ゲートクラッシュ的なあれ
2013年2月11日 読書ゲートクラッシュでボロスが帰ってくると聞いたとき、俺はとりとめのない回顧の衝動に襲われた。
それは、はるか昔の東京都選手権でトップ8に残ったことであったり、プロツアーホノルルで初日1-7したことだったり、はたまたグランプリ京都で2日目に残れたことであったりもしたが。
つまるところ、未熟でありながらも瑞々しく情熱に満ちた、あの《最高の時/Finest Hour》の記憶だ。
思えば、俺はかなり長いときを《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire》《稲妻のらせん/Lightning Helix》や《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》、そして何より《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》とともに駆け回った。
デッキ構築やメタゲームの何たるかも知らず、ただ思いつくままに、心のおもむくままに、対戦相手に決して逃れえぬダメージを刻みつけ、ひたすら火力を本体に叩きつけることに夢中になっていた。
もちろん、合理的でないことこの上ない。俺は勝つことではなく、膨大なゲーム数の中でほんの一時だけ訪れる、一方的に相手を蹂躙する刹那の快感にこそその意義を見出していたからだ。
だからそう、思い返すに。
あの頃の俺は、《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》だった。
◇
最初は当然、《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire》を使ったバーンを組もうと思った。
だが、ゲートクラッシュに収録されたとある生物がそんな甘えを許さなかった。
そう、《ボロスの反攻者/Boros Reckoner》だ。
何せ空騎士とマナ域一緒なのに能力が100倍くらい強く、コモンとレアとの埋めがたい格差を十二分に感じさせてくれた。
それでも何とか共存を図る道を模索はしたのだ。とりあえず4枚4枚から……うん、3マナキャストしきれないな。じゃあ2枚にして……うん、空騎士いらないわ……
こうしてできたのがこれだ!
『Charly2013』
4《ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler(RTR)》
3《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman(RTR)》
4《ボロスの反攻者/Boros Reckoner(GTC)》
4《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil(AVR)》
4《火柱/Pillar of Flame(AVR)》
4《夜の衝突/Bump in the Night(ISD)》
4《ボロスの魔除け/Boros Charm(GTC)》
4《いかづち/Thunderbolt(AVR)》
4《頭蓋割り/Skullcrack(GTC)》
4《灼熱の槍/Searing Spear(M13)》
1《轟く怒り/Thunderous Wrath(AVR)》
4《血の墓所/Blood Crypt(RTR)》
4《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》
4《神無き祭殿/Godless Shrine(GPT)》
4《断崖の避難所/Clifftop Retreat(ISD)》
4《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M13)》
3《冒涜の行動/Blasphemous Act(ISD)》
3《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》
3《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》
3《炉の小悪魔/Forge Devil(DKA)》
3《貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart(ISD)》
環境の火力をありったけかき集めた結果がこれだよ!
プレイヤーにしか撃てない火力が多い上にギルランが痛すぎて、《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary(GTC)》からテンポよく展開されたら即死だと思う。
まあそもそもこんなにクリーチャー強い環境で3色のバーンとか成立してないと思うけど。
PTモントリオールで空騎士使ったデッキが活躍とかしないかな……しないだろうな……
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Today’s tune
波音リツ「リベリオ」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19969663
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