PTQフィラデルフィア@千葉二次
2011年7月2日 読書昨年の世界選手権、そして今年のプロツアー名古屋とカバレッジをとらせてもらって(またプロツアーパリのカバレッジ翻訳のお手伝いもさせていただいて)改めて思うことは、やはりプロツアーというMTGにおける最高峰の競技イベントがこのゲームをプレイする上でとても魅力的であるということと、そしてそんなプロツアーに参加する楽しさこそ、より多くの人に直截に伝えられるべき、ということだ。
そしてそれは、プロツアーの入り口であるPTQについても同様のことが言える。プロツアーほどではないにせよ、競技レベルの高いマジックを経験することで精神的・技術的にステップアップを図ることができると考えているからだ。
『殺意』
4《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf(NPH)》
4《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr(SOM)》
4《屍百足/Necropede(SOM)》
4《敗残のレオニン/Lost Leonin(NPH)》
4《巨大化/Giant Growth(M11)》
4《地うねり/Groundswell(WWK)》
4《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》
4《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》
3《精神的つまづき/Mental Misstep(NPH)》
3《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》
2《四肢切断/Dismember(NPH)》
4《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M11)》
4《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket(SOM)》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
4《森/Forest(NPH)》
4《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》
4《ノーンの僧侶/Priests of Norn(MBS)》
4《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter(MBS)》
3《餌食の復讐/Prey’s Vengeance(ROE)》
2《失脚/Oust(ROE)》
1《死後の一突き/Postmortem Lunge(NPH)》
1《精神的つまづき/Mental Misstep(NPH)》
さてそんなPTQに出るためにわざわざ千葉までやってきたわけだが、今週のPTQだけは「禁止適用後、M12前」というレギュレーションの隙間で行われることになる。
ヴァラクート、青黒、赤単といった、従来Caw-Bladeに押さえ込まれていたアーキタイプの台頭が予想される・・・が、そういった事情はこのデッキには全く関係がない。
そう、関係がない。だからというわけではないが、今回は惰性でこのデッキを選択してしまった感がある。
しかも選択するだけならまだしも、前回使ったときから調整があまり進んでいないレシピだ。
メタゲームを無視して独りでに護身が完成してしまういつもの悪いクセが出たのかもしれない。
参加者58名、スイスドロー6回戦。6-0まで駆け抜ける!!
第一回戦 VS Valakut
一戦目 《稲妻/Lightning Bolt(M11)》3枚引かれたけど相手がタイタンも罠も引いてなくて勝ち。
二戦目 T4《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》の返しで《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》にジャイグロぶち込んで勝ち。
○○
第二回戦 VS UW Control(従者さん)
一戦目 3ターン目に《定業/Preordain(M11)》に《精神的つまづき/Mental Misstep(NPH)》撃たなくて《審判の日/Day of Judgment(M11)》食らって負け。ヘタクソ。
二戦目 《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》だけで勝ち。
三戦目 《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》と《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》の2択で後者選んだら《瞬間凍結/Flashfreeze(M10)》凍結されて負け。ヘタクソ。
×○×
第三回戦 VS Caw-Go(コマシ君)
一戦目 《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》と《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader(MBS)》を並べられて、展開したら《審判の日/Day of Judgment(M11)》食らって《太陽のタイタン/Sun Titan(M11)》も出てきて投了。
二戦目 《失脚/Oust(ROE)》→《呪文滑り/Spellskite(NPH)》で投了しておいた。
××
1-2ドロップ。レシピが弱かったのと、2回戦のプレイミスが全てだったな。こんな細いデッキでミスってたら勝てない。
◇
悲しみと電車賃を背負って新大久保まで移動してPWCのサイドイベントのドラフトに参加。上家にタレネコさん。
1-1 《電位の負荷/Volt Charge(NPH)》流して《とどろくタナドン/Thundering Tanadon(NPH)》
1-2 《大霊堂のスカージ/Vault Skirge(NPH)》
1-3 《切りつける豹/Slash Panther(NPH)》
1-4 《縫合の僧侶/Suture Priest(NPH)》流して《脊柱の飛行機械/Spined Thopter(NPH)》
1-5 《縫合の僧侶/Suture Priest(NPH)》
1-7 《純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin(NPH)》
2-1 《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll(MBS)》流して《ヴィリジアンの爪/Viridian Claw(MBS)》
2-2 《銅の甲殻/Copper Carapace(MBS)》
3-1 《調和者隊の盾/Accorder’s Shield(SOM)》
3-2 《剃刀のヒポグリフ/Razor Hippogriff(SOM)》
1《剃刀のヒポグリフ/Razor Hippogriff(SOM)》
1《とどろくタナドン/Thundering Tanadon(NPH)》
1《切りつける豹/Slash Panther(NPH)》
1《錆びた斬鬼/Rusted Slasher(MBS)》
2《主の呼び声/Master’s Call(MBS)》
1《侵害の魂喰い/Trespassing Souleater(NPH)》
1《回転エンジン/Spin Engine(MBS)》
1《蜃気楼のマイア/Shimmer Myr(MBS)》
1《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter(MBS)》
1《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》
1《縫合の僧侶/Suture Priest(NPH)》
1《脊柱の飛行機械/Spined Thopter(NPH)》
1《純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin(NPH)》
1《焼身の魂喰い/Immolating Souleater(NPH)》
1《鉄のマイア/Iron Myr(SOM)》
1《大霊堂のスカージ/Vault Skirge(NPH)》
1《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》
1《献身的な補充兵/Ardent Recruit(MBS)》
1《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》
1《皮剥ぎの鞘/Flayer Husk(MBS)》
1《燦爛たる放心/Fulgent Distraction(SOM)》
1《ヴィリジアンの爪/Viridian Claw(MBS)》
1《銅の甲殻/Copper Carapace(MBS)》
1《調和者隊の盾/Accorder’s Shield(SOM)》
10《平地/Plains(NPH)》
5《山/Mountain(NPH)》
例によって殺意。2パック目で適正な手順の《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》が帰ってこなくてスペルが理想値6枚から足りなくなった。スペルはコンバットに干渉できれば本当に何でも構わないこのアーキタイプでは結構珍しいケース。スペルないから土地14枚にすればよかった。
第一回戦 VS 赤黒除去単(あっきー)
一戦目 相手が土地2枚で詰まっている間にダメージ重ねて押し切る。
二戦目 《ガルヴァノス/Galvanoth(MBS)》が3ターンくらい何もめくらなくて勝ち。
○○
第二回戦 VS 赤緑青感染
一戦目 ライフ1点まで詰めるが《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder(SOM)》と感染ティムが並んでしまう。が、相手がプレイングミスって削りきれて勝ち。
二戦目 クロックをいなされつつ《荒廃の工作員/Blighted Agent(NPH)》に《骨溜め/Bonehoard(MBS)》ついて負け。
三戦目 捌かれて土地多めに引いて負け。
○××
2没。土地15では殺意が足りなかったか。
◇
2回目は上家にDUSK。
1-1 《石弾化/Artillerize(NPH)》
1-2 《病毒のドレイク/Viral Drake(NPH)》《隷属/Enslave(NPH)》流して《髄掘り/Pith Driller(NPH)》
1-3 《窯歩き/Kiln Walker(NPH)》
1-4 《ヴァルショクの難民/Vulshok Refugee(NPH)》
1-5 《脊柱の飛行機械/Spined Thopter(NPH)》
2-1 《核への投入/Into the Core(MBS)》《不純の焼き払い/Burn the Impure(MBS)》流して《回転エンジン/Spin Engine(MBS)》
2-2 《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter(MBS)》流して《調和者隊の聖騎士/Accorder Paladin(MBS)》
3-1 《恐慌の呪文爆弾/Panic Spellbomb(SOM)》
1《カルドーサの首謀者/Kuldotha Ringleader(MBS)》
1《オーガの抵抗者/Ogre Resister(MBS)》
1《髄掘り/Pith Driller(NPH)》
1《錆びた斬鬼/Rusted Slasher(MBS)》
2《ヴァルショクの心臓焚き/Vulshok Heartstoker(SOM)》
1《ヴァルショクの難民/Vulshok Refugee(NPH)》
1《回転エンジン/Spin Engine(MBS)》
1《窯歩き/Kiln Walker(NPH)》
1《侵害の魂喰い/Trespassing Souleater(NPH)》
2《調和者隊の聖騎士/Accorder Paladin(MBS)》
1《ゴブリンの戦煽り/Goblin Wardriver(MBS)》
1《焼身の魂喰い/Immolating Souleater(NPH)》
1《危険なマイア/Perilous Myr(SOM)》
1《マイアの種父/Myr Sire(MBS)》
1《金のマイア/Gold Myr(SOM)》
1《脊柱の飛行機械/Spined Thopter(NPH)》
1《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》
1《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》
1《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》
1《石弾化/Artillerize(NPH)》
1《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》
2《恐慌の呪文爆弾/Panic Spellbomb(SOM)》
10《山/Mountain(NPH)》
5《平地/Plains(NPH)》
殺意のバリエーション、赤殺意。NPHでφマナ生物があんまり流れてこなかったので被ってる気配を感じて赤メインにシフトした。喊声5体と赤ボム2枚本体火力2枚でライフを詰める、プランがわかりやすいデッキ。
第一回戦 VS 赤黒除去単(あっきー)
《皮裂き/Skinrender(SOM)》《カルドーサの炎魔/Kuldotha Flamefiend(MBS)》×2に加えて《囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One(NPH)》まで入ってたらしい。
一戦目 こっちがドブンで相手の初動が《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(MBS)》だったのを《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》で乗り越えつつ展開して勝ち。
二戦目 《カルドーサの炎魔/Kuldotha Flamefiend(MBS)》2体出されてぼこぼこにされといた。
三戦目 《調和者隊の聖騎士/Accorder Paladin(MBS)》+《焼身の魂喰い/Immolating Souleater(NPH)》で一気に11点叩き込んでから《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》本体で勝ち。
○×○
第二回戦 VS 緑黒感染
一戦目 相手が《地層の鎌/Strata Scythe(SOM)》から《ヴィリジアンの背信者/Viridian Betrayers(NPH)》とゆっくりした立ち上がりで、《髄掘り/Pith Driller(NPH)》でテンポとって残りライフ5まで削る。そこから膠着して殴られだしたところで《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》トップして勝ち。
二戦目 《呪文滑り/Spellskite(NPH)》→《腐敗狼/Rot Wolf(MBS)》→《絡み森の鮟鱇/Tangle Angler(SOM)》とか勝つの不可能でしょw
三戦目 《恐慌の呪文爆弾/Panic Spellbomb(SOM)》2回でライフを詰め、生物は捌かれるも《腐敗狼/Rot Wolf(MBS)》+《絡み森の鮟鱇/Tangle Angler(SOM)》と1/1のダメージレースになってライフ5まで詰めて見せてない《石弾化/Artillerize(NPH)》で勝ち。
○×○
2-0してスプリット。この環境はこれで最後かな。
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Today’s tune
UNISON SQUARE GARDEN「オリオンをなぞる」
http://www.youtube.com/watch?v=Uy834WBd2Zk
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