PWC-143rd-

　〜前回までのあらすじ〜

　環境のソリューションこと《疾風のデルヴィッシュ/Whirling Dervish(TSB)》に辿りつき見事に0−2ドロップかましてはや二週間。

　まつがんは未だ醒めない夢の中にいた！



　川越では不覚をとったが、明日の千葉予選ではあんな無様な姿を晒すわけにはいかない。そのためにも関東最大級の草の根大会、PWCでデッキを乗りこなしておく必要がある。いくらデッキが強くてもプレイヤーの腕が足りなければ敗北は当然の帰結。うん、今いいこと言った。ソリューションだってたまには負けるさ。人間だもの。
　

　『The Bluff to God』
4《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler(LRW)》
4《ダウスィーの殺害者/Dauthi Slayer(TSB)》
4《砂丘乗りの無法者/Dunerider Outlaw(PLC)》
4《惑乱の死霊/Hypnotic Specter(10E)》
4《硫黄の精霊/Sulfur Elemental(PLC)》
2《呪われたミリー/Mirri the Cursed(PLC)》
3《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》
4《火葬/Incinerate(10E)》
3《不敬の命令/Profane Command(LRW)》
4《トレッサーホーンの掃き溜め/Tresserhorn Sinks(CSP)》
4《硫黄泉/Sulfurous Springs(10E)》
4《偶像の石塚/Graven Cairns(FUT)》
2《ケルドの巨石/Keldon Megaliths(FUT)》
2《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg， Tomb of Yawgmoth(PLC)》
7《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp(CSP)》
1《冠雪の山/Snow-Covered Mountain(CSP)》

4《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
4《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》
4《涙の雨/Rain of Tears(10E)》
3《突然の死/Sudden Death(TSP)》

　そう、前回0−2したのはこの最後の1ピース、《突然の死/Sudden Death(TSP)》をサイドにたった3枚搭載していなかったから。よく考えてもみてくださいよ。《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》・・・？Yes！《光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf(LRW)》・・・？Yes！！《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》・・・？Yeeeeeees！！！！！これ一枚でばっちり解決。もはや《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》の時代は終わった。いや、空手の歴史を終わらせてしまったというべきか（中国四千年フラグ）。この《突然の死/Sudden Death(TSP)》が加わったことによりデッキが圧倒的に引き締まった感がしますね。だから前回はなんだかしっくりこなかったっていうのか、デッキが100％の力を出せなかったっていうか、もっちりふわふわの食感とかテイスティな甘さが足りなかったわけですよ。まぁしかしそれはあえての0−2というか、今日という日のための伏線だったわけです。まだだぞ？まだ誰も負けたなんて言ってないぞ？

　参加者140名、スイスドロー8回戦。いいだろう、8−0まで(ry

第一回戦　VS青黒赤ティーチングコントロール　　　2−0
一戦目　相手がダブマリで、《虚空/Void(TSB)》とかで粘られるがシャドーとかでちまちまライフ削ってって勝ち。
サイド・・・In　4《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》　4《涙の雨/Rain of Tears(10E)》　Out　4《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》　4《砂丘乗りの無法者/Dunerider Outlaw(PLC)》
二戦目　実はこのデッキ、見ればわかる通り《虚空/Void(TSB)》X=2で圧敗（いわゆるヴォイド2ggデックウィン）なのだが幸いにして撃たれることなく、相手が序盤にセットしたアーボーグの存在を忘れて《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》を持ってこないプレイングミスとかで勝ち。

第二回戦　VS青緑コントロール（あんちゃん）　　0−2
一戦目　先手ワンマリ、相手《根の壁/Wall of Roots(TSB)》から3ターン目《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》から
アンタップして《根の壁/Wall of Roots(TSB)》とかいうぶんぶんでろくにライフを削れないまま《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》に撲殺される。
サイド・・・In　4《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》　4《涙の雨/Rain of Tears(10E)》　Out　4《硫黄の精霊/Sulfur Elemental(PLC)》　4《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》
二戦目　《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》を初手に持ってこられないとただのクソデッキでした。

第三回戦　VS赤黒ビート（Blackmaster）　　　　　0−2
一戦目　相手先手3ターン目《惑乱の死霊/Hypnotic Specter(10E)》→除去持ってなくて仕方なく《惑乱の死霊/Hypnotic Specter(10E)》→焼かれてアドバンテージ差ついてgg。
二戦目　強烈にヌル引いて《雷刃の突撃/Thunderblade Charge(FUT)》にぼこぼこにされた。

　

　まぁなんというか・・・アレだ。よく言ってるじゃん、魂を燃やせとかビートダウンの魂とかね。そんなの関係ないくらいデッキが弱すぎた。いわば魂レベルのマゾでしたね。プロテクションフロムグリーンなんか二度と使うもんか、そう誓う12月の昼過ぎ（3回戦でドロップしたので）でした。


　へへーん！サイドイベントで2勝すればチャラだい！と意気込んでドラフトへ。
　1パック目初手はパックが弱すぎて《ツキノテブクロのエキス/Moonglove Extract(LRW)》流して《エレンドラ谷の衛兵/Sentinels of Glen Elendra(LRW)》。2手目は《巣穴のこそ泥/Warren Pilferers(LRW)》、3手目《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher(LRW)》。4手目で《使い魔の策略/Familiar’s Ruse(LRW)》と悩んで《内炎の点火者/Inner-Flame Igniter(LRW)》ピックして、あとは勝手にカードが流れてきて青赤エレメンタル一択。
　2パック目初手は《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》流して《古の円形劇場/Ancient Amphitheater(LRW)》。いや、まぁ持ってなかったんで・・・1パック目でゴブリン関係のパーツをかなり流していて下家が赤やっているらしく除去とかは流れてこないがエレメンタル関係はパーツが安すぎてガン流れ。おいしくピック。
　3パック目初手は《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》流して《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》。あとは《つっかかり/Lash Out(LRW)》が2枚取れたり《焼夷の命令/Incendiary Command(LRW)》が取れたりして祭って了。

1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
1《エレンドラ谷の衛兵/Sentinels of Glen Elendra(LRW)》
1《消えざる焼け刃/Ceaseless Searblades(LRW)》
1《亀の甲の変わり身/Turtleshell Changeling(LRW)》
2《がなりたてるボガート/Caterwauling Boggart(LRW)》
1《やっかい児/Pestermite(LRW)》
2《内炎の点火者/Inner-Flame Igniter(LRW)》
2《炎族の火吐き/Flamekin Spitfire(LRW)》
2《煙束ね/Smokebraider(LRW)》
3《魂光りの炎族/Soulbright Flamekin(LRW)》
1《炎族の喧嘩屋/Flamekin Brawler(LRW)》
1《焼夷の命令/Incendiary Command(LRW)》
1《破壊的なかがり火/Consuming Bonfire(LRW)》
2《つっかかり/Lash Out(LRW)》
1《ヴェリズ・ヴェルの刃/Blades of Velis Vel(LRW)》
1《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite(LRW)》
10《山/Mountain(LRW)》
7《島/Island(LRW)》

　楽しすぎるwwwwwwまぁ《霊気撃ち/AEthersnipe(LRW)》とか足りないけど、ピックが楽しすぎてどうでもよかった。

第一回戦　VS青多色マーフォーク　　　　　　　　2−0
一戦目　《煙束ね/Smokebraider(LRW)》から《亀の甲の変わり身/Turtleshell Changeling(LRW)》スタート。《炎族の火吐き/Flamekin Spitfire(LRW)》で《銀エラの消し去り/Silvergill Douser(LRW)》を屠り、《メロウの先触れ/Merrow Harbinger(LRW)》からの《高潮測り/Surgespanner(LRW)》を《つっかかり/Lash Out(LRW)》で除去し、《エレンドラ谷の衛兵/Sentinels of Glen Elendra(LRW)》がこつこつ削って、最後は相手の《エレンドラ谷の衛兵/Sentinels of Glen Elendra(LRW)》を《やっかい児/Pestermite(LRW)》で寝かせてワンパン入れて《炎族の火吐き/Flamekin Spitfire(LRW)》が削って勝ち。
二戦目　早々と《炎族の火吐き/Flamekin Spitfire(LRW)》が降臨し《魂光りの炎族/Soulbright Flamekin(LRW)》とコンボる。《川床の水大工/Streambed Aquitects(LRW)》のせいでうまく殴れないが《がなりたてるボガート/Caterwauling Boggart(LRW)》引いたので適当に殴ったらシャクられる。でも相手のライフが少なくて《がなりたてるボガート/Caterwauling Boggart(LRW)》2体並べて殴って数点入れて本体《焼夷の命令/Incendiary Command(LRW)》で勝ち。

第二回戦　VS青白キスキン・マーフォーク　　　　0−2
一戦目　《キンズベイルの勇士、ブリジッド/Brigid， Hero of Kinsbaile(LRW)》が降臨してぼこぼこ殴られるが反撃の機を窺いながら全部テイク。残りライフ少ないところで《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》引いてブリジッドパクって全パン入れ、次のターン《魂光りの炎族/Soulbright Flamekin(LRW)》と《内炎の点火者/Inner-Flame Igniter(LRW)》と《がなりたてるボガート/Caterwauling Boggart(LRW)》でコンボって一瞬で勝ち・・・だったのだが、次のターンに攻撃クリーチャー指定前に《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》が《渦巻沈め/Whirlpool Whelm(LRW)》され、スタックで《キンズベイルの勇士、ブリジッド/Brigid， Hero of Kinsbaile(LRW)》起動し忘れてアンタップで返したらボガートが《首のへし折り/Neck Snap(LRW)》されてブロックされて1点足りなくなって負け。プレイングミスすぎた。
二戦目　相手の島渡りが止まらなくて負け。

　ヘタクソすぎた。まぁPTQ決勝ドラフトの練習と思えばいいか。