世間は新エキスパンション発売やら新スタンのデッキやらで盛り上がっているのに、だらだらMTGはなぜ更新されないのか。そろそろいつもの妄想100%デッキ構築劇場が始まってもいい頃合ではないか。


 デッキを妄想する時間も取れない、とは言い訳に過ぎない。紙とペンがあれば五分でデッキリストは書ける。ゼンディカーのカードリストにも目は通した。ならば書けるはず。垂れ流せばいい、妄想を。


 そう、いつもなら書けているはずなのだ。だが今の俺は、ローウィンブロックのVividなマナベースというぬるま湯に腰まで浸かってしまっているようだ。今更単色など、馬鹿馬鹿しくてやってられない。


 そんなわけで、この貧弱な新環境のマナベースを前に、俺のデッキ構築欲は萎えてしまっていたのである。


 あの、吸血鬼ビートを見るまでは。


 そう、吸血鬼ビート。あのデッキは美しい。黒単にデュレスが4枚入ってたらもはや美しいデッキにしかなりようがないのだが(異論は認めない)、それを措いても黒単ながら今や環境初期のトップメタか?とも思わせる圧倒的なポテンシャルが窺える。


 新環境がただのアラーラブロック構築+αにとどまることなく、あのレベルでの新しいアーキタイプがいくつも出来るなら・・・あるいは俺の手で、それを作り出すことが出来るかもしれない。


 こうして一人回しが始まった。


 エクステンデッドのサニーサイドアップの。


 『Sunny Side Up』
4《睡蓮の花/Lotus Bloom(TSP)》
4《第二の日の出/Second Sunrise(MRD)》
4《彩色の星/Chromatic Star(TSP)》
4《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》
4《妖術師のガラクタ/Conjurer’s Bauble(5DN)》
2《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》
1《陽光の呪文爆弾/Sunbeam Spellbomb(MRD)》
1《テラリオン/Terrarion(RAV)》
4《作り直し/Reshape(DST)》
4《秋の際/Edge of Autumn(FUT)》
2《大霊堂の戦利品/Spoils of the Vault(MRD)》
1《神秘の指導/Mystical Teachings(TSP)》
1《沈黙/Silence(M10)》
1《致命的な激情/Fatal Frenzy(PLC)》
3《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
4《幽霊街/Ghost Quarter(DIS)》
8《島/Island(ZEN)》
3《平地/Plains(ZEN)》
1《山/Mountain(ZEN)》


 しかもゼンディカーはフェッチしか入ってねーのかよ。


 しょうがない。脳内では上陸が入ると見せかけて入らないという罠だった。


 当然のように普通に弱いこのクソデッキを昼となく夜となく存分に一人回しして、さらにエクステンデッドの超起源デッキをも一通り一人回しをして、ようやく無限ループから抜け出した俺は一つの結論に辿り着いた。


 それは、『どうやら俺にはデッキビルダーとしての才能が皆無である』ということである。今更か。


 俺には猫先生のように強いカード片っ端から詰め込んで当たり前のように強いという構築ができないのだ。その原因は俺がデッキ構築の際にコンセプトを重視するあまり、弱いカードも平気でぽんぽん入れてしまうことにある。


 ここはあえて己に制約を課し、デッキ構築の基本を、原点を思い出してみるべきではないか。マジックを始めたばかりの頃は、コンセプトのコの字も考えていなかった。ただ持ってるカードを持ってるだけ入れる。好きな枚数入れる。・・・


 やっぱり原点は弱そうだからやめよう。原点は原点でも、マジックの原点に帰るのだ。そう、『4枚差し』という原点に、である。


 『Goblins!』
4《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
4《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》
4《ドラゴンの餌/Dragon Fodder(ALA)》
4《巣穴の煽動者/Warren Instigator(ZEN)》
4《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain(M10)》
4《ゴブリンの壊し走り/Goblin Razerunners(CNF)》
4《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》
4《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
4《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》
1《反逆の行動/Act of Treason(M10)》
19《山/Mountain(ZEN)》
4《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》


 おいこれどう見ても弱いカードたくさん入ってねーか。だがしょうがない。一人回しが気持ちいいのだ。


 知ってるか?一人回しのときの《巣穴の扇動者》はやべーぞ。絶対攻撃通るからな。もちろん《ゴブリンの先導》が土地をめくったりすることは一切ない。ていうかむしろ相手は毎ターン《大祖始》をドローし始めるから。「なんでこんなカード入ってんだよ!」うるせーよ黙って殴られてろ。はい10点。はい最強ー。


 ていうか《ゴブリンの奇襲隊》って結構やりおると思うんだ。《壊し走り》抜いて《怒り狂うゴブリン》までいっちゃう?怒り狂っちゃう?マナカーブ的にもさ、やっぱスライカーブじゃん。山1壊し走り2反逆の行動1抜いて怒り狂いまくりじゃね?スタンダード舐めすぎじゃね?


 そう、全てが時間の無駄だった。


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 Today’s tune

 SAYAKA「上弦の月」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm5695496


 プレリにも行ってなかったのでこの環境のドラフトは初体験である。


 構築のセンスがないことは証明済み・・・だが、リミテッドなら!


 席はナス、ヰチ、俺、知らない人、ブラマス、知らない人、シミチン、知らない人の順。
 1パック目初手は・・・おいおい、《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》は取りきりだから取るしかねーじゃんよ。2手目《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》、3手目《罰する火/Punishing Fire(ZEN)》で楽しくなって赤単を決め打ち。4手目《尖塔の連射/Spire Barrage(ZEN)》とか頭大丈夫か。
 2パック目初手は赤いカードがなくて《エメリアの天使/Emeria Angel(ZEN)》を取りきり。で赤いカードだけ取る。
 3パック目も同様。赤いカードがないパックはイラストが綺麗な基本地形をピックしてたので気がついたら土地10枚も取ってたwww


1《噴火滑り/Geyser Glider(ZEN)》
1《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》
1《髑髏砕きの巨人/Shatterskull Giant(ZEN)》
1《石造りのピューマ/Stonework Puma(ZEN)》
1《破滅的なミノタウルス/Ruinous Minotaur(ZEN)》
1《高地の狂戦士/Highland Berserker(ZEN)》
2《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》
1《ゴブリンの近道抜け/Goblin Shortcutter(ZEN)》
2《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》
2《尖塔の連射/Spire Barrage(ZEN)》
1《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》
1《罰する火/Punishing Fire(ZEN)》
2《ゼクター祭殿の探検/Zektar Shrine Expedition(ZEN)》
1《純なる炎の探索/Quest for Pure Flame(ZEN)》
2《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》
1《探検者の望遠鏡/Explorer’s Scope(ZEN)》
18《山/Mountain(ZEN)》
1《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》


 1パック目で2枚取れたから期待したのにそれ以上出なかったよ《尖塔の連射/Spire Barrage(ZEN)》・・・


第一回戦 VSシミチン(青緑)               2-0
一戦目 後手土地1キープ。《探検者の望遠鏡/Explorer’s Scope(ZEN)》が土地めくりまくって相手が初動5ターン目だったので《純なる炎の探索/Quest for Pure Flame(ZEN)》4個貯めて《尖塔の連射/Spire Barrage(ZEN)》で勝ち。
二戦目 相手がトリプルマリガンした。


第二回戦 VSブラマス(緑白)               2-0
一戦目 《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》で勝ち。
二戦目 《ゼクター祭殿の探検/Zektar Shrine Expedition(ZEN)》1体走った後、《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》絡めた2体目は攻撃クリーチャー5点振り分けで思いっくそシャクられるが、普通に土地が伸びて《尖塔の連射/Spire Barrage(ZEN)》本体10点で勝ち。


 2-0したのでデッキ微妙だしってことでスプリット。で、一応遊びで対戦してみる。


第三回戦 VS知らない人(黒白)             2-1
一戦目 相手ダブマリでこっちぶん回って瞬殺。
二戦目 《墓所王の探索/Quest for the Gravelord(ZEN)》とか《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》とか2/3飛行接死とか+2/+1装備品とか軽いとこ連打されてビート死。
三戦目 超絶ぶんで勝ち。


 赤単は楽しいなぁ。


 色々新スタンダードのデッキも見てきた。が、やはり猫先生のデッキが一際異彩を放っていた。あのデッキで6-1とか天才すぎるだろ・・・(失礼


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 Today’s tune

iroha(sasaki)×ヤマイ「noctiluca」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8331177

ZENどらぁ×4

2009年10月9日 読書


 ドラフトしたくて我慢できなかったのでリミッツチャンプ(笑)邸定期ドラに参加。


 1回目は8ドラ。席はぷっちょ→俺→ダルさん→サンガ君→キムタク→のび太→(笑)→WinterOrzの順。
 1パック目初手は《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》。2手目《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》、3手目も黒いカードで4手目に1緑2/2の同盟者をピックするがその後も黒の流れが良すぎたので黒単気味に。
 2パック目は下も黒なのか流れが悪かった。
 3パック目はカードの出が悪くてあまりおいしくなかった。《猛火の松明/Blazing Torch(ZEN)》を2枚拾って了。


1《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》
1《ハグラの悪魔信者/Hagra Diabolist(ZEN)》
1《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》
2《ハグラのクロコダイル/Hagra Crocodile(ZEN)》
2《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》
1《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》
1《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》
1《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》
2《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》
1《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》
1《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》
2《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》
1《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》
1《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》
1《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》
2《猛火の松明/Blazing Torch(ZEN)》
1《蜘蛛糸の網/Spidersilk Net(ZEN)》
13《沼/Swamp(ZEN)》
4《山/Mountain(ZEN)》
1《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》


 除去あるから及第か。


第一回戦 VSのび太(緑黒)             2-0
コブラ2枚に4/4トークン量産君にニクシリス入ってる絶望系デッキ。
一戦目 相手ダブマリで4発ジャイグロ撃たれるがさすがに勝ち。
二戦目 相手が事故って勝ち。


第二回戦 VSWinterOrz(青赤)           2-0
一戦目 《蜘蛛糸の網/Spidersilk Net(ZEN)》つけた《ハグラのクロコダイル/Hagra Crocodile(ZEN)》でぼこぼこ殴って《猛火の松明/Blazing Torch(ZEN)》2枚を本体に投げて勝ち。
二戦目 相手がオール1点ピックしてなくて、あと相手の土地が詰まってたので上陸で押して勝ち。


第三回戦 VS(笑)(青白同盟者)          2-0
一戦目 相手が土地いっぱい引いて勝ち。
二戦目 《猛火の松明/Blazing Torch(ZEN)》2枚で《探検者の望遠鏡/Explorer’s Scope(ZEN)》の対象を除去ってあとは相手が生物引いてなくて勝ち。


 うっかり3-0。蜘蛛糸の網がセクシーでした。



 2回目は6ドラチーム、チーム後決め方式。席は(笑)、俺、サンガ君、WinterOrz、キムタク、ダルさんの順。
 1パック目初手は《生きている津波/Living Tsunami(ZEN)》流して《海門の伝承師/Sea Gate Loremaster(ZEN)》。あとは適当に青白同盟者とって了。


1《海門の伝承師/Sea Gate Loremaster(ZEN)》
1《海景の曲芸士/Seascape Aerialist(ZEN)》
1《マーフォークの海忍び/Merfolk Seastalkers(ZEN)》
1《コーの地図作り/Kor Cartographer(ZEN)》
1《コーの奉納者/Kor Sanctifiers(ZEN)》
1《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》
1《ゴーマゾア/Gomazoa(ZEN)》
1《石造りのピューマ/Stonework Puma(ZEN)》
1《コーの飛空士/Kor Aeronaut(ZEN)》
1《天空のアジサシ/Welkin Tern(ZEN)》
1《嵐のフクロウ/Tempest Owl(ZEN)》
1《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster(ZEN)》
2《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric(ZEN)》
1《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》
1《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》
1《複製の儀式/Rite of Replication(ZEN)》
1《召喚士の破滅/Summoner’s Bane(ZEN)》
1《落とし穴の罠/Pitfall Trap(ZEN)》
1《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
1《雨雲の翼/Nimbus Wings(ZEN)》
1《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
9《平地/Plains(ZEN)》
8《島/Island(ZEN)》
1《セジーリの隠れ家/Sejiri Refuge(ZEN)》


 グッドデック。チームメイトはダルさん、Orz。


第一回戦 VSサンガ君(青緑)              2-0
一戦目 《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster(ZEN)》を素打ち《複製の儀式/Rite of Replication(ZEN)》してライフを削り、やがて膠着するが同盟者出して育てていってフルパンで勝ち。
二戦目 まったりして《複製の儀式/Rite of Replication(ZEN)》キッカーで勝ち。


第二回戦 VSキムタク(赤単)              2-1
一戦目 先手土地3でキープして土地3ストップで負け。
二戦目 後手とって相手ダブマリ。まぁ勝ち。
三戦目 1点オール引かれずにライフゲイン同盟者とサイドインした山渡りで無双して勝ち。


 ここでチームが5勝して終了。



 3回目は8ドラ。席はサンガ君→のび太→俺→少年C→ダルさん→もってぃー→キムタク→ぷっちょの順。
 1パック目初手は3赤4点流して《湿地での被災/Marsh Casualties(ZEN)》。2手目《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》、3手目《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》で、4手目1/3蜘蛛取るがあとは黒単の流れで適当に。
 2パック目初手は《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》。2枚目くらいの《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》と《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》で前者をピックしたりしつつ、適当に。
 3パック目も適当に。


1《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》
2《ハグラのクロコダイル/Hagra Crocodile(ZEN)》
2《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》
2《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》
2《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》
1《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》
1《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》
4《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》
1《湿地での被災/Marsh Casualties(ZEN)》
1《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》
1《魂の階段の探検/Soul Stair Expedition(ZEN)》
1《墓所王の探索/Quest for the Gravelord(ZEN)》
2《探検者の望遠鏡/Explorer’s Scope(ZEN)》
15《沼/Swamp(ZEN)》
2《ピラニアの湿地/Piranha Marsh(ZEN)》
2《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》


 形は綺麗だが除去が少なくてつらい。あと望遠鏡を1枚《吸血鬼の一噛み/Vampire’s Bite(ZEN)》にするべきだった。構築ミス。


第一回戦 VSキムタク(緑白赤)             1-2
一戦目 オール1点にシャクられて負け。
二戦目 相手が2/3飛行2枚引いてつらいがダバニとインフェストでなんとか処理して《魂の階段の探検/Soul Stair Expedition(ZEN)》で再展開して勝ち。
三戦目 死ぬほど土地引いて負け。


第二回戦 VSもってぃー(緑黒タッチ青)        2-0
一戦目 ぶぶぶーんで勝ち。
二戦目 威嚇2/1が止まらなくて勝ち。


第三回戦 VSサンガ君(青白タッチ赤)        1-2
一戦目 4マナの生物が全部手札に来た上に3マナで1ターンストップして負け。
二戦目 頑張って《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》でビートするがリソース足りないしトップデッキしないと負けかなー・・・ってとこで《開拓者の望遠鏡/Explorer’s Scope(ZEN)》から《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》がめくれて殴り値上がって勝ち。
三戦目 3/3飛行先制攻撃警戒が止まらず負け。


 負け-勝ち-負けで6位。タッチできる除去を拾えなかったのが敗因か。



 4回目も8ドラ。席は少年C、俺、キムタク、(笑)・・・以外は忘れた。
 1パック目初手は《堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen(ZEN)》。2手目《ハグラのクロコダイル/Hagra Crocodile(ZEN)》、3手目《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》で《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》と《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》も拾えてさてどうしようって感じ。
 2パック目で《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》が取れたのでやっぱり黒単で行こうと決意し、タッチできる《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric(ZEN)》だけ拾う。13手目に《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》が流れてくるアクシデントもありつつ。
 3パック目初手は《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》かな?あと適当に。


1《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》
1《堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen(ZEN)》
1《光輪狩り/Halo Hunter(ZEN)》
2《ハグラの悪魔信者/Hagra Diabolist(ZEN)》
1《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》
1《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》
1《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》
1《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》
1《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》
1《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》
1《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》
1《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric(ZEN)》
2《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》
1《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》
1《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》
2《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
1《血の饗宴/Feast of Blood(ZEN)》
1《魂の階段の探検/Soul Stair Expedition(ZEN)》
1《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
11《沼/Swamp(ZEN)》
1《ピラニアの湿地/Piranha Marsh(ZEN)》
4《平地/Plains(ZEN)》
2《カビーラの交差路/Kabira Crossroads(ZEN)》


 除去強い、レアある、シナジーあるで文句なし。


第一回戦 VS(笑)(青緑黒)            2-0
一戦目 《面晶体のカニ/Hedron Crab(ZEN)》とフェッチでたくさんライブラリ削られたけど相手が逆事故してたので盤面で押して勝ち。
二戦目 ぶぶぶーんで勝ち。


第二回戦 VS少年C(青白)            2-0
一戦目 《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》ついた《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》が《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》されるが《堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen(ZEN)》が無双して勝ち。
二戦目 0/4→《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》って動かれるが相手の土地が詰まってこっちの動きが《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》→《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》だったので勝ち。


第三回戦 VSのび太(緑白)           2-1
一戦目 忘れたけど普通に勝ち。
二戦目 後手土地2で詰まって負けだったかな?
三戦目 《堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen(ZEN)》無双で勝ち。


 3-0。俺も2/3飛行ピックしたいのに点数が高すぎて取れない。



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 なんと当「だらだらMTG」は「マジック・ザ・ギャザリング」カテゴリ1位です!!


 ・・・4人中(笑)


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 Today’s tune

 初音ミク「加速世界 -アクセルワールド-」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8387541

 ジャンドが、一強である。


 スタンダード環境にゼンディカーが入って二週間が経ったとはいえ、まだまだ新環境と呼んで差し支えないだろうこの時期にあって、上のような(ある種悲鳴ともとれる)発言を既に幾度となく耳にしている。


 だが、果たしてこれは事実だろうか?


 ジャンドが環境において一番洗練されたデッキというのならば頷ける。というのも、アラーラのブロック構築環境では最強の名をほしいままにしていたシャードである。より研究され、より昇華されていったその蓄積がスタンダードに引き継がれていると思えば、ジャンドがメタゲームのトップに躍り出たのもそう不思議な話ではない。


 しかし、さながらここが終着点であるかのように語ってしまっていいものか。ようやく《苦花/Bitterblossom(MOR)》がローテーション落ちして、「フェアリー最強」の思考停止から脱け出せると思ったら、今度は「ジャンド最強」で思考停止するのか。それはプレイヤーとして間違った姿勢とまでは言えないにしても、デッキビルダーとしては敗北であり、恥である。


 環境初期の流動的なメタゲームにあって、既にメタが固まりきったかのような諦観。無気力。・・・そんな弱い心で、新たな発想が生まれるものか。いや、生まれない(反語)





 さて、いきなりこんな日記を書き出したのにはちゃんと理由があって、つまるところプロツアーオースティンの熱にあてられたのだ。この場を借りて言わせてもらう(借りてないけど)が、ナベとシミチン、本当におめでとう。ナベの準々決勝5戦目の2T目10枚削りでマジで何も落ちなかったときは、見ている人みんなが地団駄踏んで悔しがっていたことだろうと思う。シミチンがMartin Juza相手の5戦目に自分のナルコに暗黒破撃ちだしたあたりも、「こいつは発掘のプロだな」とみんな思ったことだろう。


 あの輝かしい舞台をパソコンの画面ごしに見ながら、しかし俺が考えていたことは、「どうして俺はあの場にいなかったのか」だった。PTQ戦線はおろか草の根からも離脱し、MTGを半ば引退した状態にあって、それでも彼らの活躍は俺の関心を再びMTGに向けるには十分すぎたのだろう。もはや過ぎ去った、叶わぬ夢とはいえ。


 あるいは俺が、プロツアーに出場する時の詩人とリミッツチャンプ(笑)のエクテン調整にわずかながら時間を割いたということもある。新環境のエクステンデッド。当然のごとく全く手探りで何が正解かわからない。だが練習するにつれ環境の輪郭が少しずつ見えてきて、定石に対処する定石を一つずつ作り上げていく、また前の環境から取り戻していく・・・そういった感じは、やはり新しい環境に特有のものだろう。


 残念ながら時の詩人は初日落ち(エクテン4-1、ドラフト0-3!)、リミッツチャンプ(笑)も90位台とふるわなかったようだが、その事実にもまた、「もう少し何か出来なかったのか」と益体ない考えが浮かんでしまうのだ。


 だから同じく新しい環境のスタンダードで、閉塞感に息が詰まっている現状。これを打破することには、オースティンで出来なかったことを今度こそ成し遂げるという意味合いがある。今度こそメタゲームを動かしてやるぞという、意気込みがある。


 そもそも、すべてのプレイヤーは夢見ているはずなのだ。「メタゲームを動かす側に回りたい」と。なればこそ、プレイヤーはオリジナルなデッキを作る。そうして誰かの灯火が、やがてはメタゲームの次なる主役になる。それがこのゲームのシステムなのだ。


 だから、そう、今こそ宣言する。


 俺は。いや俺たちは、ジャンドに屈しない。


 惨劇は回避できる。俺たちは絶対に、たどり着いてみせる。ジャンドの向こう側へと。


 《前振りここまで》






 きっかけは、ジャンド同型のサイド後《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》だった。


 血編み+廃墟飛ばし+荒廃稲妻。これら大量のアドバンテージカードがジャンド同型の勝負を決定づけるものだとしたら。


 あとは言うまでもない。ジャンドに勝ちたければ、メインに入れてしまえばいいのである。


 『Rgb-Burn』
4《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
4《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental(CON)》
4《地獄の雷/Hell’s Thunder(ALA)》
4《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》
4《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
4《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》
4《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》
3《焦熱の落下/Fiery Fall(CON)》
2《ボーラスの奴隷/Slave of Bolas(ARB)》
4《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》
4《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》
4《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M10)》
4《山/Mountain(ALA)》
1《森/Forest(ZEN)》
1《沼/Swamp(ZEN)》
1《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
4《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》


 ただジャンドのメインに廃墟飛ばしいれるだけだと芸がないので、ついでにバーンにしてみた。俺はとにかく《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》が使いたいのだ。


 キーパーツは《焦熱の落下/Fiery Fall(CON)》。境界石を入れると血編みでめくれたときにその場で一人回しをやめたくなるくらい不快になるのだが、Vividやフィルターなしで単色タッチ二色を実現するにはこの環境の土地はあまりに心もとない。そこでこのカードはなんと!

・メインカラーからタッチ二色をサーチでき
・2マナ域としてカウントしつつも血編みからめくれることは決してなく
・さらに赤いデッキの致命的な弱点である《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》を葬ることができる


 という良いことづくめな、ソリューションといって差し支えない性能なのである。言い過ぎた。6マナは重いし本体にダメージ入らない上にアドバンテージ取らないとか死んだ方がいいカードなのだが、ここは悪い面には目をつぶっておく。ともあれ・・・


 完璧・・・まさに完璧。そう思われた。早速MWSで一人回しをしてみる。・・・そして、このデッキの重大な欠陥に気づいたのである。


 賢明な読者ならもうおわかりであろう。《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》が1ターン目に出ないのである。冷静に考えてみると一見してこれだけでクソデッキとわかる致命的なコンセプト崩壊・・・紙束・・・




 気を取り直して。


 アンタップ状態の山をたくさん入れるには、血編みか荒廃稲妻か、どちらかを選択しなければならない。断腸の思いで荒廃稲妻には一旦退場してもらい、赤タッチ緑の可能性を模索してみる。


 『Rg-Burn』
4《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
4《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》
4《ジャンドの斬刃/Jund Hackblade(ARB)》
4《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental(CON)》
4《地獄の雷/Hell’s Thunder(ALA)》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》
4《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
4《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》
4《暴力的な突発/Violent Outburst(ARB)》
1《焦熱の落下/Fiery Fall(CON)》
4《火荒の境界石/Firewild Borderpost(ARB)》
4《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M10)》
1《森/Forest(ZEN)》
10《山/Mountain(ZEN)》
4《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》


 お前全然コンセプト変わってるじゃねーか。廃墟飛ばしどこいった。ていうか血編みで境界石めくれるぞこれ。


 だって《暴力的な突発/Violent Outburst(ARB)》使ってみたくなったんだもーん。境界石ないと2マナ以下の速攻持ちとかジャンドの斬刃の他にいないし・・・


 悪斬ggになってるあたり救いようがない。





 ここで調整は行き詰まる。やはりジャンドに勝つなど夢物語だったのか。


 ・・・だが待てよ。PTオースティン・・・Martin JuzaとBrian Kiblerは同じくZooに分類されるアーキタイプでありながら全く違うアプローチをとった。片や1マナ域16体のハイパービート。片や《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》から《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》へとつなげるビッグ・ナヤ。そう、この二つを融合させたなら・・・?


 『Landfall-Naya』
4《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》
4《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
4《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》
4《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》
4《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》
3《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》
4《流刑への道/Path to Exile(CON)》
4《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
3《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》
4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M10)》
4《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》
1《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M10)》
1《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M10)》
6《森/Forest(ZEN)》
3《平地/Plains(ALA)》
3《山/Mountain(ZEN)》


 Is this a kuso-deck?

 Yes, it is.


 とかいって結構面白い動きするから割と未来があるのかもしれない。ブロック構築さながら《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》とか《ナヤの魔除け/Naya Charm(ALA)》とかカードプールには色々あるし。ジャンドに勝てる気はしないけど。






 そして俺は、ジャンドに勝つことを諦めた。


 ・・・


 俺たちの戦いはこれからだ!(第1部完)


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 Today’s tune

 doriko×リツカ「Mermaid」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8392941


 (笑)邸定期ドラフトに参加。


 1回目は8ドラ、席は(笑)→俺→のび太→ダルさん→カワニシ→時の詩人→イズミヤ→サンガ君の順。
 1パック目初手《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》から同盟者決めうち気味にピック。緑単でウマーラとニマーナの引いた方を二色目にしようと思ってたらどっちも見なくてオワタ。


1《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》
1《カビのシャンブラー/Mold Shambler(ZEN)》
3《ジョラーガの吟遊詩人/Joraga Bard(ZEN)》
4《放牧の林鹿/Grazing Gladehart(ZEN)》
2《タジュールの射手/Tajuru Archer(ZEN)》
1《石造りのピューマ/Stonework Puma(ZEN)》
2《カビーラの福音者/Kabira Evangel(ZEN)》
1《変わり樹のバジリスク/Turntimber Basilisk(ZEN)》
1《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》
2《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》
1《高地の狂戦士/Highland Berserker(ZEN)》
1《命拾い/Narrow Escape(ZEN)》
1《原初の怒声/Primal Bellow(ZEN)》
1《猛火の松明/Blazing Torch(ZEN)》
1《カザンドゥの隠れ家/Kazandu Refuge(ZEN)》
1《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
1《変わり樹の木立ち/Turntimber Grove(ZEN)》
5《平地/Plains(ALA)》
2《山/Mountain(ZEN)》
8《森/Forest(ZEN)》


 何このクソデッキ。緑のデッキに対してはサイドから3/3森渡りが3枚入ります。必死。


第一回戦 VSカワニシ(緑白赤)           2-1
一戦目 相手があまりに何も引かないのでライブラリアウト狙うが、残り3枚くらいでアリーナ化するエンチャントと毎ターンお互いパーマネントサクる4/4+《コブラの罠/Cobra Trap(ZEN)》でハメ殺される。
二戦目 相手事故。
三戦目 《カビーラの福音者/Kabira Evangel(ZEN)》2枚目をトップデッキして押し込んで勝ち。


第二回戦 VSのび太(緑黒)
一戦目 相手が除去引かなくて同盟者で押し切る。
二戦目 6/6トランプルの神話レアに無双されて負け。
三戦目 ていうか相手のデッキが強かった。


第三回戦 VS時の詩人(黒タッチ青)          2-0
一戦目 デッキ構造上メタデッキすぎて勝ち。
二戦目 相手が事故って勝ち。


 勝ち-負け-勝ちで3位。



 2回目も8ドラ。席は(笑)→俺→もんじ→カワニシ→時の詩人→イズミヤ→のび太→ダルさんの順。
 1パック目初手は《ウマーラの猛禽/Umara Raptor(ZEN)》。2手目《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》、3手目《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》、4手目《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》から青単気味にピックし、《ゼクター祭殿の探検/Zektar Shrine Expedition(ZEN)》と《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric(ZEN)》を2枚ずつピックしていたのでどっちに入るかな、というところ。
 2パック目初手《生きている津波/Living Tsunami(ZEN)》から適当に。
 3パック目初手は《信頼おける山刀/Trusty Machete(ZEN)》流して《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster(ZEN)》。あと適当に。


1《生きている津波/Living Tsunami(ZEN)》
3《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》
1《ウマーラの猛禽/Umara Raptor(ZEN)》
2《無謀な識者/Reckless Scholar(ZEN)》
1《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》
2《天空のアジサシ/Welkin Tern(ZEN)》
1《霊気の想像体/AEther Figment(ZEN)》
1《コーの飛空士/Kor Aeronaut(ZEN)》
1《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster(ZEN)》
1《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》
2《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric(ZEN)》
1《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》
1《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling(ZEN)》
1《鞭打ちの罠/Whiplash Trap(ZEN)》
2《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》
1《雨雲の翼/Nimbus Wings(ZEN)》
1《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
1《飛翔する海崖/Soaring Seacliff(ZEN)》
8《島/Island(ALA)》
8《平地/Plains(ALA)》


 普通に強い。


第一回戦 VS時の詩人(緑タッチ赤)             2-0
一戦目 相手がサンドバッグでした。
二戦目 飛行ビートで勝ち。


第二回戦 VS(笑)(緑黒タッチ青)              1-2
一戦目 飛行ビートで勝ち。
二戦目 4ターン目に《砕土/Harrow(ZEN)》をサイドインした《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》してれば勝ってたのに気づかずスルーしちゃってあとは相手の土地が伸びて負け。ヘタクソすぎた。
三戦目 ワンマリから2/5飛行でがっちりされてやりたい放題されて負け。


第三回戦 VSダルさん(赤緑白)               2-1
一戦目 X=20の上陸ライフゲイン神話銀レア置かれて負け。
二戦目 X=13を《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》でハンドに戻して勝ち。
三戦目 相手の6マナ目が詰まってる間に飛行ビートでライフ刻んで勝ち。


 勝ち-負け-勝ちで3位。



 3回目も8ドラ。席は(笑)→イズミヤ→ダルさん→時の詩人→もんじ→俺→カワニシ→のび太の順。
 1パック目初手ルーター流して《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》から黒単ピック。あと適当に。


1《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters(ZEN)》
2《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》
1《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》
1《愚鈍な虚身/Mindless Null(ZEN)》
1《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》
2《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》
2《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》
1《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》
2《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》
2《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》
1《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》
1《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》
1《血の饗宴/Feast of Blood(ZEN)》
1《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》
1《墓所王の探索/Quest for the Gravelord(ZEN)》
1《魂の階段の探検/Soul Stair Expedition(ZEN)》
1《猛火の松明/Blazing Torch(ZEN)》
2《アクームの隠れ家/Akoum Refuge(ZEN)》
1《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》
1《山/Mountain(ZEN)》
1《ピラニアの湿地/Piranha Marsh(ZEN)》
13《沼/Swamp(ZEN)》


 グッドデック。


第一回戦 VSダルさん(青緑タッチ赤)           2-1
一戦目 《生きている津波/Living Tsunami(ZEN)》×2と6マナ4/4ベイロス×2とか噛み合われて負け。
二戦目 普通に勝ち。
三戦目 相手の《生きている津波/Living Tsunami(ZEN)》が相手の土地縛って勝ち。


第二回戦 VSイズミヤ(青白)                2-1
一戦目 相手のライフ1点が削れず、オール+1/+1で負け。
二戦目 すごいシビアなダメージレースになるが、《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》が殴り続けて勝ち。
三戦目 相手ワンマリから色事故ってるところにビートダウンして勝ち。


第三回戦 VSのび太(緑黒)                 2-0
一戦目 相手ダブマリから事故で勝ち。
二戦目 こっちがどぶんで勝ち。


 3-0して1位。


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 Today’s tune

 初音ミク「Starduster」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8541371


 ある一つの、一人回しが超楽しいデッキがあった。


 メタゲームや相手のリアクションといった難しいことを考えずに、ただ黙々と一人回しをして気が付けばタイムワープ。


 それほどまでに『発掘』というコンセプトは魅力的であり、破壊的であり、そして何より美しかったのだ。


 ・・・時は流れ。


 かつて幾人ものHitori-Mawaserたちを、ひたすらライブラリを掘ることしか考えられないディグダへと変えてしまったその恐ろしいデッキが、現代に蘇った。


 『グレイトフル・デッド』
4《面晶体のカニ/Hedron Crab(ZEN)》
4《思案/Ponder(M10)》
4《秘本掃き/Tome Scour(M10)》
4《不気味な発見/Grim Discovery(ZEN)》
4《意思切る者/Architects of Will(ARB)》
4《エスパーの滞留者/Esper Sojourners(ARB)》
4《朽ちゆくネズミ/Rotting Rats(CON)》
4《セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter(ALA)》
4《絞り取る悪魔/Extractor Demon(CON)》
2《死体の鑑定人/Corpse Connoisseur(ALA)》
1《命運縫い/Fatestitcher(ALA)》
1《ケデレクトのリバイアサン/Kederekt Leviathan(ALA)》
4《アガディームの墓所/Crypt of Agadeem(ZEN)》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M10)》
5《島/Island(ALA)》
2《沼/Swamp(ZEN)》
1《山/Mountain(ZEN)》

4《ゾンビの異国者/Zombie Outlander(CON)》
4《水膨れ虫/Blister Beetle(ALA)》
4《夜の子/Child of Night(M10)》
3《貪欲な罠/Ravenous Trap(ZEN)》


 すごく・・・弱そうです・・・


 見ての通り《面晶体のカニ/Hedron Crab(ZEN)》を引かないとただの屑サイクリングデッキである。


 まあね。そんな簡単に蘇ったら苦労しねーよ。


 だが俺はここ一週間でかなりの時間をこのデッキの一人回しに費やしてしまった。Wisdom Guildで「黒のクリーチャー」「テキストに『墓地』」など何回も検索しては、このデッキの完成形を目指してしまったのである。


 そうなればもう、確かめずにはいられない。


 このコンセプトの最強の形を模索するため、俺は川崎へと足を運んだ。


 参加者92名、7回戦。デッキがデッキなので7-0まで駆け抜けるとは言いがたいが、0-2ドロップだけは避けたいところだ。


第一回戦 VS青赤タッチ白コントロール          2-0
一戦目 《セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter(ALA)》出したら《精神の制御/Mind Control(M10)》されるが他に相手が全然パーマネント出してこないので普通に墓地肥やして勝ち。
二戦目 《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle(ZEN)》出されるが《ケデレクトのリバイアサン/Kederekt Leviathan(ALA)》で一回お帰りいただいて《絞り取る悪魔/Extractor Demon(CON)》出してダメージレースで先行して勝ち。


第二回戦 VSニッサフレア                  2-1
一戦目 3ターン目から《大貂皮鹿/Great Sable Stag(M10)》3体を連続して並べられて構造上ブロックできずに負け。
二戦目 ギリギリのところで《アガディームの墓所/Crypt of Agadeem(ZEN)》トップできて勝ち。
三戦目 《面晶体のカニ/Hedron Crab(ZEN)》からどぶんで勝ち。


第三回戦 VSアゲハ構想(つかちゃん)          0-2
一戦目、二戦目ともに抵抗の余地なく負け。もっとマリガンすべきだった。


第四回戦 VS白単上陸ビート                1-2
一戦目 こっちぶんぶんで勝ち。
二戦目 土地トップされずあと1ターンしのげば勝ちってとこで普通に引かれて負け。
三戦目 こっちいい回りだが相手がワンマリからそれ以上のどぶんで最後も土地トップされて負け。


第五回戦 VS白タッチ青トークン              2-0
一戦目 《天球儀/Armillary Sphere(CON)》まで入ってる重いスペル寄りの構成だったので普通に墓地肥やしてライブラリ掘りきって勝ち。
二戦目 相手がトリマリして勝ち。


第六回戦 VS同型(ロキ)                  ID
不毛なのでID。遊びでやったら一戦目相手だけカニ二体で負け、二戦目はこっちだけ罠とってるのに悪魔とスペクター素出しで負けた。


第七回戦 VSジャンド                    0-2
一戦目 黒い生物が全然落ちなくて負け。
二戦目 《酸のスライム/Acidic Slime(M10)》で土地割られて負け。


 3-3-1・・・練りこみが足りなかった。サイドボードに至っては1枚も使ってないし。もっとカードパワー上げるべきだった。


 メインボードもいくつか改善点が見つかって今では2スロットくらい違う形になってるので、せっかくカード集めたことだしもうちょっとこのデッキをいじってみたい。



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 Today’s tune

 baker(GUMI曲)「羽」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8587292

 《アガディームの墓所/Crypt of Agadeem(ZEN)》に魅せられた者は、永遠の一人回しに彷徨いつづけるしかない---


 夢幻の一人回しの果てに辿りついたのは、1マナサイクリングのもう一方の片割れ。


 『グレイトフル・デッド』
4《面晶体のカニ/Hedron Crab(ZEN)》
4《秘本掃き/Tome Scour(M10)》
4《不気味な発見/Grim Discovery(ZEN)》
4《意思切る者/Architects of Will(ARB)》
4《巨怪なオサムシ/Monstrous Carabid(ARB)》
2《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》
1《ジェスのゾンビ/Jhessian Zombies(ARB)》
2《エスパーの滞留者/Esper Sojourners(ARB)》
4《朽ちゆくネズミ/Rotting Rats(CON)》
3《セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter(ALA)》
4《絞り取る悪魔/Extractor Demon(CON)》
2《死体の鑑定人/Corpse Connoisseur(ALA)》
2《ケデレクトのリバイアサン/Kederekt Leviathan(ALA)》
1《命運縫い/Fatestitcher(ALA)》
4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M10)》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
4《アガディームの墓所/Crypt of Agadeem(ZEN)》
4《島/Island(ALA)》
2《沼/Swamp(ZEN)》
1《山/Mountain(ALA)》

1《山/Mountain(ALA)》
3《マグマのしぶき/Magma Spray(ALA)》
3《紅蓮地獄/Pyroclasm(M10)》
1《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger(ALA)》
3《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》
1《呪詛術士/Anathemancer(ARB)》
3《真髄の針/Pithing Needle(M10)》


 そう、《巨怪なオサムシ/Monstrous Carabid(ARB)》は最強だった。


 あとは適当に神のバランス感覚(と称する妄想)で土地を19まで削り、よくわからない1枚差しや3枚差しを適当に許容してメイン完成。さらにサイドボードも面子を一新。


 究極か。


 究極のドレッジが誕生してしまったのか。


 読者の皆様はかように人間チューター系の謎バランスを究極と呼ぶのには抵抗があるかもしれないが、そこは銀弾=最強とかのたまう変態の言うことだからあまり気にしない方がよろしい。そもそもいつもの誇張気味の前フリである。


 とかいっちゃって。


 優勝しちゃうよ?


 優勝しても知らないよ?


 参加者115名、スイスドロー7回戦。7-0まで駆け抜ける!


第一回戦 VS白ジャンド               2-0
一戦目 先手ワンマリ、土地1(墓)キープだがサイクリングから何とか引き込んでライブラリを掘る。《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant(ALA)》に墓寝かされてピンチだが2枚目の墓を引き込めて事なきをえて、たくさん蘇生して勝ち。
In
1《山/Mountain(ALA)》
3《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》
1《呪詛術士/Anathemancer(ARB)》
Out
1《ジェスのゾンビ/Jhessian Zombies(ARB)》
1《セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter(ALA)》
1《エスパーの滞留者/Esper Sojourners(ARB)》
1《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》
1《秘本掃き/Tome Scour(M10)》
二戦目 相手トリマリで勝ち。


第二回戦 VS白ジャンド(azabu)           1-2
一戦目 相手がパーマネント並べるだけの(しかも遅い)動きだったので圧勝。
サイドは一戦目と一緒。
二戦目 《思考の大出血/Thought Hemorrhage(ARB)》で《絞り取る悪魔/Extractor Demon(CON)》抜かれて、《命運縫い/Fatestitcher(ALA)》素出しでトップデッキ勝負になるが相手が先に引いた《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》がどうしようもなくて負け。
三戦目 順調に掘るが《アガディームの墓所/Crypt of Agadeem(ZEN)》も《不気味な発見/Grim Discovery(ZEN)》も引けなくて負け。


第三回戦 VSジャンド                 2-0
一戦目 ぶんぶんで5キル。
サイドは一緒。
二戦目 なんか相手が《紅蓮地獄/Pyroclasm(M10)》とか入れてきてて全然関係なく勝ち。


第四回戦 VSジャンド                 1-2
一戦目 アガディーム引けず負け。
サイドは一緒。
二戦目 アガディームトップして《命運縫い/Fatestitcher(ALA)》でのアンタップから18点叩き込んで勝ち。
荒廃稲妻だけサイドに戻す。
三戦目 相手が《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》→《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》→《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》からの《稲妻/Lightning Bolt(M10)》というぶんでさすがに後手4キルは出来ず負け。


第五回戦 VSジャンド                2-0
前回PWCの最終戦で当たった人。ていうかジャンド当たりすぎだろw
一戦目 サイドから《酸のスライム/Acidic Slime(M10)》が入ってくるが、メインは特に何もないのでまったり墓地肥やして勝ち。
サイドは一緒。
二戦目 相手が土地2ストップして勝ち。


第六回戦 VS緑タッチ赤エルフ          2-0
一戦目 相手が《絞り取る悪魔/Extractor Demon(CON)》に対して《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZEN)》で殴ってくるプレイミスがあって勝ち。
In
3《真髄の針/Pithing Needle(M10)》
Out
1《セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter(ALA)》
1《エスパーの滞留者/Esper Sojourners(ARB)》
1《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》
二戦目 墓地対策引かれずに勝ち。


第七回戦 VSナヤビート              2-1
一戦目 墓地肥やすも蘇生が全然いなくてピンチ、だがラストターンにトップ《絞り取る悪魔/Extractor Demon(CON)》で殴り値が足りて勝ち。
In
3《真髄の針/Pithing Needle(M10)》
Out
1《セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter(ALA)》
1《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》
1《エスパーの滞留者/Esper Sojourners(ARB)》
二戦目 土地1のフェッチから沼持ってこず島持ってくるゆとりプレイで土地詰まって負け。
サイドはメインに戻す。
三戦目 土地割られなかったので先手5キル。



 えぇ、まあ、早々に2敗を喫してから何とか5-2までこぎつけたって感じですね。優勝(笑)


 レシピはやっぱりまだ全然究極じゃなかったので、らっちゃんとも話してまた色々入れ替えました。ついでにこのデッキでゲームデーに出るようです。果たしてらっしゅはエメリア天使を持ち帰ることができるのか!?


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 Today’s tune

 めぐっぽいど(GUMI)「カムパネルラ」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8639738

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