PTQサンディエゴ@PT横浜?
2007年4月21日 読書 コメント (5)
ISBN:4829162732 文庫 武田 日向 富士見書房 2004/10 ¥588
双頭巨人戦シールド。カードプールの差、先手後手の差など、前回はこのフォーマットの持つ「運ゲー」の側面を強調した。
しかしまた一方で、別の側面から見れば、環境の理解度によってデッキ構築からゲーム中のプレイングまで大きく差が開きかねないのがこのフォーマットでもある。
だからこそ双頭巨人戦は、他のフォーマットと同様、あるいはそれ以上に、練習が不可欠なのである。
さて、プロツアー二日目の朝。
権利がなくて直前予選に出ていた者も、惜しくも初日敗退してしまった者も、次なる舞台に備え、会場に集う。すなわち、プロツアーサンディエゴのPTQである。
今年から採用された新たなフォーマット、双頭巨人戦のプロツアーということで、本来ならばプロプレイヤークラブで権利を持っているような、まさしく「プロ」と呼ばれるような人たちも、このPTQ参加者のあちこちに見受けられた。それもそのはず、既述のように双頭巨人戦は相当の練習(駄洒落ではない)を必要とするが、今のところその練習機会は通常の構築やリミテッドと比べて、圧倒的に少ないのである。
今回のプロツアー横浜はブロック構築であるが、MO上での調整を重ねたプレイヤーたちによるメタゲームの研究・発展が見られたということで、以前までは世界各地のいくつかのプロプレイヤー同士のコミュニティ内とその他の参加者との間にあった情報格差がなくなってきたという話もある。MO上では毎日何十何百とデュエルが行われているため、メタの回転が早く、また世界のどこかで生まれた最先端の構築技術が即時入手できる(注:筆者の妄想)。だがそんなMOにも弱点が存在した。MOでは双頭巨人戦はできないのだ。
まして5月にフューチャーサイトが発売されれば、カードプールが大幅に広がり、プロツアー本戦のレギュレーションである双頭巨人戦ドラフトはさらなる未知の領域に突入することになる。
しかし、これは同時にチャンスでもある。
ほとんどの人が手探り状態の今、有効なテクニックを自分たちだけのものにしてしまえば、MOという情報公開の場がない以上、安定した勝率を残せるのだ(言うまでもなく妄想である)。
とりあえずフューチャーサイトの入る前としてはおそらく最後のPTQとなるこの機会に、ぜひとも権利を取っておきたいところである。
チェックパックからは《滅び/Damnation(PLC)》が出現してちょっと萎え気味。まぁ関係ないけど。
もらったパックはこちら。
<白>×19
1《アムローの求道者/Amrou Seekers(TSP)》
1《ベナリアの騎兵/Benalish Cavalry(TSP)》
1《騎兵戦の達人/Cavalry Master(TSP)》
1《正義の凝視/Gaze of Justice(TSP)》
1《聖なる後光の騎士/Knight of the Holy Nimbus(TSP)》
1《一瞬の瞬き/Momentary Blink(TSP)》
1《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》
1《魂の因縁/Spirit Loop(TSP)》
1《監視スリヴァー/Watcher Sliver(TSP)》
1《ムーア人の騎兵/Moorish Cavalry(TSB)》
2《エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher(PLC)》
1《幽霊の戦術家/Ghost Tactician(PLC)》
1《不愉快の拒絶/Rebuff the Wicked(PLC)》
1《再拘束/Retether(PLC)》
1《塩平原の世捨て/Saltfield Recluse(PLC)》
1《メサの女魔術師/Mesa Enchantress(PLC)》
1《筋力スリヴァー/Sinew Sliver(PLC)》
1《太陽の槍/Sunlance(PLC)》
<青>×22
1《戸惑い/Bewilder(TSP)》
1《入念な考慮/Careful Consideration(TSP)》
1《珊瑚のペテン師/Coral Trickster(TSP)》
1《夢で忍び寄るもの/Dream Stalker(TSP)》
1《永遠の罠/Eternity Snare(TSP)》
1《水深の予見者/Fathom Seer(TSP)》
1《イクシドロン/Ixidron(TSP)》
1《コー追われの物あさり/Looter il-Kor(TSP)》
1《奇声スリヴァー/Screeching Sliver(TSP)》
1《流水の海蛇/Slipstream Serpent(TSP)》
1《トゲ尾の仔ドレイク/Spiketail Drakeling(TSP)》
1《ヴィセリッドの深み歩き/Viscerid Deepwalker(TSP)》
1《水変化の精体/Aquamorph Entity(PLC)》
1《バザールの大魔術師/Magus of the Bazaar(PLC)》
2《模る寄生/Shaper Parasite(PLC)》
1《覆われた奇異/Veiling Oddity(PLC)》
2《悲しげな考え/Wistful Thinking(PLC)》
1《霊糸の幻/Gossamer Phantasm(PLC)》
1《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》
1《激浪のこそ泥/Riptide Pilferer(PLC)》
<黒>×20
1《冥界への呼び声/Call to the Netherworld(TSP)》
1《肥満死体/Corpulent Corpse(TSP)》
1《隻眼の巨人/Cyclopean Giant(TSP)》
1《闇の萎縮/Dark Withering(TSP)》
1《堕ちたる理想/Fallen Ideal(TSP)》
1《虚弱/Feebleness(TSP)》
1《マナを間引くもの/Mana Skimmer(TSP)》
1《卑屈な騎士/Skulking Knight(TSP)》
1《絞殺の煤/Strangling Soot(TSP)》
1《突然の死/Sudden Death(TSP)》
1《大物狙い/Big Game Hunter(PLC)》
1《揺り籠から墓場まで/Cradle to Grave(PLC)》
1《打ち砕く希望/Dash Hopes(PLC)》
1《命取りの幼虫/Deadly Grub(PLC)》
1《深夜の魔除け/Midnight Charm(PLC)》
1《背びれクーサイト/Ridged Kusite(PLC)》
1《吐毒スリヴァー/Spitting Sliver(PLC)》
1《哀愁/Melancholy(PLC)》
1《ラースのわな師/Rathi Trapper(PLC)》
1《吸血の絆/Vampiric Link(PLC)》
?へ続く→
双頭巨人戦シールド。カードプールの差、先手後手の差など、前回はこのフォーマットの持つ「運ゲー」の側面を強調した。
しかしまた一方で、別の側面から見れば、環境の理解度によってデッキ構築からゲーム中のプレイングまで大きく差が開きかねないのがこのフォーマットでもある。
だからこそ双頭巨人戦は、他のフォーマットと同様、あるいはそれ以上に、練習が不可欠なのである。
さて、プロツアー二日目の朝。
権利がなくて直前予選に出ていた者も、惜しくも初日敗退してしまった者も、次なる舞台に備え、会場に集う。すなわち、プロツアーサンディエゴのPTQである。
今年から採用された新たなフォーマット、双頭巨人戦のプロツアーということで、本来ならばプロプレイヤークラブで権利を持っているような、まさしく「プロ」と呼ばれるような人たちも、このPTQ参加者のあちこちに見受けられた。それもそのはず、既述のように双頭巨人戦は相当の練習(駄洒落ではない)を必要とするが、今のところその練習機会は通常の構築やリミテッドと比べて、圧倒的に少ないのである。
今回のプロツアー横浜はブロック構築であるが、MO上での調整を重ねたプレイヤーたちによるメタゲームの研究・発展が見られたということで、以前までは世界各地のいくつかのプロプレイヤー同士のコミュニティ内とその他の参加者との間にあった情報格差がなくなってきたという話もある。MO上では毎日何十何百とデュエルが行われているため、メタの回転が早く、また世界のどこかで生まれた最先端の構築技術が即時入手できる(注:筆者の妄想)。だがそんなMOにも弱点が存在した。MOでは双頭巨人戦はできないのだ。
まして5月にフューチャーサイトが発売されれば、カードプールが大幅に広がり、プロツアー本戦のレギュレーションである双頭巨人戦ドラフトはさらなる未知の領域に突入することになる。
しかし、これは同時にチャンスでもある。
ほとんどの人が手探り状態の今、有効なテクニックを自分たちだけのものにしてしまえば、MOという情報公開の場がない以上、安定した勝率を残せるのだ(言うまでもなく妄想である)。
とりあえずフューチャーサイトの入る前としてはおそらく最後のPTQとなるこの機会に、ぜひとも権利を取っておきたいところである。
チェックパックからは《滅び/Damnation(PLC)》が出現してちょっと萎え気味。まぁ関係ないけど。
もらったパックはこちら。
<白>×19
1《アムローの求道者/Amrou Seekers(TSP)》
1《ベナリアの騎兵/Benalish Cavalry(TSP)》
1《騎兵戦の達人/Cavalry Master(TSP)》
1《正義の凝視/Gaze of Justice(TSP)》
1《聖なる後光の騎士/Knight of the Holy Nimbus(TSP)》
1《一瞬の瞬き/Momentary Blink(TSP)》
1《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》
1《魂の因縁/Spirit Loop(TSP)》
1《監視スリヴァー/Watcher Sliver(TSP)》
1《ムーア人の騎兵/Moorish Cavalry(TSB)》
2《エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher(PLC)》
1《幽霊の戦術家/Ghost Tactician(PLC)》
1《不愉快の拒絶/Rebuff the Wicked(PLC)》
1《再拘束/Retether(PLC)》
1《塩平原の世捨て/Saltfield Recluse(PLC)》
1《メサの女魔術師/Mesa Enchantress(PLC)》
1《筋力スリヴァー/Sinew Sliver(PLC)》
1《太陽の槍/Sunlance(PLC)》
<青>×22
1《戸惑い/Bewilder(TSP)》
1《入念な考慮/Careful Consideration(TSP)》
1《珊瑚のペテン師/Coral Trickster(TSP)》
1《夢で忍び寄るもの/Dream Stalker(TSP)》
1《永遠の罠/Eternity Snare(TSP)》
1《水深の予見者/Fathom Seer(TSP)》
1《イクシドロン/Ixidron(TSP)》
1《コー追われの物あさり/Looter il-Kor(TSP)》
1《奇声スリヴァー/Screeching Sliver(TSP)》
1《流水の海蛇/Slipstream Serpent(TSP)》
1《トゲ尾の仔ドレイク/Spiketail Drakeling(TSP)》
1《ヴィセリッドの深み歩き/Viscerid Deepwalker(TSP)》
1《水変化の精体/Aquamorph Entity(PLC)》
1《バザールの大魔術師/Magus of the Bazaar(PLC)》
2《模る寄生/Shaper Parasite(PLC)》
1《覆われた奇異/Veiling Oddity(PLC)》
2《悲しげな考え/Wistful Thinking(PLC)》
1《霊糸の幻/Gossamer Phantasm(PLC)》
1《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》
1《激浪のこそ泥/Riptide Pilferer(PLC)》
<黒>×20
1《冥界への呼び声/Call to the Netherworld(TSP)》
1《肥満死体/Corpulent Corpse(TSP)》
1《隻眼の巨人/Cyclopean Giant(TSP)》
1《闇の萎縮/Dark Withering(TSP)》
1《堕ちたる理想/Fallen Ideal(TSP)》
1《虚弱/Feebleness(TSP)》
1《マナを間引くもの/Mana Skimmer(TSP)》
1《卑屈な騎士/Skulking Knight(TSP)》
1《絞殺の煤/Strangling Soot(TSP)》
1《突然の死/Sudden Death(TSP)》
1《大物狙い/Big Game Hunter(PLC)》
1《揺り籠から墓場まで/Cradle to Grave(PLC)》
1《打ち砕く希望/Dash Hopes(PLC)》
1《命取りの幼虫/Deadly Grub(PLC)》
1《深夜の魔除け/Midnight Charm(PLC)》
1《背びれクーサイト/Ridged Kusite(PLC)》
1《吐毒スリヴァー/Spitting Sliver(PLC)》
1《哀愁/Melancholy(PLC)》
1《ラースのわな師/Rathi Trapper(PLC)》
1《吸血の絆/Vampiric Link(PLC)》
?へ続く→
コメント
てか、よくこんなに書きましたねw。
毎度毎度の事ながら感心して読んでます。
特に環境への考察など、いろいろ参考になった点が多くありました。是非とも知人にも教えたいと思うのですがいいでしょうかね?
なんかカードプールをきっちり書いてしまうと、それに比して文章が少ないのはいかにも手抜きって感じがして・・・
こんな妄想でよければ、もちろんどうぞ。
お前ら2人の「結束の力」は他のチームにはないものがあるからなw
俺たちの前に果てしなく続く闘いのロード、俺も続きたいぜw
仙台来る必要全然ないっすねw
あと是非MOを(ry