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アオキ邸についた頃には午前1時を回っていた。今回の旅の同行者はアオキ、こうへい、らっしゅ、やまけん。PTQベルリン@長野の時のメンバーにやまけんを加えた形。どのようなアオリが飛び出すか、今からまったく予想がつかない。
午前4時出発のため、ドライバーであるアオキとこうへいは早々と就寝。らっしゅもいつの間にか寝てて、俺とやまけんのデュエルでカードが擦れあう音だけが淡々と響いていた。
俺もやまけんも純正の(つまり《石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret(MOR)》も入っていないし《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》も撃たない《薄れ馬/Wispmare(LRW)》も出さない)フェアリーで出ることは決まっていたので、まさしく不毛なフェアリー同型である。やまけんがトライアルに出ない(PPCで3byeある)ことを踏まえてもどう考えても寝た方がいいのだが、そこはそれ、マジック馬鹿が二人揃えばやることは一つである。ましてGP前の微妙に上ずったテンションというのはブレーキが壊れているのと同義だった。
そう、純正フェアリー。あれだけキスキンキスキン煽っておいてしかも結局メタデッキかよというツッコミ満員御礼なれど、Show Playなのは「だらだらMTG」であって、別に俺自身はレジスタンスを気取っていても負けるデッキを使う趣味はない。キスキンて負けるデッキなのか?少なくとも俺には勝てるヴィジョンが見えなかった。《魂を吹き消すもの/Soul Snuffers(EVE)》には本気で絶望した。最強デッキのポジションが、キスキンにとっての重みなのは明らかだった。
だからってフェアリーってお前。メタゲームに組み込まれるようでは三流以下ではなかったのか。確かにそう、その通り。だからこそブラックマーフォークなどという新しいアーキタイプの調整にも精を出した。しかし失敗した。その原因は?そう、この環境はタフ3以下のクリーチャーを全部メタっているのだ。キスキンだろうがマーフォークだろうが関係ない。《メロウの騎兵/Merrow Reejerey(LRW)》とか除去の的もいいところだ。
だがフェアリーは違う、メタられない。ヴェクトルが違いすぎるのだ。それでも、この程度ならCommandmentsのようなコントロールでも同様の結論は得られるだろう。しかしそれがフェアリーと戦ったら?フェアリーが勝つだろう。つまり最後は必ずフェアリーに行き着くのだ。フェアリーを倒せるのはフェアリーだけ。
何となくこうなる予感はしていたので、この環境のはじめあたりから俺は少しずつフェアリーを使っていた。同型のプレイングも、それなりに練習した。俺はフェアリー使いなんだ、自らに暗示をかける。体に染み付いた負けキャラへのレジスタンス。同型にさえ勝てればこのデッキは最強という確信があった。
デッキが決まったらあとは最強のフェアリーを目指すだけ。特に「フィールドの3分の1がキスキン、3分の1がフェアリー」と言われるこの環境では同型対策がもっとも肝要である。そのためには同型戦でのメインの勝率を上げなければならない。となれば《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》はメインだろう。《コショウ煙/Peppersmoke(LRW)》もキスキン・フェアリーどちらにも強いグッドカードだ。その他は固定パーツ過ぎて動かせない(この発想で既にあんちゃんには負けているのだが
こうして出発前にできたのがこの形である。
『ブラック★ロックシューター』
4《苦花/Bitterblossom(MOR)》
3《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
4《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》
3《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》
3《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
1《思案/Ponder(LRW)》
3《コショウ煙/Peppersmoke(LRW)》
3《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
4《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》
4《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
4《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
4《人里離れた谷間/Secluded Glen(LRW)》
4《沈んだ廃墟/Sunken Ruins(SHM)》
4《変わり谷/Mutavault(MOR)》
8《島/Island(SHM)》
4《沼/Swamp(SHM)》
1《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》
1《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
4《魂を吹き消すもの/Soul Snuffers(EVE)》
4《夢への委託/Consign to Dream(SHM)》
2《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
2《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre(SHM)》
また銀弾かよ、とお思いになられるかもしれない。しかしよく考えてみて欲しい。銀弾とは1枚差しが相乗効果でスロットを倍増させ相手の意表をつく、そんなコンセプトのカードだったはずだ。しかし思案は明らかに相手が「ああ思案入ってるんだ、最近にしては珍しいね」程度の感想を抱くものでしかない。つまり銀弾ではないのだ。
じゃあこの1枚差しはただの電波か、って話になる。否、断じて違う。思案は最初3枚入っていたが、調整が進むにつれて枚数が減っていき、ある時ついに1枚になった。その時俺は思ったのだ。「もしやこれが神のバランス・・・結果的に辿りついたか!?」ってね。諸君にも覚えがあるだろう。砂場の山、あるいはお子様ランチか・・・周りから削っていって最後に残ったお子様ランチの旗のイメージだ。なるほどね、これがそうだったのか。インスピレーション・・・つまり電波だ。何一つ違わなかった。
やまけんは参考のために俺のレシピを聞いて二秒で思案を土地に変えていたようだったが、この思考囲い−思案−コショウ煙のラインが感じられないようならそれはそれでいいだろう。要は乗り手の魂とどのように共鳴させるかという話であって、人にはそれぞれの電波がある。そろそろ日本語使った方がいいだろうか。いい加減着地させどころがわからなくなってきたもので。
・・・さて、アオキカーが危なっかしいながらも高速道路で神戸につく少し前、らっしゅが「GP誰が勝つか予想しようぜ」とか言い出す。高速を降りる段になって一人ずつ自らの予想を発表していくと、
こうへい「トモハル」
アオキ「イヤナガ」
やまけん「イヤナガ」
らっしゅ「マハラ」
まつがん「俺」
言った瞬間やまけんが噴きだしつつ「えっ・・・ちょっともう一回言って?」って言ってきたのが印象的だった。ちなみにこの段階で俺は1byeである。
自分の予想した人の総合順位が一番高かった人が勝ちなので、俺はトモハルやイヤナガといったトッププレイヤーらと渡り合える成績を残す必要がある。これはまさしく制約と誓約、自らを追い込むことで・・・いやそんな後ろ向きの精神ではない。むしろ駆け抜ける覚悟。ていうかこいつら予想が自分じゃないとか正気か。現実見すぎだろ。
まつがん「3byeとか今日取るし」
それが強がりなのは誰の目にも明らかだったが、ただ俺の中には、これが死亡フラグだけではなく有言実行フラグも立っている可能性がある、と信じている部分があった。2割くらい。
会場について直前トライアルI卓に申し込む。時間的にもこれでラストチャンスっぽい。意識を集中しろ。ここが正念場だぞ!
第一回戦 VS青黒マーフォーク 2−0
一戦目 後手土地4苦花3というハンドをキープ。《石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret(MOR)》出されてからうっかり《島/Island(SHM)》をセットしてしまうプレイングミスがあるも、《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》トップでクロック跳ね上がって勝ち。
In
1《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》
1《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
Out
2《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
1《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》
二戦目 相手事故って勝ち。
第二回戦 VS緑単エルフビッグマナ 2−0
一戦目 森3枚立っている相手に末裔がアタックにいってブロック前に2体目の末裔出したら《蛇変化/Snakeform(EVE)》食らって1体目が無駄に死んだりしつつも苦花強すぎて勝ち。
In
4《夢への委託/Consign to Dream(SHM)》
2《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
1《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
Out
2《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》
1《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
2《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
3《コショウ煙/Peppersmoke(LRW)》
二戦目 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》が強すぎて勝ち。
第三回戦 VSキスキン 2−0
一戦目 先手で普通に勝ち。
In
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
2《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
4《魂を吹き消すもの/Soul Snuffers(EVE)》
1《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》
Out
2《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
2《苦花/Bitterblossom(MOR)》
1《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
1《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
1《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》
1《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
二戦目 《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain(LRW)》を《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》して勝ったっぽい。
第四回戦 VS赤単シャーマン 2−1
一戦目 きっちり火力持たれてて圧敗。
In
4《魂を吹き消すもの/Soul Snuffers(EVE)》
2《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
4《夢への委託/Consign to Dream(SHM)》
1《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》
Out
3《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
1《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
1《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》
3《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
1《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
2《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
二戦目 完璧にコントロールして勝ち。
In
2《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
Out
2《苦花/Bitterblossom(MOR)》
三戦目 《アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger(SHM)》と《変わり谷/Mutavault(MOR)》ビートに苦労するが《魂を吹き消すもの/Soul Snuffers(EVE)》連打してライフ2で踏みとどまり、火力引かれずに勝ち。
第五回戦 VS青白黒コントロール(N藤君) 2−0
一戦目 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》から結構アグロに動いて削りきる。
In
1《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
2《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre(SHM)》
1《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》
Out
3《コショウ煙/Peppersmoke(LRW)》
1《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
二戦目 《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》覇権した霧縛りが《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》2発で沈んで攻め手を失うが、相手が土地引きまくってる間に《変わり谷/Mutavault(MOR)》で刻んで相手が《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》素出ししたところで《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》して相手が対処できず勝ち。
というわけで5−0して3byeゲット。GP3byeスタートとか初めてなのでテンションが上がった。夜は漫画喫茶で「あひるの空」19〜20巻読んでテンションをさらに上げる。思わず横浜大栄戦も読み直してしまった。睡眠時間?そんなの関係ねぇ!
?へ続く→
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Today’s tune
初音ミク「彼方」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3083886
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アオキ邸についた頃には午前1時を回っていた。今回の旅の同行者はアオキ、こうへい、らっしゅ、やまけん。PTQベルリン@長野の時のメンバーにやまけんを加えた形。どのようなアオリが飛び出すか、今からまったく予想がつかない。
午前4時出発のため、ドライバーであるアオキとこうへいは早々と就寝。らっしゅもいつの間にか寝てて、俺とやまけんのデュエルでカードが擦れあう音だけが淡々と響いていた。
俺もやまけんも純正の(つまり《石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret(MOR)》も入っていないし《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》も撃たない《薄れ馬/Wispmare(LRW)》も出さない)フェアリーで出ることは決まっていたので、まさしく不毛なフェアリー同型である。やまけんがトライアルに出ない(PPCで3byeある)ことを踏まえてもどう考えても寝た方がいいのだが、そこはそれ、マジック馬鹿が二人揃えばやることは一つである。ましてGP前の微妙に上ずったテンションというのはブレーキが壊れているのと同義だった。
そう、純正フェアリー。あれだけキスキンキスキン煽っておいてしかも結局メタデッキかよというツッコミ満員御礼なれど、Show Playなのは「だらだらMTG」であって、別に俺自身はレジスタンスを気取っていても負けるデッキを使う趣味はない。キスキンて負けるデッキなのか?少なくとも俺には勝てるヴィジョンが見えなかった。《魂を吹き消すもの/Soul Snuffers(EVE)》には本気で絶望した。最強デッキのポジションが、キスキンにとっての重みなのは明らかだった。
だからってフェアリーってお前。メタゲームに組み込まれるようでは三流以下ではなかったのか。確かにそう、その通り。だからこそブラックマーフォークなどという新しいアーキタイプの調整にも精を出した。しかし失敗した。その原因は?そう、この環境はタフ3以下のクリーチャーを全部メタっているのだ。キスキンだろうがマーフォークだろうが関係ない。《メロウの騎兵/Merrow Reejerey(LRW)》とか除去の的もいいところだ。
だがフェアリーは違う、メタられない。ヴェクトルが違いすぎるのだ。それでも、この程度ならCommandmentsのようなコントロールでも同様の結論は得られるだろう。しかしそれがフェアリーと戦ったら?フェアリーが勝つだろう。つまり最後は必ずフェアリーに行き着くのだ。フェアリーを倒せるのはフェアリーだけ。
何となくこうなる予感はしていたので、この環境のはじめあたりから俺は少しずつフェアリーを使っていた。同型のプレイングも、それなりに練習した。俺はフェアリー使いなんだ、自らに暗示をかける。体に染み付いた負けキャラへのレジスタンス。同型にさえ勝てればこのデッキは最強という確信があった。
デッキが決まったらあとは最強のフェアリーを目指すだけ。特に「フィールドの3分の1がキスキン、3分の1がフェアリー」と言われるこの環境では同型対策がもっとも肝要である。そのためには同型戦でのメインの勝率を上げなければならない。となれば《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》はメインだろう。《コショウ煙/Peppersmoke(LRW)》もキスキン・フェアリーどちらにも強いグッドカードだ。その他は固定パーツ過ぎて動かせない(この発想で既にあんちゃんには負けているのだが
こうして出発前にできたのがこの形である。
『ブラック★ロックシューター』
4《苦花/Bitterblossom(MOR)》
3《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
4《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》
3《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》
3《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
1《思案/Ponder(LRW)》
3《コショウ煙/Peppersmoke(LRW)》
3《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
4《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》
4《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
4《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
4《人里離れた谷間/Secluded Glen(LRW)》
4《沈んだ廃墟/Sunken Ruins(SHM)》
4《変わり谷/Mutavault(MOR)》
8《島/Island(SHM)》
4《沼/Swamp(SHM)》
1《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》
1《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
4《魂を吹き消すもの/Soul Snuffers(EVE)》
4《夢への委託/Consign to Dream(SHM)》
2《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
2《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre(SHM)》
また銀弾かよ、とお思いになられるかもしれない。しかしよく考えてみて欲しい。銀弾とは1枚差しが相乗効果でスロットを倍増させ相手の意表をつく、そんなコンセプトのカードだったはずだ。しかし思案は明らかに相手が「ああ思案入ってるんだ、最近にしては珍しいね」程度の感想を抱くものでしかない。つまり銀弾ではないのだ。
じゃあこの1枚差しはただの電波か、って話になる。否、断じて違う。思案は最初3枚入っていたが、調整が進むにつれて枚数が減っていき、ある時ついに1枚になった。その時俺は思ったのだ。「もしやこれが神のバランス・・・結果的に辿りついたか!?」ってね。諸君にも覚えがあるだろう。砂場の山、あるいはお子様ランチか・・・周りから削っていって最後に残ったお子様ランチの旗のイメージだ。なるほどね、これがそうだったのか。インスピレーション・・・つまり電波だ。何一つ違わなかった。
やまけんは参考のために俺のレシピを聞いて二秒で思案を土地に変えていたようだったが、この思考囲い−思案−コショウ煙のラインが感じられないようならそれはそれでいいだろう。要は乗り手の魂とどのように共鳴させるかという話であって、人にはそれぞれの電波がある。そろそろ日本語使った方がいいだろうか。いい加減着地させどころがわからなくなってきたもので。
・・・さて、アオキカーが危なっかしいながらも高速道路で神戸につく少し前、らっしゅが「GP誰が勝つか予想しようぜ」とか言い出す。高速を降りる段になって一人ずつ自らの予想を発表していくと、
こうへい「トモハル」
アオキ「イヤナガ」
やまけん「イヤナガ」
らっしゅ「マハラ」
まつがん「俺」
言った瞬間やまけんが噴きだしつつ「えっ・・・ちょっともう一回言って?」って言ってきたのが印象的だった。ちなみにこの段階で俺は1byeである。
自分の予想した人の総合順位が一番高かった人が勝ちなので、俺はトモハルやイヤナガといったトッププレイヤーらと渡り合える成績を残す必要がある。これはまさしく制約と誓約、自らを追い込むことで・・・いやそんな後ろ向きの精神ではない。むしろ駆け抜ける覚悟。ていうかこいつら予想が自分じゃないとか正気か。現実見すぎだろ。
まつがん「3byeとか今日取るし」
それが強がりなのは誰の目にも明らかだったが、ただ俺の中には、これが死亡フラグだけではなく有言実行フラグも立っている可能性がある、と信じている部分があった。2割くらい。
会場について直前トライアルI卓に申し込む。時間的にもこれでラストチャンスっぽい。意識を集中しろ。ここが正念場だぞ!
第一回戦 VS青黒マーフォーク 2−0
一戦目 後手土地4苦花3というハンドをキープ。《石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret(MOR)》出されてからうっかり《島/Island(SHM)》をセットしてしまうプレイングミスがあるも、《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》トップでクロック跳ね上がって勝ち。
In
1《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》
1《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
Out
2《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
1《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》
二戦目 相手事故って勝ち。
第二回戦 VS緑単エルフビッグマナ 2−0
一戦目 森3枚立っている相手に末裔がアタックにいってブロック前に2体目の末裔出したら《蛇変化/Snakeform(EVE)》食らって1体目が無駄に死んだりしつつも苦花強すぎて勝ち。
In
4《夢への委託/Consign to Dream(SHM)》
2《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
1《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
Out
2《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》
1《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
2《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
3《コショウ煙/Peppersmoke(LRW)》
二戦目 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》が強すぎて勝ち。
第三回戦 VSキスキン 2−0
一戦目 先手で普通に勝ち。
In
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
2《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
4《魂を吹き消すもの/Soul Snuffers(EVE)》
1《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》
Out
2《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
2《苦花/Bitterblossom(MOR)》
1《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
1《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
1《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》
1《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
二戦目 《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain(LRW)》を《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》して勝ったっぽい。
第四回戦 VS赤単シャーマン 2−1
一戦目 きっちり火力持たれてて圧敗。
In
4《魂を吹き消すもの/Soul Snuffers(EVE)》
2《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
4《夢への委託/Consign to Dream(SHM)》
1《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》
Out
3《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
1《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
1《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》
3《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
1《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
2《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
二戦目 完璧にコントロールして勝ち。
In
2《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
Out
2《苦花/Bitterblossom(MOR)》
三戦目 《アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger(SHM)》と《変わり谷/Mutavault(MOR)》ビートに苦労するが《魂を吹き消すもの/Soul Snuffers(EVE)》連打してライフ2で踏みとどまり、火力引かれずに勝ち。
第五回戦 VS青白黒コントロール(N藤君) 2−0
一戦目 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》から結構アグロに動いて削りきる。
In
1《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
2《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre(SHM)》
1《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》
Out
3《コショウ煙/Peppersmoke(LRW)》
1《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
二戦目 《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》覇権した霧縛りが《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》2発で沈んで攻め手を失うが、相手が土地引きまくってる間に《変わり谷/Mutavault(MOR)》で刻んで相手が《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》素出ししたところで《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》して相手が対処できず勝ち。
というわけで5−0して3byeゲット。GP3byeスタートとか初めてなのでテンションが上がった。夜は漫画喫茶で「あひるの空」19〜20巻読んでテンションをさらに上げる。思わず横浜大栄戦も読み直してしまった。睡眠時間?そんなの関係ねぇ!
?へ続く→
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Today’s tune
初音ミク「彼方」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3083886
コメント
まつがん先生の勇姿を3バイゲットの時点から観たかったのに兵庫圏内にすらいなかった。
どう思っても負け組です。
ファン失格ですね。
早く更新してくれないと職場での仕事に影響がぁぁ。
これで2回的中か、もはやまつがんマスター域じゃね?w
これで2回的中か、もはやまつがんマスター域じゃね?w