Eternal Festival Tokyo
2010年9月20日 ゲーム コメント (2)デッキについては晴れる屋ブログのカバレッジ(http://mtghareruyablog.blog108.fc2.com/blog-entry-193.html)を参照。
予告通りの75枚、『Silver Bullet Merfolk』である。
何か色々インタビューに答えているが、一言で言えば『妄想』であり、ずーっと一人回ししてたらこうなっちゃいました系の電波レシピだ。
しかし、それだけにこのレシピには愛着もある。単なるコピーデッキにはない、自分なりの理論(妄想)と矜持(妄想)がある。
デッキレシピを1枚1枚事前に検討する作業は、確実に本番でのプレイミスを減らしてくれる。またサイドボーディングもスムーズかつ正確に行えるようになる。
たとえコピーデッキを使う場合でも、そのカードがどのような思想に基づいて投入され、またその枚数なのか、納得いくまで考えることがミスをなくす第一歩だと思う。
GP横浜サイドイベント、先週の晴れる屋に続き、3度目となるレガシー。
参加者245名、スイスドロー8回戦。8-0まで駆け抜ける!!
◇
第一回戦 VS Zoo 2-0
一戦目 先手。《メロウの騎兵/Merrow Reejerey(LRW)》が除去られず、ロード祭りで撲殺。
In
4《水没/Submerge(NEM)》
3《水流破/Hydroblast(5ED)》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
Out
3《行き詰まり/Standstill(ODY)》
1《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
1《目くらまし/Daze(NEM)》
1《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
1《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》
1《もみ消し/Stifle(SCG)》
二戦目 後手、《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》《銀エラの達人/Silvergill Adept(LRW)》《Force of Will(AL)》《水没/Submerge(NEM)》とあるノーランドのハンドを7枚でキープ。T1のLavamancerか何かをWillし、後手T2に島が引けてVialを置く。そこから最終的に《水没/Submerge(NEM)》4枚引いて勝ち。せこいw
第二回戦 VS Aggro Loam? 2-0
一戦目 後手。T1がTaiga置いてゴーだったのでWastelandするか悩むもVial置いてターンを返す。《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》をWillするも《突撃の地鳴り/Seismic Assault(10E)》が通ってしまい、いつローム引かれても負けだったのだがいつまで経っても引かれず《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》がちくちく殴り、相手のランドが切れたところで引いた《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander(ROE)》をレベルアップさせて勝ち。
In
4《水没/Submerge(NEM)》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》
3《水流破/Hydroblast(5ED)》
Out
3《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
1《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
1《目くらまし/Daze(NEM)》
1《もみ消し/Stifle(SCG)》
1《行き詰まり/Standstill(ODY)》
1《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》
二戦目 T1はVial+Tormodから。相手T2のサイクリングランドとフェッチへのロームに対しどうするか悩むも、即起動でテンポゲーを選択。T3に相手がMaze of Ith置いた返しにWasteland2枚でマナの出る土地を2枚とも破壊し、ロード2体並べて変わり谷と合わせてクロックを作る。ロームでリカバリーされるも相手が対応策持ってなくて勝ち。
第三回戦 VS Elves!(ゆうやん) 0-2
一戦目 後手。青対エルフのこのマッチアップはPTベルリンで散々勉強したのに、《ワイアウッドの養虫人/Wirewood Hivemaster(LGN)》絡みじゃなくて盤面にプレッシャー別にないにも関わらず手なりで《エルフの幻想家/Elvish Visionary(M10)》を《Force of Will(AL)》しちゃって《威厳の魔力/Regal Force(EVE)》通っちゃって負け。へたくそー
In
4《水没/Submerge(NEM)》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
Out
2《メロウの騎兵/Merrow Reejerey(LRW)》
1《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》
1《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》(これは抜くべきじゃないというか、増やすまであった。サイドミス)
1《もみ消し/Stifle(SCG)》
二戦目 青マナないけど対策カードうまく引けてるハンドをキープ。ちょっと青マナ詰まって、エンド前の《召喚の調べ/Chord of Calling(RAV)》→メイン《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》から仕掛けられて負け。
第四回戦 VS UW Landstill(くろわしさん) 2-0
一戦目 後手。相手T4決意の《謙虚/Humility(TMP)》が通る(笑) しかし返しで4枚目の土地であるTundraをWastelandし、1/1ビートを敢行すると相手が4枚目の土地をいつまで経っても引けず、結局1/1ビート完遂。
In
2《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
Out
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
二戦目 相手がランド2枚で止まって勝ち。
第五回戦 VS UWb PW Control 2-1
一戦目 後手。何か相手のデッキよくわかんなかったけど普通に魚出して殴って、《神の怒り/Wrath of God(10E)》食らうも《変わり谷/Mutavault(MOR)》残って返しに殴って勝ち。
In
2《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
Out
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
二戦目 ワンマリ、Vialあるハンドをキープ。ピアスもWillも引けなくてT4とT5に《仕組まれた疫病/Engineered Plague(ULG)》が通ってしまい、一応10以下だった相手のライフをスプライトで削るプランを立てるもまあ余裕で捌かれて負け。
三戦目 相手ワンマリ。こちら《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》→《アトランティスの王/Lord of Atlantis(TSB)》の動きで《仕組まれた疫病/Engineered Plague(ULG)》は1枚通るもランドと合わせて速やかに撲殺。
第六回戦 VS Merfolk with R 2-1
一戦目 後手。相手がカウンターハンドだったらしく、1枚目の《銀エラの達人/Silvergill Adept(LRW)》は弾かれるも2枚目3枚目の銀エラは通って普通に殴って勝ち。
In
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
Out
1《もみ消し/Stifle(SCG)》
二戦目 相手ダブマリ、こちらワンマリ。予想外の《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》に引っかかり、さらに《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》も通ってしまってパンプされながら15点殴られる。ラストターンに十手トップして対消滅させるも、残り少ないライフを《アトランティスの王/Lord of Atlantis(TSB)》に削りきられる。
In
1《もみ消し/Stifle(SCG)》
Out
1《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
三戦目 相手ワンマリ。こっちVialスタートで、不毛の大地絡みでプレイミスが1回あって危うくまくられそうになるが、無事《アトランティスの王/Lord of Atlantis(TSB)》トップできて勝ち。
第七回戦 VS Merfolk with B(クリリン) 1-2
フィーチャーマッチ。晴れる屋ブログのカバレッジ(http://mtghareruyablog.blog108.fc2.com/blog-entry-188.html)参照。
一戦目 後手。相手のWasteland→VialをWillし、返しにこちらがVialを置く。相手は青マナが事故ってて、こちらのWasteland起動でトップ青マナからの《メロウの騎兵/Merrow Reejerey(LRW)》を封じるのがおそらく正着だったがドロー《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander(ROE)》で結果的に正解になってそのまま撲殺。
In
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
Out
1《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
二戦目 銀エラあるもWillもVialもない上にダメージレース的にも不安があるハンドを多少思い切ってマリガン。Vialハンドが来るも相手のT2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》をカウンターできず、相殺用の十手も引けずに《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》で時間稼ぐだけで負け。
三戦目 オープンハンドが
《島/Island(M11)》
《変わり谷/Mutavault(MOR)》
《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》
《行き詰まり/Standstill(ODY)》
《目くらまし/Daze(NEM)》
《Force of Will(AL)》
《アトランティスの王/Lord of Atlantis(TSB)》
という完璧なもの。島からVialを置き、相手は島置いてエンド。こちらのT2、ドローが島で変わり谷からの《行き詰まり/Standstill(ODY)》に対して相手《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》→こちら《目くらまし/Daze(NEM)》→相手《目くらまし/Daze(NEM)》でパーマネントがなくなる。これに対してこちらの回答・・・「はい」この初心者以下のプレイミスのせいでまくられて負け。パーマネントないからアトランティスと谷で殴って勝てるかも、とか余計なこと考えたのが仇となった。《行き詰まり/Standstill(ODY)》通した方が明らかに簡単に勝てるだろjk・・・馬鹿なの?死ぬの?
第八回戦 VS Zoo 2-1
一戦目 後手。T1《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》を《Force of Will(AL)》し、VialとStillから有利になるも、Willで除去1枚余計に弾いて本命の《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander(ROE)》にPtE食らい、盤面五分になっちゃってそれでも最後トップからクリーチャー引ければ勝てたけど引けずに負け。
In
4《水没/Submerge(NEM)》
3《水流破/Hydroblast(5ED)》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
Out
3《行き詰まり/Standstill(ODY)》
1《Force of Will(AL)》
1《もみ消し/Stifle(SCG)》
1《目くらまし/Daze(NEM)》
1《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》
1《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
二戦目 相手ワンマリで《水流破/Hydroblast(5ED)》が《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》に刺さったりして割りと危なげなく勝ち。
In
1《Force of Will(AL)》
Out
1《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》
三戦目 後手ダブマリ。相手7枚キープでナカティル→教主で終わった・・・と思うもT3の第一メインに相手がフェッチ起動して、スタック水没でナカティルがどっかに行ってくれる。そのターンに4/4の《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》が出るも、相手が除去Chain Lightningしか引いてなくて、2体目の珊瑚兜へのそれをきっちり《水流破/Hydroblast(5ED)》し、飛行6点クロックの2パンで勝ち。
◇
6-2で確か12位とか。ZENのフェッチ1枚ずつと何か古いパック3個ゲット。
資産の都合上青単以外の選択肢がなかったが、Goblin踏まなかったのでそこまで問題はなかった。8回中7回後手取ったけど戦えたし、マーフォークというデッキのポテンシャルを再確認した。
しかし、それだけに乗り手のヘタクソさが悔やまれる。ゆうやん相手の一戦目とクリリン相手の三戦目はフェイタルなミスで、なければトップ8だったかもしれない。ていうか負けた二人ともトップ8入っててとても悔しい。
Zoo相手のサイドボードも、今回は運良く2回ともマッチ拾えたが、半年前にトップ4で敗れた経験を活かせているか自信がない。《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》は全抜きでよかったと思うし、《行き詰まり/Standstill(ODY)》も何枚かは残すべきだったかも。タッチ黒じゃない以上、《行き詰まり/Standstill(ODY)》を置ける瞬間を作れるのは《水没/Submerge(NEM)》だけなので《Force of Will(AL)》を全抜きするのにはかなり抵抗感があるが・・・
妄想だけではミスは完全には回避できない。本気で勝つつもりなら、実戦練習を怠るべきではなかったということだろう。
にしても今回は勝ちきれなかったけど、改めてレガシーは楽しいと感じた。
大会でデュアランを置ける日が来るかはわからないが、今やFoWもVialもWastelandも手元にある。
メタの移り変わりが激しいスタンダードから身を引いて、レガシーを主戦場にするのもいいかもしれない。
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Today’s tune
初音ミク「collapse」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12097293
コメント
先日はお疲れ様でした。
せっかくなのでリンクさせて頂きました。
宜しくお願いします。
こちらからもリンクさせていただきましたのでよろしくお願いします。