新エキスパンション、アラーラを加えたエクテン環境で10月末〜11月初頭に開催されるプロツアーベルリン。

 しかしアラーラが入るまでにある程度の地盤を固めておく必要があるのは言うまでもない。今まで使えていたINV-ODYブロックと7thが落ちて、ONSブロックと8th以降という新しいカードプール。今のうちにどのようなアーキタイプが成立しうるのかだけでも理解しておかねばならない。

 さて、この新環境エクテンのスタート地点となるデッキといえば・・・そう、親和である。

 『Fatal Affinity』
4《羽ばたき飛行機械/Ornithopter(10E)》
4《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》
4《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》
4《金属ガエル/Frogmite(MRD)》
4《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》
4《エイトグ/Atog(MRD)》
4《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum(LRW)》
2《彩色の星/Chromatic Star(10E)》
4《頭蓋囲い/Cranial Plating(5DN)》
4《物読み/Thoughtcast(MRD)》
4《致命的な激情/Fatal Frenzy(PLC)》
4《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》
4《大焼炉/Great Furnace(MRD)》
4《囁きの大霊堂/Vault of Whispers(MRD)》
2《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》
2《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》
2《真鍮の都/City of Brass(8ED)》

4《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
4《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》
4《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》
3《真髄の針/Pithing Needle(10E)》

 最速3キル普通に4キルという驚異の速度は、その核となるのがミラディンブロックであるからして未だ健在で、発掘デッキがそのパーツのほとんどを失って再起不能に近い今、再びメタデッキの筆頭に上がってくるのは間違いない。

 とはいえ、それが当然に予想されるとしたらメインに《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage(SOK)》が積まれることも考えられる。

 『Dark ZOO』
4《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》
3《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CHK)》
1《運命の大立者/Figure of Destiny(EVE)》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
4《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage(SOK)》
4《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》
4《タール火/Tarfire(LRW)》
4《部族の炎/Tribal Flames(TSB)》
4《燻し/Smother(ONS)》
3《溶鉄の雨/Molten Rain(MRD)》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》
3《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》
2《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》
2《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》
3《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》
1《血の墓所/Blood Crypt(DIS)》
1《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》
1《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》
1《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》
1《神無き祭殿/Godless Shrine(GPT)》
1《草むした墓/Overgrown Tomb(RAV)》
1《山/Mountain(SHM)》

3《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》
3《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
3《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》
3《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》

 となれば親和側も最速キルばかりに気をとられていられない。同型の存在も考えれば、緑を足しての《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》型が安定か。

 『Tarmo Affinity』
3《羽ばたき飛行機械/Ornithopter(10E)》
4《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》
4《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》
4《金属ガエル/Frogmite(MRD)》
4《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
4《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum(LRW)》
2《彩色の星/Chromatic Star(10E)》
4《頭蓋囲い/Cranial Plating(5DN)》
4《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》
4《物読み/Thoughtcast(MRD)》
4《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》
4《大焼炉/Great Furnace(MRD)》
4《囁きの大霊堂/Vault of Whispers(MRD)》
2《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》
3《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》
2《空僻地/Glimmervoid(MRD)》

(タルモ出ねぇwww)
4《伝承の樹/Tree of Tales(MRD)》
1《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》
2《空僻地/Glimmervoid(MRD)》

4《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》
3《原基の印章/Seal of Primordium(PLC)》
3《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》
2《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》

 メインのカタキを想定するなら親和を使う意味がないので対策はサイド後からになるが、やはりカタキ1枚通したら負けというのは対応させる側に回っているにしても打たれ弱すぎる気がする。フェッチランド−ギルドランドという強力マナベースラインがある環境では、極端な話どんなデッキにもタッチカタキが可能なのだから、サイド後はあらゆるマッチに不利がつく・・・とはいかないまでも、運ゲーに過ぎるのではないか。

 それでもメインで発掘ほどの勝率が期待できるならまだ使う価値があるのだが、残念ながらこのデッキの存在を前提とすればそこまで圧倒的な速度というわけでもない。他のデッキの構成とサイドボードを大幅に制限するという意味で、親和というデッキの存在が大きいのは確かだが、現状自分で使うにはリスクが高いと言わざるをえない。アラーラでより魅力的なコンセプトが提示されれば、あるいは・・・

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 Today’s tune

 初音ミク「Last Night, Good Night」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm4141643

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