Darkblast X ?
2005年12月11日 前日の疲れの残る中、資産家の指定した待ち合わせの「7時池袋」に間に合うように4時45分に起床し5時40分頃家を出る。
その段階で資産家がくりりんさんのサイカで出る決心を固めていたようだが、おいらと時の詩人は残ったカードプールで組める（おいら達のコミュニティはエクテンのカードを毎回必死になってかき集めている）最強の二つのデッキであるCALと親和について、どちらがどちらを使うか決めかねていた。
そうはいっても前日あれだけ（プレイミスを）やらかした後でCALを使いこなせる自信はなかったし、今回は東大生でイケメンでついでに頭がいい時の詩人がいたので、彼にCALを押しつけて、頭の悪い自分は親和で何も考えずにただパーマネントを並べて殴ろうという魂胆が働いて、何となく親和で出るかな的ムードの中、宇都宮への電車の中の退屈な時間を夢うつつで過ごした。
宇都宮に着くと街のいたるところに「餃子」の文字。帰りはうまい餃子が食えそうだとかいう既に別次元の期待感に胸を膨らませていた我々は、駅からさらにバスで20分という微妙な会場のアクセスの悪さに対する不満などこれっぽっちも口に出したりはせず、ただひたすら「ていうか宇都宮遠くね？」「餃子が食べたい」「Food！Food！」などとぶーたれていたのであった。
会場に着くと人はまばら。これはひょっとしてつくば同様スイスドロー五回戦の予感？などと考える暇もなく、さっさとデッキを決めなければならない。悩んだ末、やはり前日、そしてこの日の移動の疲労を考えて脳を酷使しないデッキということで親和をチョイス。（なおこの話を聞いた人は全員「ていうか親和が一番ムズくね？」と返してくるのだが、おいらにとっては親和は何も考えなくていいお手軽最強デッキである。つまり、おいらの親和は何も考えてないのでただのクソデッキであるという結論が導き出される）
ただ一口に親和といってもその中身は様々。《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》まで入れてぶん回りに命を懸けるデッキもあれば、《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》を入れたり、《火+氷/Fire+Ice(AP)》を入れたり、《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》、《溶接の壺/Welding Jar(MRD)》、《チス＝ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria(MRD)》、《チス＝ゴリアの鱗/Scale of Chiss-Goria(MRD)》etc... スタンダード当時ですら多種多様にして一つところに定まることがなかったアーキタイプであるからして、エクステンデッドの親和はその1枚1枚がデッキの表情を大きく変える要素となりうるのである。
もっとも大まかな内容としては、GP北京だかそこらでトモハル君が使用していた親和をコピるところからスタートしているわけで、問題はおいらたちがその時点で《真髄の針/Pithing Needle(SOK)》を3枚しか持っておらず、そのスペースに《テラリオン/Terrarion(RAV)》が入っていたことだった。
おりしも《厳粛な空護り/Somber Hoverguard(MRD)》4、《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》4というぶん回り重視というにはあまりにも歪なマナカーブに疑問を抱いていたおいらは、その時たまたま時の詩人の手元にあったカード群の中からある一種類のカードをピックアップし、デッキに入れることを決めたのである。その、《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》を。
別に赤ボムを親和に入れること自体はさして珍しいことでもないし、その入れ方も、《厳粛な空護り/Somber Hoverguard(MRD)》と《テラリオン/Terrarion(RAV)》と《空僻地/Glimmervoid(MRD)》をそれぞれ1枚ずつ抜いて3枚入れるという実に地味なものに留まった。《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》を除去できるから、最後の数点を削りきれるから、マナカーブを調整するため、など様々な理由があって採用に踏み切ったわけだが、最初は《チス＝ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria(MRD)》を入れようとしていたし、何故《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》に落ち着いたのか、その決定的な理由というものが果たしてあったのか、それともその場のノリか、今となっては知る術もない。
こうして、メインボードが決まった。
《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》×4
《厳粛な空護り/Somber Hoverguard(MRD)》×3
《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》×4
《金属ガエル/Frogmite(MRD)》×4
《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》×4
《羽ばたき飛行機械/Ornithopter(9ED)》×4
《頭蓋囲い/Cranial Plating(5DN)》×4
《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》×4
《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》×3
《真髄の針/Pithing Needle(SOK)》×3
《物読み/Thoughtcast(MRD)》×4
《空僻地/Glimmervoid(MRD)》×1
《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》×2
《大焼炉/Great Furnace(MRD)》×4
《囁きの大霊堂/Vault of Whispers(MRD)》×4
《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》×4
《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》×4
?へ続く→
その段階で資産家がくりりんさんのサイカで出る決心を固めていたようだが、おいらと時の詩人は残ったカードプールで組める（おいら達のコミュニティはエクテンのカードを毎回必死になってかき集めている）最強の二つのデッキであるCALと親和について、どちらがどちらを使うか決めかねていた。
そうはいっても前日あれだけ（プレイミスを）やらかした後でCALを使いこなせる自信はなかったし、今回は東大生でイケメンでついでに頭がいい時の詩人がいたので、彼にCALを押しつけて、頭の悪い自分は親和で何も考えずにただパーマネントを並べて殴ろうという魂胆が働いて、何となく親和で出るかな的ムードの中、宇都宮への電車の中の退屈な時間を夢うつつで過ごした。
宇都宮に着くと街のいたるところに「餃子」の文字。帰りはうまい餃子が食えそうだとかいう既に別次元の期待感に胸を膨らませていた我々は、駅からさらにバスで20分という微妙な会場のアクセスの悪さに対する不満などこれっぽっちも口に出したりはせず、ただひたすら「ていうか宇都宮遠くね？」「餃子が食べたい」「Food！Food！」などとぶーたれていたのであった。
会場に着くと人はまばら。これはひょっとしてつくば同様スイスドロー五回戦の予感？などと考える暇もなく、さっさとデッキを決めなければならない。悩んだ末、やはり前日、そしてこの日の移動の疲労を考えて脳を酷使しないデッキということで親和をチョイス。（なおこの話を聞いた人は全員「ていうか親和が一番ムズくね？」と返してくるのだが、おいらにとっては親和は何も考えなくていいお手軽最強デッキである。つまり、おいらの親和は何も考えてないのでただのクソデッキであるという結論が導き出される）
ただ一口に親和といってもその中身は様々。《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》まで入れてぶん回りに命を懸けるデッキもあれば、《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》を入れたり、《火+氷/Fire+Ice(AP)》を入れたり、《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》、《溶接の壺/Welding Jar(MRD)》、《チス＝ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria(MRD)》、《チス＝ゴリアの鱗/Scale of Chiss-Goria(MRD)》etc... スタンダード当時ですら多種多様にして一つところに定まることがなかったアーキタイプであるからして、エクステンデッドの親和はその1枚1枚がデッキの表情を大きく変える要素となりうるのである。
もっとも大まかな内容としては、GP北京だかそこらでトモハル君が使用していた親和をコピるところからスタートしているわけで、問題はおいらたちがその時点で《真髄の針/Pithing Needle(SOK)》を3枚しか持っておらず、そのスペースに《テラリオン/Terrarion(RAV)》が入っていたことだった。
おりしも《厳粛な空護り/Somber Hoverguard(MRD)》4、《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》4というぶん回り重視というにはあまりにも歪なマナカーブに疑問を抱いていたおいらは、その時たまたま時の詩人の手元にあったカード群の中からある一種類のカードをピックアップし、デッキに入れることを決めたのである。その、《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》を。
別に赤ボムを親和に入れること自体はさして珍しいことでもないし、その入れ方も、《厳粛な空護り/Somber Hoverguard(MRD)》と《テラリオン/Terrarion(RAV)》と《空僻地/Glimmervoid(MRD)》をそれぞれ1枚ずつ抜いて3枚入れるという実に地味なものに留まった。《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》を除去できるから、最後の数点を削りきれるから、マナカーブを調整するため、など様々な理由があって採用に踏み切ったわけだが、最初は《チス＝ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria(MRD)》を入れようとしていたし、何故《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》に落ち着いたのか、その決定的な理由というものが果たしてあったのか、それともその場のノリか、今となっては知る術もない。
こうして、メインボードが決まった。
《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》×4
《厳粛な空護り/Somber Hoverguard(MRD)》×3
《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》×4
《金属ガエル/Frogmite(MRD)》×4
《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》×4
《羽ばたき飛行機械/Ornithopter(9ED)》×4
《頭蓋囲い/Cranial Plating(5DN)》×4
《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》×4
《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》×3
《真髄の針/Pithing Needle(SOK)》×3
《物読み/Thoughtcast(MRD)》×4
《空僻地/Glimmervoid(MRD)》×1
《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》×2
《大焼炉/Great Furnace(MRD)》×4
《囁きの大霊堂/Vault of Whispers(MRD)》×4
《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》×4
《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》×4
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