Finals2008二日目
2008年12月28日 読書さて、アラーラブロック構築とはどのような環境なのか。それは公式記事にデッキブレークダウンが載っているのでそちらを参照していただければ幸いなのだが、ジャンドが誇る最強コンボ・・・《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol(ALA)》+《骨の粉砕/Bone Splinters(ALA)》に対してどう立ち向かうかが最大の課題であったことは間違いない。
それだけに戦前の予想としては、ジャンドを使って同型をメタりにいくか、白単あるいはそれに類する白メイン系ビートを使って速度で圧倒するプラン、その二択に絞られるのではないかという考えがあったのだが、その浅慮は鮮やかに覆されることになった。
そう、ナヤ=プレインズウォーカーデッキの台頭である。
白単の3ターン目《卓越の印章/Sigil of Distinction(ALA)》同様、3ターン目《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》or《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant(ALA)》はジャンドに対して強烈なプレッシャーとなる。このぶん回りモードを擁する上に、《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》からの《残忍なハイドラ/Feral Hydra(ALA)》や、あるいは《炎破のドラゴン/Flameblast Dragon(ALA)》、《ナヤの魔除け/Naya Charm(ALA)》などで長期戦も戦い抜ける仕様。マナベースが不安定な点は否めないものの、他のシャードがオベリスクなどを使わざるをえないのに対して、最強マナブーストといっても過言ではない《アニマのドルイド/Druid of the Anima(ALA)》をフルに活用できる。
このナヤデッキが第二勢力に名乗りを上げたことは俺にとっての大きな誤算だった。はっきりいってナヤとの練習はほとんどしていなかったからだ。
だが今更泣き言を言っても始まらない。俺は自分の選択を信じるしかないのだ。
『ゆじゅでじゅ』
4《覇者シャルム/Sharuum the Hegemon(ALA)》
4《塔のガーゴイル/Tower Gargoyle(ALA)》
4《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》
4《エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor(ALA)》
4《災いの砂時計/Scourglass(ALA)》
4《取り消し/Cancel(ALA)》
4《エスパーの魔除け/Esper Charm(ALA)》
4《苦悶のねじれ/Agony Warp(ALA)》
4《急使の薬包/Courier’s Capsule(ALA)》
4《秘儀の聖域/Arcane Sanctum(ALA)》
4《海辺の城塞/Seaside Citadel(ALA)》
4《崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis(ALA)》
3《エスパーの全景/Esper Panorama(ALA)》
3《島/Island(ALA)》
3《平地/Plains(ALA)》
3《沼/Swamp(ALA)》
4《処刑人の薬包/Executioner’s Capsule(ALA)》
4《蔓延/Infest(ALA)》
4《妨げる光/Hindering Light(ALA)》
3《無知の処罰/Punish Ignorance(ALA)》
俺が選んだのは、エスパーである。
デッキ構造上《災いの砂時計/Scourglass(ALA)》を引けないと勝ちにいけないという大きな欠点を抱えてはいるものの、俺はこのデッキに魂を預けた。
理由は簡単。このデッキレシピ、美しくないか?
4と3だけで構成されたこの
大体のデッキのサイドボードに無駄に《帰化/Naturalize(ALA)》やら《祓い士の薬包/Dispeller’s Capsule(ALA)》やらが積まれて必要以上にメタられているのにわざわざエスパーで参加するマゾは俺くらいだろうという目論みもあって(実際はもちろんそんなことはなかったわけだが)、俺の中ではもはや絶好のレジスタンス日和。なればこそエスパー。
二日目五回戦、4-0してIDまで駆け抜ける!!
第六回戦 VSナヤ 2-1
一戦目 後手4ターン目に《災いの砂時計/Scourglass(ALA)》が置けてそのまま《覇者シャルム/Sharuum the Hegemon(ALA)》までつないで制圧して勝ち。
In
4《処刑人の薬包/Executioner’s Capsule(ALA)》
4《妨げる光/Hindering Light(ALA)》
Out
4《取り消し/Cancel(ALA)》
2《急使の薬包/Courier’s Capsule(ALA)》
1《塔のガーゴイル/Tower Gargoyle(ALA)》
1《エスパーの魔除け/Esper Charm(ALA)》
二戦目 確かプレインズウォーカー二個並んでボッコにされる。
In
1《エスパーの魔除け/Esper Charm(ALA)》
Out
1《妨げる光/Hindering Light(ALA)》
三戦目 お互いワンマリだが相手の初動が《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》だったので《災いの砂時計/Scourglass(ALA)》連打から《覇者シャルム/Sharuum the Hegemon(ALA)》で勝ち。
第七回戦 VSナヤ 1-2
一戦目 先手ワンマリ。《災いの砂時計/Scourglass(ALA)》で流すが土地引きすぎてて《炎破のドラゴン/Flameblast Dragon(ALA)》で負け。
In
4《処刑人の薬包/Executioner’s Capsule(ALA)》
2《妨げる光/Hindering Light(ALA)》
Out
2《取り消し/Cancel(ALA)》
1《塔のガーゴイル/Tower Gargoyle(ALA)》
2《急使の薬包/Courier’s Capsule(ALA)》
1《エスパーの魔除け/Esper Charm(ALA)》
二戦目 《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》出して長考したがジャッジに口頭で注意を受けてテンパってセットランド忘れるという最悪のプレイミスがありつつ、どうにか《災いの砂時計/Scourglass(ALA)》までこぎつけて相手のハンドを《エスパーの魔除け/Esper Charm(ALA)》で空にしてから《覇者シャルム/Sharuum the Hegemon(ALA)》出して制圧して勝ち。
三戦目 相手森セット《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》→平地セット《アニマのドルイド/Druid of the Anima(ALA)》→山セット《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》という超どぶんでこっち土地2で詰まって余裕の投了。
というわけでここで目がなくなってドロップ。んー、いいデッキだったんだけど、やはり初日の成績が3-2では少し厳しかったか。
その後はサイドイベントのドラフトに参加。
下とジャンド丸被りする流れでしょうがなくジャンドやってしょうもないデッキが完成。
1《タールの悪鬼/Tar Fiend(ALA)》
1《アンデッドのレオトー/Undead Leotau(ALA)》
2《災いの悪魔/Scourge Devil(ALA)》
1《骸骨のカターリ/Skeletal Kathari(ALA)》
2《茨団のヴィーアシーノ/Thorn-Thrash Viashino(ALA)》
1《ロウクスの突撃者/Rhox Charger(ALA)》
1《雷団の古老/Thunder-Thrash Elder(ALA)》
1《風切るイグアナール/Hissing Iguanar(ALA)》
1《血の信者/Blood Cultist(ALA)》
1《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger(ALA)》
2《ドラゴンの餌/Dragon Fodder(ALA)》
1《水膨れ虫/Blister Beetle(ALA)》
1《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie(ALA)》
1《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》
2《峠のラネット/Ridge Rannet(ALA)》
1《死を出迎える者/Deathgreeter(ALA)》
1《ジャンドの魔除け/Jund Charm(ALA)》
1《魂の火/Soul’s Fire(ALA)》
1《骨の粉砕/Bone Splinters(ALA)》
1《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》
1《ジャンドの全景/Jund Panorama(ALA)》
1《森/Forest(ALA)》
7《山/Mountain(TSP)》
7《沼/Swamp(ALA)》
除去少なっ!
第一回戦 VSナヤ 0-2
相手のデッキが強すぎてフルボッコにされた。
・・・うん、もうやめよう。サイドイベントでレーティングを稼ごうとか言える実力じゃないことがわかった。
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Today’s tune
歌和サクラ×that「Scene」(ボカロオリジナルを歌ってみた)
http://www.nicovideo.jp/watch/nm5442951
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