《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》くらいしかない。その上、
・白以外のどの4色を2色目に使っても『英雄的』の誘発枚数が大して変わらない
・マナベース補助がない
・そもそもプール全体に2マナ域が足りてない
・弱いソートが被りすぎててサイドプランが組めない
という明らかな欠点がいっぱいあることに組んでいるうちに気づいてしまった。
合理的に組むなら《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》のために白青……いやでも『英雄的』の枚数が赤より少ない……タッチ《洞窟のランパード/Cavern Lampad(THS)》……?『英雄的』誘発の枚数だけなら緑も悪くはないが……ていうかこういうときって普通マルチのカードの存在によって2色目決めるパターンだと思うんだけど白のマルチカードが全くないのは何でやのん……
ええい、もうぶち切れよう!!
ぶち切れ白信心。相手のマウントクリーチャーは放置して最後だけ《裏切りの先触れ/Portent of Betrayal(THS)》で借りるプラン。
ゴミみたいなクリーチャーいっぱい入ってるけどすべては《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun(THS)》様への信心を高めるため。それにしたって1点もドレインしない《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》は相当やばい気がしなくもない。
参加者93名、スイスドロー7回戦。
7-0まで駆け抜ける!!
◇
第一回戦 VS白緑タッチ青
一戦目 《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》に《目ざといアルセイド/Observant Alseid(THS)》2枚つけて《統率の取れた突撃/Coordinated Assault(THS)》ぶち込んで勝ち。
二戦目 《ナイレアの弓/Bow of Nylea(THS)》で0対4交換とられて負け。
三戦目 《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun(THS)》が無双して勝ち。
〇×〇
第二回戦 VS青白
一戦目 土地2枚、土地3枚でそれぞれストップして、相手もバウンスとか引いてなくてライフ4とかで盤面固めることに成功するも、《海神の復讐/Sea God’s Revenge(THS)》ぶち込まれて一瞬で負け。
二戦目 《今わの際/Last Breath(THS)》2枚サイドインして後手とって相手ワンマリ。《天界の執政官/Celestial Archon(THS)》無双で勝ち。
三戦目 相手ワンマリ。青マナ事故ってて《今わの際/Last Breath(THS)》構えたままぼこぼこ殴って勝ち。
×〇〇
第三回戦 VS青白タッチ緑
一戦目 相手が後手ながら《戦識の重装歩兵/Battlewise Hoplite(THS)》→《タッサの試練/Ordeal of Thassa(THS)》のブン。こちらも《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》から《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun(THS)》出すも信心が1つ足りず、おまけに赤マナも事故ってて、《天界の執政官/Celestial Archon(THS)》も追加されて何もできなくなって負け。
二戦目 相手ワンマリ。色々ありつつ、《タッサの二叉槍/Bident of Thassa(THS)》出されながらもチャンプしながらごり押して《裏切りの先触れ/Portent of Betrayal(THS)》でギリギリ勝ち。
三戦目 《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》→《タッサの使者/Thassa’s Emissary(THS)》→《タッサの試練/Ordeal of Thassa(THS)》で《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》引いてなくてマウントとられ、その状況で《海神の復讐/Sea God’s Revenge(THS)》撃たれて圧敗。弱いハンドキープしすぎた。
×〇×
第四回戦 VS緑黒
一戦目 先手土地2ストップ。永遠に3マナ目を引くことはなかった。
二戦目 《ナイレアの弓/Bow of Nylea(THS)》出されたけど《目ざといアルセイド/Observant Alseid(THS)》つけた《金床鋳込みの猛禽/Anvilwrought Raptor(THS)》でごり押して到達持ちのブロッカーを《裏切りの先触れ/Portent of Betrayal(THS)》でパクって勝ち。
三戦目 青白にチェンジしたら青マナ事故って負け。
×〇×
◇
というわけで瞬殺の2-2ドロップ。
同じくらいの速さでドロップしていたイカ彦と豪腕と3人で、不貞腐れカラオケしてから広島焼き食べてた。そう、俺は広島焼きを食べにきただけだったんや!!3万円かけてな
うーん、三回戦目の相手はデッキパワーが違いすぎてどう組んでも勝てたとは思えんな。
抜けたギルスはおめ!!
------------------------------
Today’s tune
水樹奈々×T.M.Revolution「革命デュアリズム」
http://www.youtube.com/watch?v=Qc6V_XJr8Mg
◇
プロツアー・テーロスでは、やまけんがついにトップ8に入り。
グランプリ・香港では、あんちゃんがトップ4に入賞して再びプロツアーの権利を獲得した。
かつてともにプロツアーを目指し、そして参加した友人たち。
そんな彼らが、最近立て続けに成果を残すのを見て。
血が滾らないわけがない。
滾らないとしたら、もう勝負師としては終わってしまっている。
だから。
俺はまだ勝負師でありたい、ということなのだろう。
仮にこの熱が一週間後には冷めてしまうとしても。
「広島のPTQに行こう。そしてプロツアーの権利を取ろう」と決意したこの瞬間の熱量は、間違いなく本物なのだから。
◇
というわけで、あんちゃんの香港トップ4にあてられて木曜くらいに突発的に福山行きを決意して行ってきましたPTQ。
夜行バスは初めての3列で、今まで利用した夜行バスの中で最も快適だった。ていうか今までの4列がブタ箱に思える。情弱乙。「エトワールセト」号ありがとう。
関東からは他にイカ彦、豪腕、ギルスが遠征。久しぶりに遠征したが、野育ちさんとロックはじめ関西勢という見慣れた光景に安心する。そして(既に抜けたので)SUKEさんがいないことに一抹の寂しさを覚える。いや、別に覚えないけど言いたかっただけ。
あ、bunさんは最初顔忘れててそっけない態度とってすみません。
で、パックチェックして構築へ。
今回のプールはこちら。
◇
<白>×16
2 《セテッサの戦神官/Setessan Battle Priest(THS)》
1 《旅する哲人/Traveling Philosopher(THS)》
1 《レオニンの投網使い/Leonin Snarecaster(THS)》
1 《密集軍の指揮者/Phalanx Leader(THS)》
1 《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》
2 《目ざといアルセイド/Observant Alseid(THS)》
4 《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》
1 《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun(THS)》
1 《天界の執政官/Celestial Archon(THS)》
2 《今わの際/Last Breath(THS)》
<青>×19
1 《トリトンの財宝狩り/Triton Fortune Hunter(THS)》
2 《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》
2 《はじけるトリトン/Crackling Triton(THS)》
1 《水跳ねの海馬/Breaching Hippocamp(THS)》
2 《海岸線のキマイラ/Coastline Chimera(THS)》
2 《先見のキマイラ/Prescient Chimera(THS)》
2 《記憶の壁/Mnemonic Wall(THS)》
1 《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx(THS)》
1 《地平の識者/Horizon Scholar(THS)》
2 《迷宮での迷子/Lost in a Labyrinth(THS)》
2 《液態化/Aqueous Form(THS)》
1 《解消/Dissolve(THS)》
<黒>×10
2 《アスフォデルの放浪者/Asphodel Wanderer(THS)》
2 《洞窟のランパード/Cavern Lampad(THS)》
1 《毒々しいカトブレパス/Loathsome Catoblepas(THS)》
1 《闇の裏切り/Dark Betrayal(THS)》
2 《蘇りし者の行進/March of the Returned(THS)》
2 《鞭の一振り/Lash of the Whip(THS)》
<赤>×15
1 《死呻きの略奪者/Deathbellow Raider(THS)》
1 《双頭のケルベロス/Two-Headed Cerberus(THS)》
1 《不機嫌なサイクロプス/Ill-Tempered Cyclops(THS)》
1 《統率の取れた突撃/Coordinated Assault(THS)》
2 《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》
2 《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》
2 《峰の噴火/Peak Eruption(THS)》
1 《破砕/Demolish(THS)》
2 《裏切りの先触れ/Portent of Betrayal(THS)》
2 《パーフォロスの激怒/Rage of Purphoros(THS)》
<緑>×14
1 《サテュロスの笛吹き/Satyr Piper(THS)》
2 《彼方の工作員/Agent of Horizons(THS)》
1 《ケイラメトラの侍祭/Karametra’s Acolyte(THS)》
1 《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt(THS)》
2 《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》
1 《巨体の狐/Vulpine Goliath(THS)》
1 《戦士の教訓/Warriors’ Lesson(THS)》
2 《拠点防衛/Defend the Hearth(THS)》
1 《ナイレアの試練/Ordeal of Nylea(THS)》
2 《残忍な発動/Feral Invocation(THS)》
<その他>×10
1 《殺人王、ティマレット/Tymaret, the Murder King(THS)》
1 《地平線のキマイラ/Horizon Chimera(THS)》
1 《クラグマの戦呼び/Kragma Warcaller(THS)》
1 《精神的な介入/Psychic Intrusion(THS)》
2 《金床鋳込みの猛禽/Anvilwrought Raptor(THS)》
1 《魔女の目/Witches’ Eye(THS)》
2 《速羽根のサンダル/Fleetfeather Sandals(THS)》
1 《こそ泥の兜/Prowler’s Helm(THS)》
◇
こ、これは!!(お約束)
《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》が4枚。
まさか神が俺の日頃の行いをご覧になっていたとは。
さらに《密集軍の指揮者/Phalanx Leader(THS)》、《天界の執政官/Celestial Archon(THS)》まである。ていうか神本体もいる。
最強の白。これはもろうた!!
……と、思ったのも束の間。
この環境、『相手のマウントクリーチャーをどうやって捌くか』が1つの肝だと思うのだけれど。
その点、このカードプールは、
・接死がない
・バウンスがない
・エンチャント割れない
≒相手のマウントクリーチャーを捌けそうなのが《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》くらいしかない。その上、
・白以外のどの4色を2色目に使っても『英雄的』の誘発枚数が大して変わらない
・マナベース補助がない
・そもそもプール全体に2マナ域が足りてない
・弱いソートが被りすぎててサイドプランが組めない
という明らかな欠点がいっぱいあることに組んでいるうちに気づいてしまった。
合理的に組むなら《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》のために白青……いやでも『英雄的』の枚数が赤より少ない……タッチ《洞窟のランパード/Cavern Lampad(THS)》……?『英雄的』誘発の枚数だけなら緑も悪くはないが……ていうかこういうときって普通マルチのカードの存在によって2色目決めるパターンだと思うんだけど白のマルチカードが全くないのは何でやのん……
ええい、もうぶち切れよう!!
10 《平地/Plains(THS)》
6 《山/Mountain(THS)》
2 《セテッサの戦神官/Setessan Battle Priest(THS)》
1 《旅する哲人/Traveling Philosopher(THS)》
1 《レオニンの投網使い/Leonin Snarecaster(THS)》
1 《密集軍の指揮者/Phalanx Leader(THS)》
1 《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》
4 《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》
2 《目ざといアルセイド/Observant Alseid(THS)》
2 《金床鋳込みの猛禽/Anvilwrought Raptor(THS)》
1 《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun(THS)》
1 《天界の執政官/Celestial Archon(THS)》
1 《統率の取れた突撃/Coordinated Assault(THS)》
2 《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》
1 《こそ泥の兜/Prowler’s Helm(THS)》
2 《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》
2 《裏切りの先触れ/Portent of Betrayal(THS)》
http://gyazo.com/21096273ba23638f817e216b35d82c3a
ぶち切れ白信心。相手のマウントクリーチャーは放置して最後だけ《裏切りの先触れ/Portent of Betrayal(THS)》で借りるプラン。
ゴミみたいなクリーチャーいっぱい入ってるけどすべては《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun(THS)》様への信心を高めるため。それにしたって1点もドレインしない《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》は相当やばい気がしなくもない。
参加者93名、スイスドロー7回戦。
7-0まで駆け抜ける!!
◇
第一回戦 VS白緑タッチ青
一戦目 《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》に《目ざといアルセイド/Observant Alseid(THS)》2枚つけて《統率の取れた突撃/Coordinated Assault(THS)》ぶち込んで勝ち。
二戦目 《ナイレアの弓/Bow of Nylea(THS)》で0対4交換とられて負け。
三戦目 《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun(THS)》が無双して勝ち。
〇×〇
第二回戦 VS青白
一戦目 土地2枚、土地3枚でそれぞれストップして、相手もバウンスとか引いてなくてライフ4とかで盤面固めることに成功するも、《海神の復讐/Sea God’s Revenge(THS)》ぶち込まれて一瞬で負け。
二戦目 《今わの際/Last Breath(THS)》2枚サイドインして後手とって相手ワンマリ。《天界の執政官/Celestial Archon(THS)》無双で勝ち。
三戦目 相手ワンマリ。青マナ事故ってて《今わの際/Last Breath(THS)》構えたままぼこぼこ殴って勝ち。
×〇〇
第三回戦 VS青白タッチ緑
一戦目 相手が後手ながら《戦識の重装歩兵/Battlewise Hoplite(THS)》→《タッサの試練/Ordeal of Thassa(THS)》のブン。こちらも《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》から《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun(THS)》出すも信心が1つ足りず、おまけに赤マナも事故ってて、《天界の執政官/Celestial Archon(THS)》も追加されて何もできなくなって負け。
二戦目 相手ワンマリ。色々ありつつ、《タッサの二叉槍/Bident of Thassa(THS)》出されながらもチャンプしながらごり押して《裏切りの先触れ/Portent of Betrayal(THS)》でギリギリ勝ち。
三戦目 《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》→《タッサの使者/Thassa’s Emissary(THS)》→《タッサの試練/Ordeal of Thassa(THS)》で《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》引いてなくてマウントとられ、その状況で《海神の復讐/Sea God’s Revenge(THS)》撃たれて圧敗。弱いハンドキープしすぎた。
×〇×
第四回戦 VS緑黒
一戦目 先手土地2ストップ。永遠に3マナ目を引くことはなかった。
二戦目 《ナイレアの弓/Bow of Nylea(THS)》出されたけど《目ざといアルセイド/Observant Alseid(THS)》つけた《金床鋳込みの猛禽/Anvilwrought Raptor(THS)》でごり押して到達持ちのブロッカーを《裏切りの先触れ/Portent of Betrayal(THS)》でパクって勝ち。
三戦目 青白にチェンジしたら青マナ事故って負け。
×〇×
◇
というわけで瞬殺の2-2ドロップ。
同じくらいの速さでドロップしていたイカ彦と豪腕と3人で、不貞腐れカラオケしてから広島焼き食べてた。そう、俺は広島焼きを食べにきただけだったんや!!
うーん、三回戦目の相手はデッキパワーが違いすぎてどう組んでも勝てたとは思えんな。
抜けたギルスはおめ!!
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Today’s tune
水樹奈々×T.M.Revolution「革命デュアリズム」
http://www.youtube.com/watch?v=Qc6V_XJr8Mg
チームシールド10/13@晴れる屋
2013年10月13日 音楽グランプリ京都の練習のために参加したかったが、チームメイト予定のイカ彦とらっしゅは用事があるとのことで、同様に練習用の一時的な3人目を探していたアオキ・ミヤジのチームに混ぜてもらうこととなり、無事参加。
どうせ誰も読まないであろう12パック分のカードプールは以下。
◇
<レア>
1 《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun(THS)》
1 《夜の咆哮獣/Nighthowler(THS)》
1 《英雄の破滅/Hero’s Downfall(THS)》
1 《火飲みのサテュロス/Firedrinker Satyr(THS)》
1 《迷宮の勇者/Labyrinth Champion(THS)》
1 《神々の憤怒/Anger of the Gods(THS)》
1 《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》
1 《高木の巨人/Arbor Colossus(THS)》
1 《ナイレアの弓/Bow of Nylea(THS)》
1 赤白神殿
1 赤緑神殿
1 《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx(THS)》
<白>
2 《セテッサの戦神官/Setessan Battle Priest(THS)》
2 《乗騎ペガサス/Cavalry Pegasus(THS)》
1 《レオニンの投網使い/Leonin Snarecaster(THS)》
1 《旅する哲人/Traveling Philosopher(THS)》
1 《密集軍の指揮者/Phalanx Leader(THS)》
2 《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》
1 《目ざといアルセイド/Observant Alseid(THS)》
2 《エファラの管理人/Ephara’s Warden(THS)》
1 《ヘリオッドの使者/Heliod’s Emissary(THS)》
2 《沈黙の職工/Silent Artisan(THS)》
1 《セテッサのグリフィン/Setessan Griffin(THS)》
1 《ヘリオッドの福音者/Evangel of Heliod(THS)》
2 《ヘリオッドの選抜/Chosen by Heliod(THS)》
1 《ヘリオッドの試練/Ordeal of Heliod(THS)》
1 《戦識の武勇/Battlewise Valor(THS)》
1 《異端の輝き/Glare of Heresy(THS)》
1 《解消の光/Ray of Dissolution(THS)》
1 《神聖なる評決/Divine Verdict(M13)》
<青>
1 《トリトンの岸盗人/Triton Shorethief(THS)》
2 《蒸気の精/Vaporkin(THS)》
1 《前兆語り/Omenspeaker(THS)》
1 《トリトンの財宝狩り/Triton Fortune Hunter(THS)》
1 《はじけるトリトン/Crackling Triton(THS)》
1 《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》
1 《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》
2 《海岸線のキマイラ/Coastline Chimera(THS)》
2 《水跳ねの海馬/Breaching Hippocamp(THS)》
2 《記憶の壁/Mnemonic Wall(THS)》
2 《海檻の怪物/Sealock Monster(THS)》
2 《先見のキマイラ/Prescient Chimera(THS)》
1 《水底の巨人/Benthic Giant(THS)》
2 《液態化/Aqueous Form(THS)》
2 《無効/Annul(MRD)》
2 《迷宮での迷子/Lost in a Labyrinth(THS)》
1 《トリトンの戦術/Triton Tactics(THS)》
1 《航海の終わり/Voyage’s End(THS)》
1 《解消/Dissolve(THS)》
2 《捕海/Griptide(THS)》
1 《タッサの褒賞/Thassa’s Bounty(THS)》
1 《海神の復讐/Sea God’s Revenge(THS)》
<黒>
1 《苛まれし英雄/Tormented Hero(THS)》
2 《アスフォデルの放浪者/Asphodel Wanderer(THS)》
1 《悪意の幻霊/Baleful Eidolon(THS)》
1 《蘇りし者の密集軍/Returned Phalanx(THS)》
1 《肉餓えの馬/Fleshmad Steed(THS)》
2 《悪魔の皮のミノタウルス/Felhide Minotaur(THS)》
1 《モーギスの匪賊/Mogis’s Marauder(THS)》
1 《血集りのハーピー/Blood-Toll Harpy(THS)》
2 《洞窟のランパード/Cavern Lampad(THS)》
2 《蘇りしケンタウルス/Returned Centaur(THS)》
2 《フィナックスの信奉者/Disciple of Phenax(THS)》
1 《エレボスの使者/Erebos’s Emissary(THS)》
1 《毒々しいカトブレパス/Loathsome Catoblepas(THS)》
1 《闇の裏切り/Dark Betrayal(THS)》
1 《毒蛇座の口づけ/Viper’s Kiss(THS)》
1 《エレボスの加護/Boon of Erebos(THS)》
2 《災いの印/Scourgemark(THS)》
1 《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》
2 《骨読み/Read the Bones(THS)》
1 《蘇りし者の行進/March of the Returned(THS)》
1 《死の国からの救出/Rescue from the Underworld(THS)》
1 《鞭の一振り/Lash of the Whip(THS)》
1 《一口の草毒/Sip of Hemlock(THS)》
<赤>
1 《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》
2 《サテュロスの散策者/Satyr Rambler(THS)》
1 《死呻きの略奪者/Deathbellow Raider(THS)》
1 《ミノタウルスの頭蓋断ち/Minotaur Skullcleaver(THS)》
1 《槍先のオリアード/Spearpoint Oread(THS)》
1 《双頭のケルベロス/Two-Headed Cerberus(THS)》
1 《炎語りの達人/Flamespeaker Adept(THS)》
1 《国境地帯のミノタウルス/Borderland Minotaur(THS)》
1 《不機嫌なサイクロプス/Ill-Tempered Cyclops(THS)》
1 《パーフォロスの使者/Purphoros’s Emissary(THS)》
2 《野蛮な祝賀者/Wild Celebrants(THS)》
1 《石殴りの巨人/Stoneshock Giant(THS)》
2 《伝書使の素早さ/Messenger’s Speed(THS)》
2 《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》
2 《火花の衝撃/Spark Jolt(THS)》
1 《統率の取れた突撃/Coordinated Assault(THS)》
1 《パーフォロスの試練/Ordeal of Purphoros(THS)》
1 《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》
1 《峰の噴火/Peak Eruption(THS)》
2 《破砕/Demolish(THS)》
1 《落岩/Boulderfall(THS)》
<緑>
1 《菅草の蠍/Sedge Scorpion(THS)》
1 《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》
1 《サテュロスの享楽者/Satyr Hedonist(THS)》
1 《ネシアンの狩猟者/Nessian Courser(THS)》
1 《彼方の工作員/Agent of Horizons(THS)》
1 《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior(THS)》
1 《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》
1 《ケイラメトラの侍祭/Karametra’s Acolyte(THS)》
1 《ケンタウルスの戦上手/Centaur Battlemaster(THS)》
1 《フィーリーズ団のケンタウルス/Pheres-Band Centaurs(THS)》
2 《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》
1 《巨体の狐/Vulpine Goliath(THS)》
1 《定命の者の宿敵/Nemesis of Mortals(THS)》
2 《ナイレアの存在/Nylea’s Presence(THS)》
2 《神々との融和/Commune with the Gods(THS)》
1 《蛮族の血気/Savage Surge(THS)》
1 《拠点防衛/Defend the Hearth(THS)》
1 《ナイレアの試練/Ordeal of Nylea(THS)》
2 《残忍な発動/Feral Invocation(THS)》
1 《切り裂く風/Shredding Winds(THS)》
1 《食餌の時間/Time to Feed(THS)》
1 《職工の悲しみ/Artisan’s Sorrow(THS)》
<マルチ・銀・土地>
1 《戦識の重装歩兵/Battlewise Hoplite(THS)》
1 《魔心のキマイラ/Spellheart Chimera(THS)》
1 《英雄の記録者/Chronicler of Heroes(THS)》
1 《死の国の歩哨/Sentry of the Underworld(THS)》
1 《ファリカの癒し人/Pharika’s Mender(THS)》
2 《青銅の黒貂/Bronze Sable(THS)》
1 《メレティスの守護者/Guardians of Meletis(THS)》
1 《乳白色の一角獣/Opaline Unicorn(THS)》
1 《金床鋳込みの猛禽/Anvilwrought Raptor(THS)》
1 《魔女の目/Witches’ Eye(THS)》
1 《炎放ちの車輪/Flamecast Wheel(THS)》
1 《旅行者の護符/Traveler’s Amulet(THS)》
1 《速羽根のサンダル/Fleetfeather Sandals(THS)》
1 《こそ泥の兜/Prowler’s Helm(THS)》
1 《未知の岸/Unknown Shores(THS)》
1 《沼/Swamp(M14)》Foil
◇
~思考過程~
まず5分で白青英雄を組む。「もうこれでいいでしょ」
↓
残りが難しい。緑はカード揃ってるので主軸になりそう。赤と黒は扱いが難しい。パイセン「緑赤ファッティじゃね?」
↓
赤のカード見て、1マナ2/1と2体先制にマントル2枚など殺意パーツが揃ってることに気づいたまつがん「いや、赤黒殺意でしょ」
↓
残った緑と、余った防御的な黒、それに青のバウンスを絡めて何とかデッキっぽいものを作って完成。最初は白青英雄を渡されていたミヤジ「このデッキあまりマジックできなさそうだからそっちの緑がいい」
A:白青英雄
1 《密集軍の指揮者/Phalanx Leader(THS)》
1 《旅する哲人/Traveling Philosopher(THS)》
1 《前兆語り/Omenspeaker(THS)》
1 《戦識の重装歩兵/Battlewise Hoplite(THS)》
2 《乗騎ペガサス/Cavalry Pegasus(THS)》
2 《蒸気の精/Vaporkin(THS)》
1 《レオニンの投網使い/Leonin Snarecaster(THS)》
2 《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》
1 《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》
1 《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》
1 《トリトンの財宝狩り/Triton Fortune Hunter(THS)》
1 《目ざといアルセイド/Observant Alseid(THS)》
1 《ヘリオッドの使者/Heliod’s Emissary(THS)》
2 《液態化/Aqueous Form(THS)》
1 《トリトンの戦術/Triton Tactics(THS)》
2 《ヘリオッドの選抜/Chosen by Heliod(THS)》
1 《ヘリオッドの試練/Ordeal of Heliod(THS)》
1 《戦識の武勇/Battlewise Valor(THS)》
1 《航海の終わり/Voyage’s End(THS)》
8 《平地/Plains(M14)》
8 《島/Island(M14)》
B:赤黒殺意
1 《火飲みのサテュロス/Firedrinker Satyr(THS)》
1 《苛まれし英雄/Tormented Hero(THS)》
1 《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》
1 《死呻きの略奪者/Deathbellow Raider(THS)》
2 《サテュロスの散策者/Satyr Rambler(THS)》
1 《肉餓えの馬/Fleshmad Steed(THS)》
1 《血集りのハーピー/Blood-Toll Harpy(THS)》
1 《双頭のケルベロス/Two-Headed Cerberus(THS)》
1 《槍先のオリアード/Spearpoint Oread(THS)》
1 《ミノタウルスの頭蓋断ち/Minotaur Skullcleaver(THS)》
1 《モーギスの匪賊/Mogis’s Marauder(THS)》
1 《パーフォロスの使者/Purphoros’s Emissary(THS)》
1 《不機嫌なサイクロプス/Ill-Tempered Cyclops(THS)》
1 《国境地帯のミノタウルス/Borderland Minotaur(THS)》
1 《石殴りの巨人/Stoneshock Giant(THS)》
2 《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》
1 《統率の取れた突撃/Coordinated Assault(THS)》
1 《エレボスの加護/Boon of Erebos(THS)》
1 《災いの印/Scourgemark(THS)》
1 《パーフォロスの試練/Ordeal of Purphoros(THS)》
1 《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》
1 《こそ泥の兜/Prowler’s Helm(THS)》
9 《山/Mountain(M14)》
7 《沼/Swamp(M14)》
C:緑黒タッチ青レア単
1 《菅草の蠍/Sedge Scorpion(THS)》
1 《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》
1 《悪意の幻霊/Baleful Eidolon(THS)》
1 《蘇りし者の密集軍/Returned Phalanx(THS)》
1 《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》
1 《ネシアンの狩猟者/Nessian Courser(THS)》
1 《乳白色の一角獣/Opaline Unicorn(THS)》
1 《夜の咆哮獣/Nighthowler(THS)》
1 《メレティスの守護者/Guardians of Meletis(THS)》
1 《ケイラメトラの侍祭/Karametra’s Acolyte(THS)》
1 《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》
2 《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》
1 《高木の巨人/Arbor Colossus(THS)》
1 《定命の者の宿敵/Nemesis of Mortals(THS)》
1 《巨体の狐/Vulpine Goliath(THS)》
1 《旅行者の護符/Traveler’s Amulet(THS)》
1 《食餌の時間/Time to Feed(THS)》
2 《骨読み/Read the Bones(THS)》
1 《ナイレアの弓/Bow of Nylea(THS)》
1 《英雄の破滅/Hero’s Downfall(THS)》
1 《職工の悲しみ/Artisan’s Sorrow(THS)》
1 《海神の復讐/Sea God’s Revenge(THS)》
8 《森/Forest(M14)》
1 赤緑神殿
6 《沼/Swamp(M14)》
1 《島/Island(M14)》
A:アオキ
B:まつがん
C:ミヤジ
参加56チーム、スイス7回戦。
第一回戦 おっさんのチーム(GB/RG/UW)
一戦目 《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》に《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》つけてトークンゴリ押しを《エレボスの加護/Boon of Erebos(THS)》でサポートして勝ち。
二戦目 《峰の噴火/Peak Eruption(THS)》がぶっ刺さって勝ち。
A:〇 B:〇 C:× チーム:〇
第二回戦 マンモスのチーム(GW/RB/UB)
一戦目 お互いワンマリ。《ミノタウルスの頭蓋断ち/Minotaur Skullcleaver(THS)》2枚で後手からテンポまくられて、最後はきっちり《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》持たれてて負け。
二戦目 《エレボスの鞭/Whip of Erebos(THS)》置かれて負け。
A:× B:× C:〇 チーム:×
第三回戦 テラダさんのチーム(UG/RW/GB)
一戦目 相手ワンマリでスピリン授与が《乗騎ペガサス/Cavalry Pegasus(THS)》にしかつかなくて、しかも《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》引いてて捌けて勝ち。
二戦目 へし折りケアで睨み合って巨人怪物化を待ってたけど、スピリン授与ついた《乗騎ペガサス/Cavalry Pegasus(THS)》に《目ざといアルセイド/Observant Alseid(THS)》がついちゃって負け。
三戦目 相手の土地が3枚で詰まって威嚇に《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》だけで勝ち。
A:× B:〇 C:〇 チーム:〇
第四回戦 知らない人(UG/RG/WBu)
一戦目 普通に勝ち
二戦目 死ぬほどランド引いて負け。
三戦目 死ぬほどランド引いて負け。
A:〇 B:× C:〇 チーム:〇
第五回戦 んちょのチーム(RW/WB/UG)
一戦目 相手が後手とってくる。《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》→《パーフォロスの試練/Ordeal of Purphoros(THS)》をきちんとバックアップできて勝ち。
二戦目 《不機嫌なサイクロプス/Ill-Tempered Cyclops(THS)》が怪物化してアンブロッカブル装備が止まらなくて勝ち。
A:〇 B:〇 C:〇 チーム:〇
第六回戦 知らない人(UW/RB/GU)
一戦目 ダメージレースして最後ハンド使い切って《統率の取れた突撃/Coordinated Assault(THS)》でぴったり12点入れて勝ち。
二戦目 押し込まれてレイコマで負け。
三戦目 《パーフォロスの試練/Ordeal of Purphoros(THS)》つきの《肉餓えの馬/Fleshmad Steed(THS)》を《エレボスの加護/Boon of Erebos(THS)》で守って勝ち。
A:〇 B:〇 C:〇 チーム:〇
第七回戦 知らない人(WB/RB/UG)
一戦目 相手のデッキが上位互換で、ミノタウルスロードからミノタウルス速攻で圧敗。
二戦目 まあ勝てるはずもなく。
A:× B:× C:× チーム:×
A:4-3
B:4-3
C:5-2
チーム:5-2
のノープライズでフィニッシュ。1位がマンモスチームで、最終戦の相手が2位とかだったかな。あれ、1位と2位に負けてるぞ。
反省点は色々あるが、まあ基本的に環境理解が足りてなかった。
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Today’s tune
初音ミク・巡音ルカ「Future」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21969870
いつものようにDN徘徊してたら格好良いコンセプトを見つけた(http://boobytrap.diarynote.jp/)のでちょっと自分でいじって使ってみた。
『GOGOニヴメイガス』
4《ニヴメイガスの精霊/Nivmagus Elemental(RTR)》
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
3《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor(GTC)》
3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》
2《ボーラスの占い師/Augur of Bolas(M13)》
4《思考掃き/Thought Scour(DKA)》
4《急速混成/Rapid Hybridization(GTC)》
4《送還/Unsummon(M13)》
2《静かな旅立ち/Silent Departure(ISD)》
4《熟慮/Think Twice(ISD)》
4《本質の散乱/Essence Scatter(M13)》
2《ルーン唱えの長槍/Runechanter’s Pike(ISD)》
20《島/Island(M13)》
4《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling(M13)》
1《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》
1《ボーラスの占い師/Augur of Bolas(M13)》
2《ミジウムの外皮/Mizzium Skin(RTR)》
2《睡眠/Sleep(M13)》
4《否認/Negate(M13)》
1《中略/Syncopate(RTR)》
ニヴメイガスて。ファイレクシアマナのスペルもないのにあんた、モダンじゃないんだから。
いやーでもこの時代に青単ビートとか、いなせな心意気じゃありませんか。
それに何といっても値段が安い。
で、6チケしかなかったので思いきってDE出たら
R1 ジャンド ×〇〇
R2 微重BLITZ ×〇×
R3 トリコ 〇〇
R4 黒タッチ緑コン 〇〇
でうっかり3-1することに成功。
やっぱりT1《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》は宇宙だな。
逆に相手が相手だったのでニヴメイガスAll-inはあんまりなかったけど。
他には、使ってみたら《急速混成/Rapid Hybridization(GTC)》も思ったより強かった。
まだ試してないカードとしては、《夜帷の死霊/Nightveil Specter(GTC)》は見逃してたな。ワンチャンあるかもしれない。
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Today’s tune
sasakure.UK × lasah「2 HAL 9000」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20457433
前回の日記のリアニのサイドプランから着想を得て、ジェイス・タミヨウ・ラスゴに強い形のジャンドを模索してみる。
『Tough Jund』
4《火打ち蹄の猪/Flinthoof Boar(M13)》
4《絡み根の霊/Strangleroot Geist(DKA)》
4《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》
4屑肉の刻み獣
4《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat(DKA)》
4《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite(M13)》
4《火柱/Pillar of Flame(AVR)》
4戦慄掘り
4《硫黄の流弾/Brimstone Volley(ISD)》
(36Spells)
4《草むした墓/Overgrown Tomb(RAV)》
4《血の墓所/Blood Crypt(DIS)》
4《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M13)》
2《森林の墓地/Woodland Cemetery(ISD)》
3《進化する未開地/Evolving Wilds(M13)》
1《沼/Swamp(ISD)》
2《森/Forest(9ED)》
2《山/Mountain(M11)》
2《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run(ISD)》
(24Lands)
4死儀礼のシャーマン(対ゾンビ・リアニ)
4《悪名の騎士/Knight of Infamy(M13)》(対白人間・トークン系)
4《飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger(ISD)》(対バント)
3ラクドスの復活(対コントロール)
速攻+頑強&破壊されない+PW除去。バーン要素もあり。
マナクリやFarseekを使用しないことでゲーム後半も無駄ドローが少ないタフな作りに。
一見厳しいマナベースも未開地の採用によって解決。
コンセプトは綺麗で良いな。
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Today’s tune
Lily「WAVE」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18945135
晴れる屋で8ドラ。リアルのM13ドラフトはこれが初めて。
ナベ→ポケマスさん→イカ彦→俺→じあき→クリリン→らっしゅ→ミンスさんの順。
1-1 《殺害/Murder(M13)》
1-2 《エイヴンの従者/Aven Squire(M13)》
1-3 《平和な心/Pacifism(M13)》流して《任務に縛られた死者/Duty-Bound Dead(M13)》
1-4 《神聖なる評決/Divine Verdict(M13)》
1-5 《アクラサの守護者/Guardians of Akrasa(M13)》
2-1 《血狩りコウモリ/Bloodhunter Bat(M13)》流して《悪名の騎士/Knight of Infamy(M13)》
2-2 《庇護のグリフィン/Griffin Protector(M13)》流して《軍用隼/War Falcon(M13)》
面子的に白が安そうだったので半ば決め打ちで白黒賛美。
1《庇護のグリフィン/Griffin Protector(M13)》
1《ダスクマントルをうろつくもの/Duskmantle Prowler(M13)》
1《オドリックの十字軍/Crusader of Odric(M13)》
2《従者つきの騎士/Attended Knight(M13)》
2《アクラサの守護者/Guardians of Akrasa(M13)》
1《ネファロックスの召使い/Servant of Nefarox(M13)》
1《悪名の騎士/Knight of Infamy(M13)》
1《テューンの戦僧/War Priest of Thune(M13)》
1《エイヴンの従者/Aven Squire(M13)》
1《歩く死骸/Walking Corpse(M13)》
1《軍用隼/War Falcon(M13)》
2《苛まれし魂/Tormented Soul(M13)》
1《任務に縛られた死者/Duty-Bound Dead(M13)》
1《本質の吸収/Essence Drain(M13)》
1《吸血鬼の印/Mark of the Vampire(M13)》
1《神聖なる評決/Divine Verdict(M13)》
1《殺害/Murder(M13)》
1《テューンの指輪/Ring of Thune(M13)》
1《ザスリッドの指輪/Ring of Xathrid(M13)》
1《闇の好意/Dark Favor(M13)》
1《強迫/Duress(M13)》
1《進化する未開地/Evolving Wilds(M13)》
8《沼/Swamp(ISD)》
7《平地/Plains(M11)》
確かに白は安かったけど、カードの出が悪くてちょっと微妙なデッキに。
第一回戦 VSらっしゅ(赤緑)
一戦目 相手の土地が3枚で詰まって勝ち。
In
1《精神腐敗/Mind Rot(M13)》
1《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(M13)》
Out
1《闇の好意/Dark Favor(M13)》
1《歩く死骸/Walking Corpse(M13)》
二戦目 《まどろむドラゴン/Slumbering Dragon(M13)》スタートされ、ライフ4まで削るも殴れなくなる。ルーター3枚と《捕食/Prey Upon(M13)》3枚でことごとく捌かれ、こちらも盤面を止めるものの、このままライブラリアウトか?というところで《炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand(M12)》にたどり着かれて回答がなく負け。
In
《安全な道/Safe Passage(M13)》
Out
《テューンの戦僧/War Priest of Thune(M11)》
三戦目 相手のデッキの構造は把握したのでシャクられないようにプレイして最後温存してプレイした《苛まれし魂/Tormented Soul(M13)》に除去引かれなくて勝ち。
〇×〇
第二回戦 VSイカ彦(赤黒)
一戦目 土地多めに引いて《血狩りコウモリ/Bloodhunter Bat(M13)》2枚だけで負け。
二戦目 後手ワンマリ、相手ブンで《帆凧/Kitesail(M13)》への回答がデッキになくて負け。
××
第三回戦 VSクリリン(青黒)
一戦目 相手の土地が2枚で止まって勝ち。
二戦目 かなり慎重にプレイしたけど土地ちょっと多めに引いて捌かれきって負け。
三戦目 《フェアリーの侵略者/Faerie Invaders(M13)》にまともに引っかかって負け。下手くそすぎる。
〇××
普通に1-2。PoYは3-0しててさすがだなー(棒)
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Today’s tune
初音ミク「ODDS&ENDS」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18626305
PTQシアトル@千葉&AVR Release Championship
2012年6月9日 音楽殺伐としたスタンダードに救世主が!
『Soul Delver』
4《教区の勇者/Champion of the Parish(ISD)》
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
1《翼作り/Wingcrafter(AVR)》
2《アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruck(ISD)》
3《町民の結集/Gather the Townsfolk(DKA)》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》
4《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》
4《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
4《思案/Ponder(M12)》
4《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》
4《精神的つまづき/Mental Misstep(NPH)》
3《はらわた撃ち/Gut Shot(NPH)》
1《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》
1《四肢切断/Dismember(NPH)》
1《マナ漏出/Mana Leak(M12)》
4《闇滑りの岸/Darkslick Shores(SOM)》
4《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》
4《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》
3《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket(SOM)》
1《島/Island(M12)》
4《幽体の飛行/Spectral Flight(ISD)》
3《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》
2《マナ漏出/Mana Leak(M12)》
2《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》
1《攻撃的な行動/Act of Aggression(NPH)》
1《四肢切断/Dismember(NPH)》
1《はらわた撃ち/Gut Shot(NPH)》
1《鋼の妨害/Steel Sabotage(MBS)》
そう、これぞまさしくZooだ。
らっしゅが考案し、神ブラで調整を続けた夏の新作。
土地16枚、メインミスステップ4、サイド《幽体の飛行/Spectral Flight(ISD)》4と、スタイリッシュな要素しかない。
一人回しも抜群に心地よく、トップメタのデルバーに対しては《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》をミスステップしてれば勝てるという簡単仕様。
完璧だ。
これは権利をとったも同然。
フラグ立てすぎじゃないか?
いや、そんなことはない・・・はず。
参加者126名、スイスドロー7回戦。7-0まで駆け抜ける!!
◇
第一回戦 VS 青白Delver(ばーせん)
一戦目 後手だけどハンドはギタクシアで見えててほぼジャイグロでまくれそうなところで《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》の1点を失念するという算数以前のミスにより確定負けのプレイミスをしてしまって負け。ヘタクソすぎる・・・
二戦目 絶妙のタイミングで《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》トップされて負け。
××
第二回戦 VS 青白Delver(KAKAO)
一戦目 先手ワンマリ、緑マナ出にくいからって《アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruck(ISD)》3枚から2枚に減らしたのに2枚ともハンドにきておまけに土地2枚で詰まってるのに《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》も2枚来て何もできなくなって負け。
二戦目 またワンマリ、相手がドブンで負け。
××
◇
Zoo(笑)
デルバー殺しにきてるのにデルバーにすら勝てなかったらこのデッキはクソデッキってことですね。
悲しみに包まれながら千葉より2時間かけて帰宅。
◇
で、帰ってきて仮眠とった後、AVRのリリースチャンピオンシップ(祭りの総決算的なイベント)に参加。500人近い人数で10回戦のシールド、後にトップ8がドラフト。
もらったパックはどの色でもデッキが組めそうな強力なプール。最初は緑と赤を見て赤緑ビートが組めそうだなと思ったが、最後に白を見ると《終末/Terminus(AVR)》と《天使への願い/Entreat the Angels(AVR)》がこんにちはしていて、しかも一通りの防御的なパーツが揃っていたので、攻撃的にしか組めない赤と緑は切って、白と相性の良い青を相方に選択。
『UWg』
1《黄金夜の救い手/Goldnight Redeemer(AVR)》
1《幽体の門護衛/Spectral Gateguards(AVR)》
1《暁の熾天使/Seraph of Dawn(AVR)》
1《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate(AVR)》
1《霧鴉/Mist Raven(AVR)》
1《解放の天使/Emancipation Angel(AVR)》
1《月明かりの霊/Moonlight Geist(AVR)》
1《霧の海の船長/Captain of the Mists(AVR)》
1《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》
1《天使の壁/Angelic Wall(AVR)》
1《スレイベンの勇者/Thraben Valiant(AVR)》
1《憑依された護衛/Haunted Guardian(AVR)》
2《大聖堂の聖別者/Cathedral Sanctifier(AVR)》
1《天使への願い/Entreat the Angels(AVR)》
1《終末/Terminus(AVR)》
1《払拭の一撃/Banishing Stroke(AVR)》
1《虚空への突入/Into the Void(AVR)》
1《材料集め/Amass the Components(AVR)》
1《自然な最期/Natural End(AVR)》
1《悪寒/Crippling Chill(AVR)》
1《牙抜き/Defang(AVR)》
1《雲隠れ/Cloudshift(AVR)》
9《平地/Plains(M12)》
6《島/Island(M12)》
2《森/Forest(M12)》
除去らないと死んじゃうシステム生物を見たときだけサイドから《人間の脆さ/Human Frailty(AVR)》《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》《腐肉化/Ghoulflesh(AVR)》などをサイドインするプランの後手デッキ。
で、先手ビートダウンを踏みまくって、ときにライフゲイン祭りやら天使奇跡やらで殺し、ときに都合よくラス奇跡をトップしたりして、なんとか8-2のオポ上位で8位に滑り込み。
ドラフトまで行ったらもう勝っただろうと思っていた。何せ俺はこの環境をほぼ極めている。
http://www.raredraft.com/watch?d=3akiq
が、緑の出が悪くてカードが足りない・・・ブロックできなくするエンチャントが2枚入っている、ちょっと苦しい赤緑オールインビートが完成。
準々決勝 VS赤白
一戦目 《大聖堂の聖別者/Cathedral Sanctifier(AVR)》に《奉仕へのいざない/Call to Serve(AVR)》がついてダメージレースされる。最後ブロッカーが2体までなら《熱血漢の聖戦士/Fervent Cathar(AVR)》でぎりぎり差しきれるはずだったが、相手の生物が《幽体の門護衛/Spectral Gateguards(AVR)》でブロッカー3体残っちゃってぎりぎり削りきれずに負け。
二戦目 クリックミスって全く意味のない結魂しちゃってその直後に《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》引いて負け。それなかったら勝ってる。死にたい。
××
というわけで一没。あと一勝でアヴァシンのFoilセットだったのに・・・
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Today’s tune
初音ミク「添い遂げたアンドロイドへ」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17651826
MO廃人日記2&bunさん主催BOX争奪ドラフト
2012年6月8日 音楽 コメント (5)自重とかできるわけがなかった。
あれから5日間が経って俺は、さらなる食事と睡眠を犠牲にしつつ、いかにシールドとドラフトを限界まで回数こなすかという作業に従事していた。
以下は例によってその記録である。なおシールドはデッキを保存するのが面倒なため今回も結果のみになるが了承願いたい。
◇
・AVR8-4赤青 3没で4パック(3本目致命的クリックミスでコンバット飛ばして8点損して負け)
http://www.raredraft.com/watch?d=3a8yp
・AVR8-4赤青 2没(こっち2マナ圏なくてマナカーブ崩れてるのに強い白緑に当たって負けといた)
http://www.raredraft.com/watch?d=3a4cd
・リリースシールドPE 5-2は17位(笑)で3パック。オポがライン最下位とかひどいよ・・・
・AVR8-4純正赤単 3-0で8パック(さすがに強かった)
http://www.raredraft.com/watch?d=3a0hf
・リリースシールドPE 5-2は14位で9パック
・AVR8-4赤白 2没(シールドやりながら)でもグリセルブランドFoilと天使奇跡引いておいしい。
http://www.raredraft.com/watch?d=3a4ch
・AVR8-4赤白 3没で4パック(相手の緑白も強かった)
http://www.raredraft.com/watch?d=39y6d
・AVR8-4赤白 3-0で8パック(天使への願いとグリセルブランド取りきったら下家に色絞れずにゴミみたいなデッキになったのに何故か勝てたw)
http://www.raredraft.com/watch?d=39yy9
・64人ドラフト
1st赤青 2没で2パック
http://www.raredraft.com/watch?d=39y6m
・AVR8-4赤白 3-0で8パック(デッキ強すぎた)
http://www.raredraft.com/watch?d=3a0hi
・リリースシールドPE 5-2は17位wwwで3パック
・AVR8-4赤白 2没(相手は2/1ライフリンクとカラスとピールが2枚ずつ入ってる青白だった)
http://www.raredraft.com/watch?d=3a87d
・リリースシールドPE 5-2は11位で9パック
・64人ドラフト
1st白緑タッチ青 3-0
http://www.raredraft.com/watch?d=3a6nw
2nd赤白 2-0-1 準々決勝でduotianshi203の神赤緑、準決勝で_Batutinha_を破って決勝Splitで21パック
http://www.raredraft.com/watch?d=3a6nx
・AVR8-4赤白 3-0で8パック(3点ゲイン3枚と+1/+2飛行4枚が強すぎたw)
http://www.raredraft.com/watch?d=3ac21
・AVR8-4赤白 3没で4パック(決勝でひどいプレイングミスした。まあなくても勝てなかったと思うけど)
http://www.raredraft.com/watch?d=3a4cl
・AVR8-4赤緑 1没(緑混んでて結魂生物や連携攻撃あまり拾えなかった)
http://www.raredraft.com/watch?d=3a6ny
・AVR8-4赤緑 3-0(今度は緑爆安。おまけにかがり火うまー)で8パック
http://www.raredraft.com/watch?d=3ago0
・リリースシールドPE 2-4ドロップ
・64人ドラフト
1st赤緑神 3-0
http://www.raredraft.com/watch?d=3af4j
2nd赤白神 2没で12パック
http://www.raredraft.com/watch?d=3a87j
・bunさんドラフト
青緑タッチ赤 2没(ピックは後述)
・64人ドラフト
1st青緑 3-0
http://www.raredraft.com/watch?d=3afwc
2nd青緑タッチ赤 2-0-1 決勝Splitで21パック
http://www.raredraft.com/watch?d=3a3l5
・64人ドラフト
1st赤白 1没(デッキは強かったけど相手も神赤黒で3本目にサイドインされた《逆鱗/Aggravate(AVR)》でシャクられて負け)
http://www.raredraft.com/watch?d=3a54g
◇
どんだけやってんだよ!
というツッコミはひとまず置いといて。
見ればわかるとおり意味不明なくらいの勝率の高さなので、祭りも終盤なこの時期に需要があるのか不明だが、ここでAVR環境における現在の俺的ピック基準の言語化を試みることにする。
まずAVRのコモンには十本柱がある。
<赤>
《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》
《クルーインの打撃者/Kruin Striker(AVR)》
《ハンウィアーの槍兵/Hanweir Lancer(AVR)》
《熱血漢の聖戦士/Fervent Cathar(AVR)》
<青>
《霧鴉/Mist Raven(AVR)》
《翼作り/Wingcrafter(AVR)》
<緑>
《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》
《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》
<白>
《暁の熾天使/Seraph of Dawn(AVR)》
《ムーアランドの審問官/Moorland Inquisitor(AVR)》
<黒>
そんなもの、うちにはないよ・・・(byトニオ)
(それまでに取った色を継続するなどの理由が特にない限り、つまり初手では、同色内では上の方が点数上。異色同士では上の色が優先)
まず、AVRのトップコモンは《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》である。
そして一目見てわかるように、赤からは4枚ものコモンが選ばれているのに対し、他の色は2枚ずつしかなく、黒に至っては点数の高いコモンが存在しない。したがって脳内最強色は赤である。この基準に従えば俺の赤率が8割なのも当然といえるだろう。
そしてもう1つ特徴的なのは、これらがすべてクリーチャーである、という事実だ。
AVR環境はかなりのテンポ環境で、《クルーインの打撃者/Kruin Striker(AVR)》《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》はそれぞれ2マナと3マナのパワー3だし、《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》に至っては、2マナパワー2を先に出しているだけで実質1枚で(他に特定のカードを要求せずに)2マナと3マナのパワー3を作り出せる。このことに鑑みれば、どの色をやるにしても先手なら3ターン目、後手なら2ターン目にクリーチャーをプレイできないような事態は避けなければならない。
ではそのためにどうするかというと、2マナと3マナの強い生物は何においても確保すべき、ということになる。
そして当然このくらいはドラフトジャンキーたちも理解しているので、そこから導かれる結論としては、2マナと3マナの強いクリーチャー=十本柱が流れてくる色をやるべきということになる。
それらが流れてくるのならば、上家はその色をやっていない可能性が高い。なおカラスと天使は前者はバウンスで、後者はライフリンクで2マナ3マナ連打ゲーを回避できる可能性があるので例外である。
しかし。
だとしても、赤をやれる保障がないのに《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》を初手で取るというのは、いかにもリスクが高いと思われるかもしれない。ともすれば、それは決め打ちと変わらないのではないか、とも受け取られかねない。
大いに違う。
そもそもAVR環境はプレイアブルなコモンの総数が少なく、「空いている色が見つかるまでふらふらと選択肢を残す」ようなピックでは、仮にその色が運よく見定められたと仮定しても、最終的にカードが足りなくなる可能性が高い。
だから、初手や2手目でまずは自分から主張をし、上家方面は空いてそうだと思ったら、それをそのまま手放さず、一色目として早めに確定させるべきなのだ。そうすることによって、下家方向にもその色を絞る効果が生まれ、結果として自分の近辺では誰もその色に入るきっかけを見失うのだ。何せ「2マナと3マナの生物が取れない色はやれない」のだから。
このニュアンスを人に伝えるとき、俺は「(その色に)一歩踏み込む」 という表現を使っている。わかりにくければ「入れるかどうか様子を伺う」でもいい。踏み込みは色の決め打ちとは違い、上家方面に空いていない(2マナと3マナの生物が流れてこない)と感じられたなら、それ以上無理はせずに諦めて他の色の2マナと3マナを取るようにシフトするだけだ。
誤解を恐れずにいえば、(色ではなく)「2マナ3マナ決め打ち」と言えるだろう。
要は、順調に行ったときには「結果的には決め打ちに見えてしまう」ような、アグレッシブなピックが求められているということだ。
前回の日記のこれや、
http://www.raredraft.com/watch?d=3a6nj
今回のこれなど、
http://www.raredraft.com/watch?d=3a6ny
一般的にはゴッドレアと呼ばれる「さすがに初手じゃね?」といったカードよりも十本柱の《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》や《翼作り/Wingcrafter(AVR)》を優先させているのはそういう思想が元になっている(ちなみにMOは初戦は上家か下家と当たるらしいので、流した白ショールでぼこぼこにされたけど)。
◇
他にもいくつか念頭に置いておくべきことがあって、たとえば
・4マナ域の渋滞は絶対に避ける(2マナと3マナが厚くなるべきだから当然だが)
・3マナと2マナの点数は臨機応変に(できれば最終的には2マナがマナカーブのトップになるようにピックする)
・十本柱以外でも、生物とスペルは生物を基本的に優先する。生物18のスペル6、あるいは生物17のスペル7が理想
・もちろんアンコやレアにも臨機応変に。ただし十本柱より強いアンコ・レアはあまりない
・土地は16枚
といった基本的な事柄もあるが、何より一番大事なことは、「既存のカード点数に縛られないこと」だ。
昨年の世界選手権のレポートでも触れたが、ドラフトにおけるピックは感性のひらめきである。100人いれば100通りのピックが存在してしかるべきなのだ。
だからここに書いてあることを鵜呑みにしたり、まして絶対視する必要はない。ここに書いたことはあくまで「俺が勝つための方法論」であって、万人にとってやりやすいものでないだろうことは重々承知しているし、これ以外にもいくらでも勝率の高いピック基準は考えうるはずだ(たとえばおそらくナベはここまで極端なピックはしないだろう)。
要は自分だけの戦略、自分だけのセオリーをどう形作るかであって、それさえできていれば、どんな環境でも安定したパフォーマンスを残すことができるだろう。
◇
さて、ここから先は実践編で、昨夜行われたbunさん主催の1BOX争奪トーナメントでの俺のピックを元に、ケーススタディで解説していこうと思う。レポートのついでともいう。
合図とともに8-4に同時に突撃した結果、俺のところは運よく卓全員がBOXドラフトの参加者になる。
ピック譜は以下。
http://www.raredraft.com/watch?d=3a3l2
1-1 十本柱なので《霧鴉/Mist Raven(AVR)》。《天使の墳墓/Angel’s Tomb(AVR)》も割りと好きなカードだが、ここは「踏み込み」。
1-2 十本柱の翼作りに加えて知恵蛇結魂まで流してくれるとは、レア抜けとはいえ青にもう一歩「踏み込む」十分な動機。
1-3 観戦者だったらっしゅと意見が分かれたところだが、十本柱《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》は色の継続を無視するに足る。もちろん3/2飛行は5マナ域というのもある。
1-4 ここもらっしゅからすると腕力魔道士を取るからには5/5で結魂アーキを目指すのが自然に思えたようだが、まだ軸は青で十分。5/5は必須パーツではないし、一般的にはクリーチャーに劣るとはいえスペルの中でももっとも強力な部類である《現実からの剥離/Peel from Reality(AVR)》はここで抑えておきたい。
1-5 ここで緑への「踏み込み」。青緑は2マナ域が極端に緑に依存しがちなので、ここは拾っておく。1/4程度流してもこのパックからなら下家方面が青継続の動機とするには足りないだろう。
1-6 まあ1択。
1-7 後手用のグッドサイドカード。自分が赤をやってないときは対赤用のサイドボードはなるべく拾っておきたい。なお黒がぐるぐる回っているが、上の基準を見ればわかる通り、俺にとって黒は「どうにかして他の人にやってもらう色」なので、たとえ卓一確定だろうと、じゃあそれはわかったから下家の君がやってねと言いたくなる色なのである。したがってこの程度ではまったく食指は動かない。
1-8 青いプレイアブルカードが3枚あり、卓に青が薄い気配。貴重な2マナ域を補充しておく。白はここまでくると住み分けで下家方面にやってもらおう。
1-9 まさかの一周。うまい。
1-10 青は本格的に薄いようだ。
1-11~14 略
2-1 パックに青と緑のプレイアブルカードがない。ここは十本柱であり、なおかつ自分がタッチの容易な緑なので自分で使う可能性もある先制結魂をカット気味にピック。
2-2 2マナ域2マナ域。
2-3 十本柱。
2-4 2-1と同様。2/3呪禁もありえなくはないが、4マナの渋滞は極力避けたいのと、下家が青にいってる可能性があり、タッチが避けられなくなりそうなため、開き直って上家のカットも兼ねて十本柱をピック。ちなみにアンコのガリアルは赤の十本柱のどれより点数が下です。
2-5 ジャイグロがとれていないところで貴重なコンバットトリック。
2-6 十本柱がうまい。
2-7 ここは難しい3択。カードパワーで7/7をとったが、どれでも一応の理由はありそう(6/4なら結魂シナジー、飛行除去ならゴッドレアケアなど)。
2-8 唯一の明確なピックミス。-1/-0は盤面に与える影響が小さく、スペルが余りがちなこの環境では普通は2枚デッキに入らないため、逆に2枚目がケアされないだろうと思って2枚目をとったが、超優秀なサイドカードであるディッチャが正着。おかげでこれが後でとんでもない事態を招くことに・・・
2-9~14 略
3-1 ここも難しい3択。だが俺のピック基準だと2マナ3マナが厚くて賢者はうまみが薄く、結魂なのでジャイグロも欲しいが、先制攻撃結魂2枚がタッチして欲しそうにこちらを見ていたのでアバンダンから。3パック目はカードパワーではなくデッキに足りないパーツを抑えにいくことの好例。
3-2 まあさすがに神なので。
3-3 強い。
3-4 強い。
3-5 結魂だけでなく《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》や《霧鴉/Mist Raven(AVR)》ともかみ合う、青緑の最強システム。余談だがこの環境は別にこれくらい強い能力がなくてもほとんどの1マナ1/1は対赤の相打ち要因としてプレイアブルである。
3-6 らっしゅは2/4カットじゃないかとのことだったが、2マナ域はいくらあっても足りないし、どうせ他にブルーナもいるのでスルー。
3-7 4マナより3マナ。
3-8 これはおいしい。
3-9~14 略
『UGr』
1《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》
1《霧鴉/Mist Raven(AVR)》
1《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate(AVR)》
2《ハンウィアーの槍兵/Hanweir Lancer(AVR)》
1《枷霊/Fettergeist(AVR)》
1《天使の墳墓/Angel’s Tomb(AVR)》
1《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》
1《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》
1《二人組の見張り番/Tandem Lookout(AVR)》
1《掛け金探し/Latch Seeker(AVR)》
2《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》
2《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》
2《錬金術師の弟子/Alchemist’s Apprentice(AVR)》
1《ネファリアの密輸人/Nephalia Smuggler(AVR)》
1《月銀の槍/Moonsilver Spear(AVR)》
1《現実からの剥離/Peel from Reality(AVR)》
1《幽体の牢獄/Spectral Prison(AVR)》
1《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》
1《一瞬の散漫/Fleeting Distraction(AVR)》
1《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》
7《森/Forest(M12)》
7《島/Island(M12)》
2《山/Mountain(M12)》
Submitしたデッキとスペルが1~2枚違うかもしれないが、大体こんなデッキに。マナカーブは1-6-8-3でスペル比18:6となかなか良い感じ。
なお6マナ7/7は重いので結局デッキから抜けた。
第一回戦 VS るこるびさん(青と・・・何だっけ)
一戦目 相手先手ダブマリで天使槍だけで勝ち。
二戦目 3/1アンブロッカブルに呪禁つけて、相手の枷霊にはプリズンつけてダメージレースずらして、さらにこっちも枷霊引き込んで接死つけて殴って勝ち。
○○
第二回戦 VS なきがらさん(青黒)
一戦目 先手ワンマリで土地2枚と3枚で詰まって、天使槍装備に《消え去り/Vanishment(AVR)》合わされて負け。
二戦目 リプレイ見て知ってたけど、《人殺しの隠遁生活/Homicidal Seclusion(AVR)》と《悪魔の顕現/Demonic Rising(AVR)》が揃って、しかもそれらが毎ターン《流血の鑑定人/Bloodflow Connoisseur(AVR)》で安定して起動するもんで、一応結魂してる《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate(AVR)》に《月銀の槍/Moonsilver Spear(AVR)》で粘ってみるも途中で《消え去り/Vanishment(AVR)》で捌かれて、なぜ俺はあのときディッチャをピックしなかったんだ・・・となって負け。
××
というわけで2没。デッキは及第だったが、相手のデッキがかなり強かったな。それと
何にせよ、主催者のbunさん、そして参加者の皆さん、お疲れ様でした。
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Today’s tune
波音リツ「-ERROR」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17969073
波音リツ「+REVERSE」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17997631
※前回までのあらすじ※
「あ、これ絶対ハマるからやばいな」と思って今までPCスペックを言い訳にMagic Online導入を避けてきたまつがんだったが、PC買い替えを機についに禁断の世界へ踏み出してしまったのであった。
※あらすじここまで※
MOを導入して4日、気がついたら食事も睡眠も摂らないままに延々と祭りシールドとドラフトを繰り返している自分がいる。
まず俺は、前回の日記のドラフト代と、らっしゅに薦められた祭りPEシールド1回分を合わせて、合計43チケを投入した。
ところが、こんなのすぐなくなるだろとか思ってたら意外になくならないので、限界に挑戦しようということで、この週末は一日中ずっとパソコンの前に座っていたのだった。
予想通りのハマり具合である。いわゆる「廃人乙」といったところか。
だが、自宅でリラックスした状態で目いっぱいマジックができて精神的アドバンテージはかなりのものとはいえ、あまりに不毛であることは否めない。
そこで反省の意味も込めて、以下にその激闘の記録を(ピック譜と結果のみだが)残しておくことにする。
シールドについては、カードプールが保存できることを知らなかったので結果だけになるが、予めご了承願いたい。
◇
・リリースシールドPE 5-2の11位で9パック
・AVR8-4赤白 2-0スプリットで6パック
http://www.raredraft.com/watch?d=3a2sp
・リリースシールドPE 5-2の16位で9パック
・AVR8-4黒タッチ赤 1没(黒卓一でかなり強いデッキだったけど相手も神青緑だった)
http://www.raredraft.com/watch?d=39xeb
・AVR8-4青白飛行 2-0スプリットで6パック(+修復の天使)
http://www.raredraft.com/watch?d=3a18x
・AVR8-4赤白 3没で4パック
http://www.raredraft.com/watch?d=3aba1
・リリースシールドPE 2-3ドロップ
・AVR8-4赤白神デッキ 1没w(相手は白天使奇跡入りがっちり青白。まあかがり火引けたからいいけど)
http://www.raredraft.com/watch?d=39xed
・AVR8-4白緑タッチ青 3没で4パック
http://www.raredraft.com/watch?d=3a872
・リリースシールドPE 1-3ドロップ
・AVR8-4赤単タッチ青 3-0、デッキ強すぎわろた
http://www.raredraft.com/watch?d=39vun
・リリースシールドPE 5-3は36位でポン
・AVR8-4緑黒 1没(赤も白も青もやれなくて仕方なく)
http://www.raredraft.com/watch?d=3a6nj
とここでシールドでの敗戦が響き、手持ちのカードをすべて売り払っても次なるシールドに参加できない状態となったため、さらに16チケを追加購入した。
・リリースシールドPE 6-2で7位通過、卓一赤タッチ青作るも事故って2没で21パックゲット
・AVR8-4ゴミ赤青 3没(卓全員デッキ弱くて奇跡的に)で4パック
http://www.raredraft.com/watch?d=3a3ki
◇
そんなこんなで、シールドPEでの入賞で大きく稼ぐことができ、どうにかまたしばらくは資産を食いつぶさないで済みそうな程度に持ちこたえている。
総計59チケで何回ドラフトとシールドやってんだよって話だが、ある程度勝てるなら課金なしでもサイクリングが続くのはいいことであり、そしてそれがこの悪夢を引き起こした原因でもあるわけだ。
今後はひとまずどうにかして何らかの構築フォーマットに手を出すのか・・・いや、このままリミテッドばっかりやってそうだな。
でもとりあえず今回みたいな廃人プレイは自重しよう。
・・・祭りが終わったら、ね。
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Today’s tune
鏡音リン「レアノ」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17164840
神ブラ調整記録:PTQバルセロナ編2
2012年4月8日 音楽 コメント (2)◇
◎4週目:Radical Good Speed
前週のDE4-0からのPTQ優勝(+トップ8にもう1人)という快挙によって、うんぽぴんトロンはMOモダンのトップメタに躍り出た。
これによりトロンに対して不利な相性がつくジャンドやメリーラは駆逐されていき、トロンが苦手とする青赤コンボ(ストーム・双子)やランデスを主戦略とするリビングエンドが同時に台頭することとなったのである。
ハンデスからボードを堅く支配する、ジャンドやメリーラが得意とする戦略では、コンボは殺せてもトロンに対してはあまり意味がない。トロンとコンボを同時に打ち砕くものは何か・・・そう己に問いかけた結果、求められたのは純粋なる速度であった。
あの親和ですらも遅いと感じられるような、究極にして苛烈なる速さの競い合い。
この特殊なメタゲームの間隙を縫って俺たちが製作したのが、感染であった。
『Radical Good Speed』 (リストは最終版のもの)
4《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf(NPH)》
4《荒廃の工作員/Blighted Agent(NPH)》
4《疫病のとげ刺し/Plague Stinger(SOM)》
4《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》
4《地うねり/Groundswell(WWK)》
4《古きクローサの力/Might of Old Krosa(TSP)》
4《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》
3《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》
4《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》
3《手練/Sleight of Hand(9ED)》
3《四肢切断/Dismember(NPH)》
3《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》
2《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TSB)》
3《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
1《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》
1《草むした墓/Overgrown Tomb(RAV)》
1《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》
4《宝石鉱山/Gemstone Mine(TSB)》
4《真鍮の都/City of Brass(8ED)》
1《沼/Swamp(M11)》
3《ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader(MBS)》
3《抑制の場/Suppression Field(RAV)》
3《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》
3《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
2《暗黒破/Darkblast(RAV)》
このデッキこそは、コンセプトの大部分をうんぽぴん氏の素晴らしいアイデアから拝借したトロンとは異なり、完全なる神ブラのオリジナルデッキにして、完成度で言えばトロン以上の自信作である。
情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ・・・そして何よりも速さが足りない。
クーガー兄貴の思想を完璧に体現したこのデッキは、妨害なしで平均3キル、それだけでなく2キルも頻発するため、トロンとの相性はあろうことか9:1であった。
イカ彦がPTQ川崎に持ち込んだ時点ではまだ(《手練/Sleight of Hand(9ED)》が入っていなかったりして)完成度が低く、またしても敗北を喫するのだが。
その夜のMOPTQで改良版を使用したらっしゅは、ボロス→青白トロン→ジャンド→親和と破り、5回戦目で(このときはまだサイドボードが弱かったため)双子に敗れるものの、その後も青赤トロンをぼこぼこにする順調な展開。
そして7回戦目でついに、うんぽぴんトロンのアップデート版を駆るrizerと激突する。
メインボードは赤マナを引けず4ターン目《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》で落としたが、2本目は4キルし返しての3本目。
わずか3ターンで勝敗は決した。
すなわち、後手1ターン目《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf(NPH)》、2ターン目セット《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》からの《地うねり/Groundswell(WWK)》。なおハンドには《真鍮の都/City of Brass(8ED)》と《古きクローサの力/Might of Old Krosa(TSP)》。
先手3ターン目《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》(実際キャストされた)を乗り越えての、鮮やかすぎる確定3キルである。
最速こそが最強。クーガー兄貴の正しさが、証明された瞬間だった。
あまりの美しさに、これはもはやこのPTQは抜けたようなものだと、俺たちはそう思った。
・・・しかし、8回戦目に立ちはだかったのが、MO廃人Boinの駆るジャンドであった。
ここまでのラウンドのリプレイを見てこちらを感染と知っているBoinは、悠々と除去ハンドをキープし、一切のタイムラグなくこちらの感染生物たちを根絶やしにしたのである。
それでも、6-2はオポ次第でトップ8に残れる計算だったが。
最終戦を勝ったrizerが8位に滑り込む中で、Black_Generationはわずかにオポが足りずに10位にとどまってしまう。
そしてその後は周知の通り、rizerはそのままバルセロナへの切符を手に入れたのだった。
http://www.wizards.com/Magic/Digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/3606620
2週連続でソリューションを作成しておきながら、なおも抜けること能わず。
俺たちの悔しさは筆舌に尽くしがたいレベルに達した。
しかしこの敗北は逆に、更なる高みへと至ることを決意させる。
もとより、次週が最後のPTQバルセロナとなる。
ならば全力を尽くし、今度こそ栄光を掴むまで。
そう、また新たなるソリューションを作ればいいのだ。
◇
・・・なお、余談として。
このPTQでの『Radical Good Speed』のちょっとした活躍の結果、このデッキに惚れ込んだMOプレーヤーの何人かが、らっしゅのBlack_Generationアカウントにちょくちょく話しかけてくるようになったそうだ。
彼らのうち、ある者はDEでこのデッキを使用してWhat’s Happeningでその存在感をアピールし、またある者は地元のPTQで使うと宣言するなど、それぞれに最速を追求していったわけだが。
そのうちの1人が、遠くイタリアはトリノの地で開かれたモダンGPにて、11-4でトップ64に入賞している。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gptur12/day2#7
トロンほどではないにせよ、この『Radical Good Speed』もまた、世界に羽ばたいていった神ブラの種子の1つということになろう。
◇
◎5週目:7th Trigger
最終週。
俺たちは苦境の只中にいた。
新たなソリューションを作ればいいとは言ったものの、そう簡単にインスピレーションが降ってくれば苦労はしない。
あまりに行き詰ったので、Boinと_Batutinha_というMO廃人2名のジャンドをミックスした(Black_Generationと3人の頭文字を合わせて)『3Bジャンド』に浮気したりもしたが、なかなか芳しい成果は得られない(一応DEで3-1はしたが)。
http://www.wizards.com/Magic/Digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/3606488
しかし、気づけばもはや既に板橋PTQの前日。
いっそのこと、この時期にDEで活躍していたLucindoの赤黒バーンか、trueloveの親和で出たらどうか、などと弱気な思いが神ブラを支配しはじめた・・・まさにそのとき。
らっしゅの執念が、1つの光明を見出した。
『初期型』
4《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》
4《教区の勇者/Champion of the Parish(ISD)》
3《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》
4《流刑への道/Path to Exile(CON)》
3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben(DKA)》
4《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter(SOM)》
4《アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruck(ISD)》
2《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter(TSP)》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》
3《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor(FUT)》
3《永遠の証人/Eternal Witness(5DN)》
4《樹上の村/Treetop Village(10E)》
4《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》
4《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》
4《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket(SOM)》
1《永岩城/Eiganjo Castle(CHK)》
3《平地/Plains(M11)》
2《森/Forest(M11)》
2《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》
3《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》
2《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder(MBS)》
3《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist(ALA)》
2《輝く群れ/Shining Shoal(BOK)》
1《光と影の剣/Sword of Light and Shadow(DST)》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog(WWK)》
BGM:UVERworld『7th Trigger』
http://www.youtube.com/watch?v=pIDV-eOZW3U
もともとは感染とは別の「トロン殺し」のアプローチとして、ほんの一瞬だけ調整の対象になった緑白レオニン・エイヴン嵌めデッキだった。
その当時はデッキレシピを書くのも憚られるほどの(具体的には《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》が入っていない)クソデッキだったが、らっしゅは諦めずに調整を続け、こうして一応の形にしてみせたのである。
これを見た俺も、《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》から《アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruck(ISD)》が出てくるギミックは楽しそうだったし、2人構築ではトロンをはじめとして、よくわからないバント殻デッキ(失礼)を使ったHomahiLOを《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter(SOM)》だけでぼこぼこにするなど、一応デッキらしい動きは見せたため、ちょっと真面目にこれに取り組んでみることを決意する。
そして調整が始まって間もない頃。このデッキの運命を決定づける一言が、どちらからともなく発された。
「これ、《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer(9ED)》入れた方が良くね?」
それからの展開は怒涛だった。
このちっぽけな1マナ生物が《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》をはるかに凌ぐ、ぶっちゃけ上位互換であることが確認されると、デッキはそれに合わせる形にシフトしていった。
平地と森の絶対数を確保する必要がなくなり、代わりに《地平線の梢/Horizon Canopy(FUT)》が目いっぱい起用されたのをはじめとして、モダン環境の強い土地や《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer(9ED)》と相性の良い生物を検索しては、目まぐるしくカードスロットが入れ替わっていく。
だが、ようやく何かを掴みかけたというのに、時間はあまり残されていなかった。
そこで、もはや完全に別物となったデッキを手に、Black_Generationは最終調整として再びDEに挑戦することにした。
http://www.wizards.com/Magic/Digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/3642772
《桜族の斥候/Sakura-Tribe Scout(SOK)》は、《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer(9ED)》の起動ラグを取り戻せるという最低限の働きができる1マナ域として採用された。
3-1という結果は上々とは言えないまでも、ビートを軽視しすぎたなどの問題点が明らかになって、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》をメインに移すことでこれを解決。
こうして。
このモダンPTQシーズンの最後を飾るオリジナルデッキ、
『7th Trigger』が誕生した。
タイミングはギリギリだったが、PTQの前日にようやく環境のソリューションが組めたことに満足感を得た俺たちは、手塩にかけたこのデッキを板橋に持ち込むことに決めたらっしゅと、そして慣れない緑白ではなく完成された『Radical Good Speed』で出ることにしたイカ彦の必勝を祈願し、興奮冷めやらぬまま眠りについたのだった。
『7th Trigger(板橋PTQ Ver.)』
4《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer(ONS)》
3《桜族の斥候/Sakura-Tribe Scout(SOK)》
4《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter(SOM)》
3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben(DKA)》
2《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》
4《永遠の証人/Eternal Witness(5DN)》
3《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》
3《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor(FUT)》
2《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence(ROE)》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》
4《流刑への道/Path to Exile(CON)》
2《光と影の剣/Sword of Light and Shadow(DST)》
4《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》
3《地平線の梢/Horizon Canopy(FUT)》
4《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket(SOM)》
3《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary(RAV)》
2《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1《森/Forest(M11)》
1《平地/Plains(M11)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TSB)》
1《永岩城/Eiganjo Castle(CHK)》
1《ガヴォニーの居住区/Gavony Township(ISD)》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog(WWK)》
2《はらわた撃ち/Gut Shot(NPH)》
2《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》
3《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
3《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist(ALA)》
1《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》
2《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M11)》
しかし。
しかし俺たちは冷静になるべきだった。
せめて一晩寝て、朝になってからもう一度話し合うべきだった。
この程度でビート耐性がついたと、本当に言えるのか?
このデッキにはまだまだ改良の余地が残されているのではないか?
そう問い直していれば、あるいは結果は変わったのかもしれない。
『Radical Good Speed』も『7th Trigger』も。
2人揃って2-2ドロップなどという、あまりに不甲斐ない事態を招くようなことには、
もしかしたら。ならなかったのかもしれない。
それも結局、結果論に過ぎないのだけれど。
ともあれ、
1ヶ月をかけたイカ彦の戦いは、こうして幕を閉じた。
◇
の、だが。
それでもまだ、らっしゅの戦いは終わっていなかった。
4月1日の夜に行われる、最後のMOPTQ。
それが正真正銘のラストチャンスだった。
板橋での反省を踏まえて求められたのは、さらにビートに強い盤面のタフさ、そしてそれでいてなおコンボにも強いコンセプトのブレなさという、一見両立しない2点。
そんな魔法のような構成を、俺たちは編み出した。
『7th Trigger(最終版)』
4《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》
4《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer(ONS)》
4《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》
4《流刑への道/Path to Exile(CON)》
3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben(DKA)》
2《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》
4《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》
4《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor(FUT)》
4《永遠の証人/Eternal Witness(5DN)》
4《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M11)》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog(WWK)》
1《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》
1《ガヴォニーの居住区/Gavony Township(ISD)》
4《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》
1《永岩城/Eiganjo Castle(CHK)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TSB)》
1《平地/Plains(M11)》
1《森/Forest(M11)》
4《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket(SOM)》
4《地平線の梢/Horizon Canopy(FUT)》
3《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary(RAV)》
1《神の怒り/Wrath of God(10E)》
1《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》
2《失脚/Oust(ROE)》
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
2《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》
2《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence(ROE)》
2《抑制の場/Suppression Field(RAV)》
3《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist(ALA)》
これが。
この75枚が、俺たちの成果だ。
すなわち《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M11)》こそが、このモダン環境の最後のソリューションだった。
効果が不安定でコンバット性能も弱い《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter(SOM)》を解雇する決断を下したことで、ようやくこの高みに辿り着いた。
アンチDestiny。そう、俺たちは決断の引き金で撃ち抜いたのだ。それが7th Trigger。
絶対の自信があった。
2回戦目に当たった双子が、2本目のラストターンに2枚目の《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CHK)》をトップして勝敗をイーブンにした後、3本目に《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor(FUT)》が出てる状態での3回の《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》起動を、あろうことか全て《島/Island(M11)》サーチしてかわし、返しで《滝の断崖/Cascade Bluffs(EVE)》をトップしてコンボ達成するまでは。
その瞬間。俺たちはブラフも何もなく、ただひたすらに神を呪った。
それが分水嶺だったのだろう。
わずかな残り全勝の可能性に賭け、3回戦目を勝ったBlack_Generationだったが、4回戦目の赤黒バーン相手に3本目、正念場でプレイングミスをしてしまい。
自ら蜘蛛の糸を、手放したのだった。
◇
奇跡の大逆転も、胸のすくほどのご都合ハッピーエンドも、現実にはそうそう転がってないものだ。
最初に書いたとおり、結局俺たちは何も成しえなかったし、何も得られなかった。それが結論だ。
ただがむしゃらに情熱を空費しただけで、馬鹿げた行いだと窘められても仕方ない。
だが、後悔はない。
いつの日かまた、
そして今度こそ、
『神様へのブラフ』は、頂点に立つ。
なぜなら、俺たちは最高のチームだからだ。
俺たちの作ったデッキが、世界中のマジックプレイヤーを同時に一人回しさせるその日まで。
「ここにいるぞ」と声の限りに、
叫び続ける。
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Today’s tune
初音ミク「君が死ぬのを眺めているよ」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17100325