ここで唐突に、俺のこれまでのレガシー戦績を振り返る。

03/21 GP横浜二日目サイドイベント 6-1-1  1-1(決勝2没)
09/16 晴れる屋平日レガシー      3-0
09/20 エタフェス2010           6-2
09/30 晴れる屋平日レガシー      3-0
10/07 晴れる屋平日レガシー      3-0
10/14 晴れる屋平日レガシー      3-0

 デッキは全て青単マーフォーク。それに加え、9/16以降はサイドボードを含めた75枚が1枚たりとも変わっていない。

 そう、銀弾マーフォークだ。

 『Silver Bullet Merfolk』
3《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》
4《銀エラの達人/Silvergill Adept(LRW)》
4《アトランティスの王/Lord of Atlantis(TSB)》
3《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander(ROE)》
4《メロウの騎兵/Merrow Reejerey(LRW)》
3《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
4《Force of Will(AL)》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》
3《行き詰まり/Standstill(ODY)》
3《目くらまし/Daze(NEM)》
1《もみ消し/Stifle(SCG)》
1《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
12《島/Island(SOM)》
4《不毛の大地/Wasteland(TMP)》
4《変わり谷/Mutavault(MOR)》
1《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory(4ED)》

4《水没/Submerge(NEM)》
3《水流破/Hydroblast(5ED)》
2《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap(ZEN)》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》

 3月に初めてレガシーの世界に足を踏み入れ、そのとき初めて(75枚カードを借りて)使ったマーフォークというデッキに惚れこんだ俺は、半年間かけて自前のカードを集め、同時にその過程で行った飽くなき一人回しで(俺にとって)至高の75枚を練り上げるに至った。それがこの形というわけだ。

 青単マーフォークの使い手は数多くいるが、このレシピを使うのは世界広しといえど俺だけだろう。それほどまでに特徴的な1,1,1の並び、そしてそのアオリを食って3枚に減らされた必須パーツと思しきカードの数々。

 さらにその1枚スロットに名を連ねるカードたるや、《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》に始まり、果ては《もみ消し/Stifle(SCG)》そして何より《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》!呪文づまりのスプライトの採用という点だけ見ればそれほど珍しいわけでもないが、やはりこの一見、というかどこからどう見てもいびつな構築が全体として禍々しさを放っているのは否定しがたい。

 しかし、このデッキに流れている思想については既に先週の日記やエタフェスのカバレッジでも解説した。要するにこれら1枚差しはどれもこのデッキに欠くことのできない最後のピースであり、俺の魂の一部なのだ。

            ◇

 さて、晴れる屋レガシーはいつものように20時からの回に参加。

 参加者27名、スイスドロー3回戦。3-0まで駆け抜ける!!


第一回戦 VS Dredge(ンリソ君)           2-0
一戦目 先手。相手のデッキ知ってて、島島島呪い捕らえアトランティスアトランティス十手をちょっと悩んだけどキープ。相手がダブマリして動きが弱かったのでそのまま十手勝ち。
In
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》
2《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
Out
3《メロウの騎兵/Merrow Reejerey(LRW)》
3《行き詰まり/Standstill(ODY)》
二戦目 相手ワンマリ。こちらは7枚でVial十手ピアスキープ。開幕《神聖の力線/Leyline of Sanctity(M11)》置かれ、セラピー対象自分で墓トロールを落とす立ち上がり。こちらはVialゴーして相手T2のナルコ素プレイをデイズ、T3の《綿密な分析/Deep Analysis(TOR)》フラッシュバックを《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》し、この間の2回の発掘でナルコ一体も落ちてなくてこちらのT3は十手置き、相手T4もナルコ落ちなくて、ターンエンドにVialから出た銀エラが十手まとって殴って、あとはスプライト自殺させて橋3枚リムーブして勝ち。


第二回戦 VS MUD                2-1
一戦目 こっち先手、お互いワンマリ。《不毛の大地/Wasteland(TMP)》2枚で相手を事故らせて、それでも色々プレイングミス祭りでワンチャンまくられそうになるも勝ち。
In
2《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》(入れるものなさすぎワロタ)
Out
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
1《もみ消し/Stifle(SCG)》
二戦目 後手ピアスピアスでT2モノリスや三球カウンターするつもりでキープしたら相手がT1《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》から《稲妻のすね当て/Lightning Greaves(MRD)》→T2も《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》から《磁石のゴーレム/Lodestone Golem(WWK)》出てすね当てつけてパンチ!何これ。そのまま15点殴られてどうにか呪い捕らえ+谷と相打ちしてもらい、墳墓で減った相手のライフを珊瑚兜で削ろうとするが、《ウギンの目/Eye of Ugin(WWK)》からサーチされた《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》を《行き詰まり/Standstill(ODY)》から《Force of Will(AL)》トップできるつもりで珊瑚兜をブロッカーに残さなかったら当然トップせず、そのままヘルカイト通ってすね当て纏って速攻殴ってきて負け。仮に《Force of Will(AL)》トップできても珊瑚兜殴ろうが殴るまいが勝つターン一緒だったし立たせてればトップしなくてもチャンプ連打で勝てるプランあったから立たせておけば良かった。ヘタクソー。
三戦目 こっちが島VialウィルウィルStillとかいう天和で、相手ワンマリでT1《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》から《厳かなモノリス/Grim Monolith(ULG)》→《金属細工師/Metalworker(UDS)》(全部スルー)だがこっちの1stドローが変わり谷だったのでStill置けて、T2《威圧の杖/Staff of Domination(5DN)》をWillしてあとは適当に生物出して殴って相手の《防御の光網/Defense Grid(ULG)》が駆けつけるのが遅すぎてまあ勝ち。


第三回戦 VS Full English Breakfast 2-1
一戦目 先手、島島島珊瑚兜アトランティスメロウメロウみたいなハンドを相手のデッキよく知らなくてキープ。島置いてターンを返すと相手はT1にVial→T2サバイバルでどちらも通ってしまい、T3に《メロウの騎兵/Merrow Reejerey(LRW)》を《Force of Will(AL)》された返しの相手T3に《Phyrexian Dreadnought(MIR)》素プレイ→能力スタックでサバイバル起動で《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob(10E)》捨ててサーチされたドレッドノート二匹目をVialからプレイされて一匹目をサクられ、無事着地する12/12トランプル。言わずもがなそのまま蹂躙されてしまった。
In
4《水没/Submerge(NEM)》
2《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
Out
3《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》
2《行き詰まり/Standstill(ODY)》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
二戦目 お互いワンマリ。Vialスタートし、T2島島からの珊瑚兜素プレイを相手《Force of Will(AL)》→こちら《Force of Will(AL)》で強引に攻める(残りハンド1枚で島w)。だが結果これが功を奏し、相手が《渦まく知識/Brainstorm(ICE)》とフェッチのコンボを連打しているのに有効牌を引けない間にクロック刻んで最後は《強迫/Duress(M11)》からの《ヴォルラスの多相の戦士/Volrath’s Shapeshifter(STH)》をハンド2枚から《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》→《目くらまし/Daze(NEM)》で弾いて勝ち。
In
1《行き詰まり/Standstill(ODY)》
Out
1《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
三戦目 相手ワンマリ。こちらはVialスタート。相手島セットからT2トロピカル置いてタルモ、返しこちら珊瑚兜素プレイに対して相手T3サバイバルだが3枚目の土地が置けていなかったのでトロピカルを不毛して、相手のトップした《渦まく知識/Brainstorm(ICE)》をVialからの《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》で弾き、あとは相手が島1枚で止まっている間に魚の群れで蹂躙して勝ち。


 3-0。これツイてるとかじゃないだろ・・・どう考えても憑いてる。何かが。


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 Today’s tune

 初音ミク「トラベリングムード」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm12460647

コメント

D
2010年10月22日3:00

島VialウィルウィルStillとかいう天和。←ひどすぎんだろwww

まつがん
2010年10月22日3:33

4枚入ってんだからそういうのもたまにはあるよw それにそのまま土地1で詰まってたらそれでも全然負けうるし。

BadApple!!
BadApple!!
2010年10月22日8:55

漁業組合CEOに就任すべき

極上えび天丼
2010年10月22日11:05

大きい大会でも勝ってるし、エターナルのレーティングがすごい高そうです・・・。

ぷいにゅー!!
2010年10月22日13:43

正直怖い

まつがん
2010年10月22日14:46

>BadApple!!
これこそがマーフォークだ!と胸を張って言えないレシピなのがネック

>極上えび天丼
それでも↑の反映前で1760とかですね。やっぱり16kで3-0しまくっても、エターナルは基本的にレーティングみんな低いのもあってなかなか上がらない・・・

>ぷいにゅー
いつ通り魔に刺されてもおかしくないレベル

ゆうやん
2010年10月22日20:06

まだ俺のほうがレーティング高いんだねw

まつがんってmtg強いんだね。結構ミスってる気がするけど気のせいだよね。

まつがん
2010年10月22日20:18

結構どころじゃない回数ミスってるけど、まあ多分相手もミスってるんじゃね。

スライ信者
2010年10月22日23:28

僕もデッキを作っていて最終的に1~2枚刺しのカードが多くなります。

なので、個人的にまつがんさんの銀弾理論は支持していますw

つかもと
2010年10月23日1:37

こわい。

まつがん
2010年10月23日2:23

>スライ信者
やはり1枚差しはロマンがありますよね。

>つかもと
俺もこわい。

マノレコフΦニュービーヘッズ
2010年10月23日17:45

>これこそがマーフォークだ!と胸を張って言えないレシピなのがネック
これこそが俺だ!俺のデッキだ!と胸を張っていえるレシピで15連勝してる人が何をおっしゃいますか

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